概要
文書を書くためのコンピューターソフトには、あらかじめ多くの文字が登録されている。ところが稀に、使おうと思っていた文字が用意されていないことがある。このように使用するソフトに用意されていない文字を外字という。外字エディタとは、この外字を自分で作成するための機能である。作って登録された外字は自分の文書などに使用できる。
ペンや鉛筆、筆などを使ってアナログな手法で書くわけにはいかないため、作成のときには広がったマス目(例えば64×64)の中の必要な部分を塗って作る。基本的な作成手法はドット絵と共通するが、外字エディタは基本的に白黒限定である。
本来は「実在する言語に実在する文字だが、使用頻度が著しく低いと予想されるため、用意しなかった文字をユーザーが自作することで補う」ことを想定して作られた機能と思われるが、架空の文字を作ることも可能である。pixivでは、外字エディタの機能を使ってのイラスト作成をする例が見られる。