概要
『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』の登場人物。
ライモンシティの遊園地に落ちていたライブキャスターを拾うと直後に着信が来て、それ以降持ち主だという女の子から連絡が来るようになる。ただしカメラ機能が付いてない旧型ライブキャスターからの連絡のため、お互いに相手の姿が見えないSOUNDONLYでの通話のみが可能である。
その後、イッシュ地方各地の特定の場所で来る連絡を何回か取るとイベントが進み、ライモンシティの観覧車にて実際に対面。ライブキャスターを返却し、その後はライバルや博士と同様にお互いの姿が見える状態での通話ができるようになる。
何度も電話をかけると徐々に親密になっていき、再び遊園地の観覧車にて約束をするように。つまり、ポケモン初の恋愛ゲー要素である。
BW2落し物イベント
主人公との出会い
主人公が落とし物のライブキャスターを拾うと持ち主から着信が掛かり、遊園地に行った際に落としたこと、今は旧型のライブキャスターから連絡していることを伝えられる。旧型のライブキャスターにはカメラ機能が付いていないらしく、お互いに相手の姿は見えずにSOUND ONLYでの会話となる。
落とし主はルリと名乗り、しばらくの間主人公がそのライブキャスターを預かることに。以降、ルリから電話が入るようになる。
ルリは仕事をしているらしく、電話からはいつも忙しそうな声が聞こえてくる。何やらうるさいマ……先輩がいるそうだ。ルリとのやり取りの中で主人公は自分の趣味等を教え、ルリがそれに感心して、そして仕事が始まりそうだから切るね、という流れになる。
そうやってやり取りをしていくと10回目の通話で、ルリが丁度仕事が休みでライブキャスターを受け取りに行けるとのことで、彼女の方からライモンシティの観覧車前で会おうと持ちかけてくる。
そしてライモンシティの観覧車前。そこにいたのは白い帽子にピンクの髪の、主人公と同じ位の年齢の可愛い女の子だった。
対面以降
話しかけられて最初は何かに焦っていたようだが、相手がライブキャスターでの話し相手だと分かると安心する。
しょっちゅうライブキャスターを使っていたため仕事の先輩から怒られたらしく、これからはそちらから電話を掛けて欲しいと告げられ、改めて主人公のライブキャスターにルリの電話番号を登録することになる。
11回目からはかける度にルリの趣味を教えてくれ、散歩好きなことやノーマルタイプが好きなこと、弟や妹がいること、仕事で様々な地方に行った時によくポケモンを交換すること等を話してくれる。
そして20回目、これからも連絡をくれると嬉しいと主人公との会話を楽しんでいる旨を告げられる。
それからは、妹の初めてのポケモンは何がいいかとか、弟のハハコモリになかなか勝てないのでアドバイスが欲しいとかといった相談を持ちかけてくるようになる。 中にはメダルおやじが彼女にもメダルラリーを勧めていた
そして30回目、ライモンシティの観覧車前でまた直接会わないかと言われ会うことに。
ライモンシティの観覧車前でルリと再会、なんと今回はルリと一緒に観覧車に乗ることになる。その中で、主人公と話していると元気になる等と言われる。
因みに30回目以降、ライブキャスターに出たルリは頬を染めるように。
それからは様々な会話をランダムで行うようになる。
カントーやホウエンといった遠くの地方に行った際の話だったり、お散歩コースを見つけたから一緒に散歩したいと話したり、ミックスオレが当たったけど2人の時だったら一緒に分けてあげられたのに……と話したり、やたら「えへへ」とか「ふふふ」とかにやけたりする事も。
そして40回目は仕事中だけどちょっと話したかったからという理由だけで電話を掛けてくれる。このときは旧型のライブキャスターで声での会話となる。
それからも会話を続けて50回目。
着信までちょっと間があるのだが……
何故か一瞬で切られる。
ちなみにこの時に電話に出るのはいつものルリではなく、ルリと同じ顔、同じ髪の色だが髪をサイドテールでカールさせて大きなリボンをつけた人物。
そして次に掛けた際には仕事場の人が間違えて出てしまったのだと説明されるが……?
これ以降は特に進展は無いが、30回目のやり取りをした翌日以降、その日に初めて掛けた時にはルリと観覧車前で観覧車に乗れる。
そして観覧車を降りた後に、ポケモン交換を提案するようになる。
以降、ネタバレとなるので次項にて解説
正体(ネタバレ注意)
※本キャラクターにおける重大なネタバレが含まれております。閲覧には充分ご注意下さい。
ルリの正体は、売り出し中のアイドルのルッコである。
遊園地の人物の話やルリ本人の話だったり、テレビのタレントチャンネルから推測が可能。50回目の通話時の姿も仕事モードだろう。
持ち歌はハートスイーツください、ふたりのスカイアローブリッジ、ライブキャスターラヴの3曲。
主人公と交換したポケモンを連れてテレビに出る事があり、「大切な友達と交換したんですけど、すっごく可愛いんですよ!!」と言っている様子が確認できる。
また、主人公との交流を「嬉しい事があったけどちょっとナイショ」と語る事も。
なお、ルリとルッコのどちらが本名なのかは不明。
交換したポケモンの親の名前がルリであることからそちらが本名とも考えられるが、最初に落とし物のライブキャスターを拾った時の通話では「ル……」と言いかけてから言い直すように「ルリ」と名乗っており、本名が「ルッコ」であるがそれを誤魔化そうとしたともとれる。
ただし、「ルッコ」という名前で芸能活動をしているために敢えて本名の「ルリ」を名乗ったという可能性もある。
余談
何度目かの通話以降はライブキャスター越しで「顔が見れてうれしいな」と必ず言うようになる。自分は今何のゲームをやっているのだろうかと錯覚しちゃうほどのギャルゲー。当時、ルリにガチ恋した子供の数も少なくなく、なんと彼女とのポケモン交換に伝説のポケモンを出してしまう人もいた。
イベントの優遇度から、このルリとのイベントのためだけに男主人公を選んでも良いとまで言ってしまう人もいるほど。
父母に加え、妹と弟がいることをライブキャスターでの通話中に上述の通り言及する。
会話中の「あはは…」といった笑い方や「……」が多用される喋り方、親密度を上げるにつれての言動の端々の雰囲気の変化から「重い女」、「ヤンデレ」などと言われることもある。
交換で入手できるポケモン(入手できる順)
レベルはいずれも50で、特性は隠れ特性。もちものはふしぎなアメや各地方の名物。
トゲピーを交換した次はニャースに戻る。