東の範囲航空(以下、ERA)とは、YouTubeにフライトシムのゆっくり実況動画を投稿する、e92m3s65b40agogo氏の動画に登場する航空会社である。
概要
本社所在地は鹿児島県。ハブ空港は鹿児島空港と羽田空港。コールサインはイーストレンジ(East range)。財源的な余裕はあるらしく、日本では全て退役してしまったボーイング747-400ER(400型の長距離国際線仕様)を「大は小を兼ねるしどうせなら沢山飛べる方がいい」と言って買ってきて保有し、成田-香港線に投入していたり8F(貨物機型)をそのまま自社採用しようとしてると噂されたりなど枚挙にいとまがない。メインの運行機材はボーイング737やA320でボーイング777やボーイング787も保有している。
このように規模としてはかなり大きいのだが経営は突発的というかかなり衝動的であり、先述したジャンボの長距離国際線仕様の事例だったりプロペラ機を保有する際には鹿児島に放棄されてた機体を引き取って改修したりと航空業界の中では中々異彩を放ってると言ってもいいかもしれない。ただあまりにも路線投入を優先しすぎてるのか、新機材の運行初期は簡易的な社名のみを記載して機体はほぼ真っ白なんてこともしばしば。
かなりの頻度で緊急事態が起こり、メーデーやパンパンコールをよく発する。管制官や就航路線の空港職員からは慣れられてる節があり、余程特殊な状況でもない限り当たり前のように交信している。その度に調査官が呼び出され、彼にとってERAは一種のトラウマと化している。常連客に至ってはもはや緊急事態を醍醐味として搭乗してるのが当たり前で、無事に空港に着陸したら(と言ってもオートパイロットの故障など運行上緊急着陸が必要ない程度の緊急事態は起きているのだが)「今日は珍しく予定通りだな」とまで言われる始末。しかも緊急事態に常に備えてるのか飛行機における安全対策を全員きっちり遵守してる。
主要人物
霊夢
ERAのパイロットで機長。どんな緊急事態にも冷静に対処できるベテラン中のベテラン。
魔理沙
ERAのパイロット。霊夢とタッグを組んでおり、普段は副操縦士席にいるが稀に機長席にいることも。会社側の衝動的な経営には疑問を呈することもある。
チルノ
さいきょーの整備士。電気系統の部品が足りないからガムテープでぐるぐる巻きにしたりドアが閉まらないから強引に閉めたりエンジンにアフターバーナーを取り付けたりするのが仕事。
大妖精
通称大ちゃん。チルノの相棒兼お目付役。
調査官
ERAが何かやらかせば空港から遠く離れてようが夜中だろうが休暇中だろうがいつでも呼び出されるお人。あまりの忙しさに一代目は精神が崩壊したらしく現在は二代目。その二代目も、隣に霊夢が入院してると知っただけで発作を起こすほど追い詰められ始めている。
運行機材
- ボーイング737:世界的なベストセラー機であり、それはERAにおいても変わらないらしく主力機として運行されている。運行路線が多いからか、一番緊急事態に陥っている。300型(クラシック)3機、800型7機(順次MAXに置き換え)、MAX8型1機を保有。
- A320:ERAが保有する唯一のエアバス機。こちらもよく緊急事態に陥る。neo型1機のみ保有。気分で導入したらしい。
- ボーイング787:緊急事態編には未登場。8型3機を保有。飽き次第退役するらしい。
- ボーイング777:胴体が細長いことに定評がある大型旅客機。200LR型(200型の超長距離仕様)、300ER型(300型の長距離仕様)を1機ずつ保有。
- ボーイング747:ジャンボでお馴染みの大型旅客機。恐らく日本の航空会社で唯一旅客型が現役運用されている。搭乗頻度は737に比べると少ないがデカい分かなり大きなトラブルに見舞われたことも。400型ER(400型の長距離仕様。大は小を兼ねる)、8F型(貨物機)を1機ずつ保有。
- DHC-8:Q400でお馴染みのターボプロップ機。鹿児島に放棄されてた奴を引き取って改修したものらしい。そんな品物が大丈夫なはずもなく。
- ボーイング717:短距離双発ジェット機。保有数が少ないのか登場頻度も少ない。200型1機を保有。
- MD-11:今どきレアな3発機。2023年度導入予定。保有機材の5割を置き換える気らしい。旅客型、貨物型それぞれ2機導入予定。中古機しか存在しないので特別チームが砂漠まで出向いてレストアするとか。
主な緊急事態
- 巡航中に何故かドアが開いて急減圧が発生(ちなみにドアはヒンジをガチガチに固めていたので吹っ飛ばなかった)
- 香港からの復路便の航路でジャンボの第四エンジンが爆発し急減圧が発生
- 離陸直後にエンジンから出火
- 離陸上昇中何故か飛行機がアクロバティックな動きをし始める(乗客は全員シートベルトを理想的な位置にして止めていた為負傷者ゼロ)
- 調査官の目の前でトラブルが発生して離陸中止
- 飛行中に電源を喪失(しかも2回)
- 飛行中に全エンジンが停止
- 貨物機のメインデッキとAPU(補助動力装置)で火災が発生