創作SF物語「白のジュブナイル」
暦を忘れたそんな時代。
「生きる。」、そのことだけを考えていた時代。
それから、どのくらい時が経ったのかわからない時代。
優しくない星の海を彷徨い、枝分かれた時代。
「少年期」の鉱物・農作物資源開拓惑星、アルファベットと数字の羅列の名の星。
さあ、「Last-Latest-Prologue」の始まりです。
登場マシニングの基準
・稼動に伴うモジュール同士の接触磨耗による「自壊防止」
・各モジュールが単体で「サブメソッドとしての自立制御」
・素材はウレタンのようなやわらかさの金属構造体(内部はスポンジ状の無垢に近い)
・動力は「Luminous-Drive」という技術が主体
・古の惑星間戦争時の蔑称に「ウォートマトン(Wartomaton)」と呼ばれていた。
・古代期から昏迷期の間に「マルチ・パーパス・サイロ」を内包搭載する機種が増加。
外観状、違いのわかりにくい武装を搭載していた模様。
例:「リボルビング・ランチャー」(多種の目的の為の任意選択式回転格納装置)
例:「トランスフォーマブル・ウェポン・モジュール」(形状可変式武装構成物)
Luminous-Drive(ルミナス・ドライブ)
・超真空状態容器内にて、「光の一次元軸」を円心状に取り巻く「光のフラクタル構造体」を抽出プローブへ限界距離非接触させることにより、高効率でエネルギーを抽出する炉。
・臨界状態を任意に設定できるが、不安定状態になると縮退状態になり、自己崩壊(小規模のブラックホールの発生)が始まる。
・基幹炉と副炉が1:6の割合で設定されている。
・パッケージサイズ・形状は様々である。
舞台の基準
・「生きる。」事が主体。
・「争い」は古の事柄。
・世界はいつも「例外がある」。