CV:冬馬由美
概要
登場したのはアニメ『ポケットモンスター』無印の第9話「ポケモンひっしょうマニュアル」。
「関口宏の東京フレンドパークⅡ」のクイズ!ボディ&ブレインみたいな事を一人でやらされる予備校ポケモンゼミの初級クラス最優秀生徒。
生徒からは「セイヨさん」と慕われている。容姿はミニスカート(トレーナー)。後にも先にもアニポケでミニスカートが出てきたのはこの回のみである。
アニポケでは珍しくフルネームが公表されている数少ないキャラ。しかもちゃんと漢字表記が判明している。名前の由来は優等生から。EDでは固有名詞ありの他のキャラクターと同様にセイヨとカタカナ表記。尚「優藤(ゆうとう)」という名字は、現実世界には存在しない架空の名字である。
ジュン「いいんです。性格悪くても可愛いければ」
サトシ「大して可愛くなくても性格悪いのもいるしね」
非常に嫌味ったらしく高飛車な性格。他方でサトシとタケシが写真を見て「可愛い」「8年後が楽しみ」と鼻の下を伸ばして見惚れるレベルの美少女で、聖代と会った時も2人は赤面してデレデレだった。コジロウもムサシが聖代の口上に対して、自分達より大きなこと言ってると言った際に「可愛いけりゃいいのよ」と目を輝かせて言っている。
サトシはその後セイヨ本人の性格を直接見た後は平常運転に戻ってるのですぐに熱が冷めた様子。
ポケモンゼミの同僚であるジュン(こいつではない)から惚れられており、彼は自分と彼女の相合傘入りの彼女の写真を持ち歩いていた。
…しかしなぜか「ジュン(相合傘)優藤聖代」という表記である。なんで相手だけフルネームやねん!
マニュアル至上主義者でレベルがすべてだと思っている節がある。後のシリーズでもこういう奴いたな。
ジュンをかばってバトルを挑んできたカスミを圧倒して完勝。
だが、サトシのピカチュウに敗れた事で型や常識に捉われない戦い方もある事を学び、最終的にサトシの事を認め、ジュンに対する態度も改めお互いに頑張ることを誓った。
本家ゲームでもピカチュウバージョンにて、いわば逆輸入で登場した。肩書はなぜかガールスカウトであった。
使用ポケモン
主に地面タイプを使用。
ゴローン
レベルが高く、何と水4倍にもかかわらず水攻撃を受けきってスターミーを瞬殺した。アニポケではよくあることとはいえゲーム版プレイ済みの多くの視聴者はなん…だと…とポカーンとしただろう。
(当然、当時は特性がんじょうなど存在しない。)
スターミーを瞬殺されたカスミも「こんなことって…」とガチでショックを受けていた。
一体どれぐらいレベルが高かったのだろうか…?
カラカラ
サトシとのピカチュウのバトルで使用。
最初はにらみつける→にらめっこからのホネこんぼう→ホネブーメランをピカチュウにモロにヒットさせるなどで優位に戦いを進めるもピカチュウに頭の骨をひっくり返されて前が見えなくなった隙に噛みつかれたり引っかかれたりキックされたりとフルボッコされるというリアルファイトを仕掛けられ、とどめに既に投げられていたホネブーメランが自分に返ってくる形でぶつかり敗北した。負けた後は泣きじゃくっていた…もはや勝ち方が今でいうかたやぶり(「メチャクチャ戦法」)である。
セイヨ曰く「ピカチュウが電気以外の技を使うなんて教科書にもどの参考書にも載っていなかった」らしい。なお、奇しくもサトシのピカチュウはだいぶ後に電気以外の技を修得しておりその技はメインウェポンの1つになっている。
いつも通り物語終盤でロケット団がポケモンを奪いにやって来た時、「常識に捉われないやり方」と称してポケモンを一切使わず彼女含む生徒全員でモンスターボールを大量にぶつけて撃退している。
なんか間違った方向に学習してしまったような・・・。
まぁ主人公のサトシですらトリプルバトルどころかダブルバトルがない時代にポケモン3匹以上でロケット団をフルボッコ(当然ルール違反だが、彼らは悪党なのでルールなど無用なのだろう)してるし、多少はね?
電撃ピカチュウ
第三話にちらっと登場。ランクAのポケモン捕獲に成功したらしく、周りから誉め称えられていた。
第七話でも再登場し、アニメでは見られなかった冬服姿でジュンと一緒にイミテとメタモンの漫才を観覧していた。その後なんやかんやあってピカチュウとはぐれ三人でボケていたサトシ達を横目に「楽しそうね」とジュンと一緒に紅茶を飲みつつツッコんでいた。
アニメと違って黒髪で、冬服姿はぱっと見この人にそっくりな気がしなくもない。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ) ミニスカート(トレーナー) アニポケ無印ゲスト
ウララ(トレーナー):『ダイヤモンド&パール』の登場人物。見た目は可愛いが性格は高飛車、手持ちにじめん複合(ガバイト)がいる…という点が似ている。