概要
杉並区の早朝の町での出来事を描いた話。
ページ数は5ページ。
あらすじ
主人公の若者が自転車が早朝の街を徘徊していた。
すると仔猫のような鳴き声が聞こえてくるのを感じた。
捨て猫かもしれないと思って声の場所に行こうとする。
しかし仔猫ではなく乳児のような鳴き声にも聞こえてきた。
しかも苦しんでいるような必死な鳴き声であった。
若者がまさか虐待か捨て子ではないか思い、急いで行ってみると建物と建物の細い隙間で『女性のような何か』が鳴いていた。主人公はただ呆然と見るしかなかった。