概要
みずきひとし氏が有する能力。
ただし、このタグは正確に言うと、能力の規模の一部を現したものなので誤解なさらないように。
正確に言うと「雨を降らせる程度の能力」で、ニコニコ静画のタグはこちらになっている。
即ち、小傘さんが旅行へ行くと、その時期、目的、事前の天気予報や季節性すらをも無視して雨(場合によっては雪や風)が降り出すという恐るべき神通力である。
ピコ手だったころはイベントでは雨は降らないという話(本人談)だったが、「神様の力は信仰の大きさに比例する」という定説の通り読者の増加に比例して力が増大し、621話にてその説は破られ、それ以降イベントでも容赦なく雨が降るようになった。
実際、イベントで呼ばれた際にこの能力に関しての質問が出たのだが…。
漫画に描かれた能力の規模
※4コマ掲載順。ただし、紹介されていない物でもタグが付いているイラスト等は存在しますので…参考までに。
- サンフランシスコ上空に120年ぶりの大寒波がやって来て水道管が破裂した為にケーブルカーが止まる。(43話)
- サンフランシスコからロサンゼルスに移動したのに雨雲が追って来た。(59話)
- 小傘(みずきひとし氏)と別行動を取った友達がダウンタウンから小傘の居るユニバーサル・スタジオ方面を見たら雨雲が集中してた。(64話)
- 日記に帰宅報告を載せたら、知らない人から「あなたがカリフォルニアにきたせいで、大雨でえらいことになりました。もう来ないでください」とメールで言われ、更に当時同行した人がアメリカに行くと、未だに「あの人は来るの? こないよね? てかくるな!」と聞かれるらしい。(81話)
- 1週間以上快晴の予報だったボストンに雨雲を呼び寄せる。(572話)
- 仙台で行われたイベント『杜の奇跡』で、当日朝から雨を降らせた。ここが雨女としての転換点だろうか。(621話)
- 第8回東方紅楼夢前日の大阪で、降水確率30%以下にもかかわらず大降り。Twitter上で「大阪にあの雨女がきてるらしいぞーっ」等が叫ばれ阿鼻叫喚となった。(731話)
- 松山で行われた東方四国祭にても雨が降る。最近「イベントでは降らない」が虚しく響いてて悲しいです。(1048話キャプションより)しかし、この当時松山は1ヶ月雨が無く深刻な水不足となっており、図らずも松山を救うこととなった。(1048話)
- イベント後早々に撤収した小傘さんご夫婦の車を追っ掛けて雨雲が付いて行った、と友人がツイッターで書き込みがあった。(1050話)
- 和歌山の南紀白浜にペンギンを見に行った時も雨。ペンギンは屋内なので、早苗さんの逆鱗には触れなかった。(1054話)
- 早苗さんとナズーリンさんの2人と佐世保駅で合流する予定に。早苗さんがツィッターで状況を確認しようと思ったら、雨が降ってきて「ツィッターを確認するまでもない」と言う事に。「おかしいなあ…そんな能力ないはずなんだけどなあ…」(キャプション文より)(1346話)
- 小傘さんは「恐山へ行きたい」(意訳)と言いだす。過去に一度行った事はあったが、その時は雨だった。そして、リベンジを兼ねて恐山へ向かうも…まさかの雨。タグでもコメントでも歴史は繰り返すのであった。(1590話)
- 記念すべき博麗神社例大祭の海外進出、みずきさんも参戦したところ台湾でも容赦なく雨。(1714話)
- 台湾にて超晴れ男(高菜しんの氏)と雨女の対決が実現。結果に関しては、大体予想通りの結果になっていたと言う。(1719話)
- 2017年9月、京都を縦断する進路を取った台風18号、遂に小傘さんの追っかけと化した。本人いわく「最近テレビを一切見ないので、台風が来てることすら知りませんでした(^^;)」(キャプション文)との事だが……。(2487話)
番外編
相殺するほどの何かがあれば、この能力があったとしても晴れる可能性があると思わせるような事例も存在している。
- 自身の結婚式の時は抜けるような青空だった(299話)
余談
雨女としての能力が上がっている為か、遂にはゲンシカイオーガサというタグがニコニコ静画版で付けられるようになった。
ニコニコ市場には気象関連の本が並ぶ事もあるのだが、雨女絡みの着うたや妖怪メダル、ウェザー・リポートやウェザー・ドーパントのガイアメモリが並ぶのも定例行事となりつつある。
(2021年5月現在はニコニコ市場がニコニコ静画では終了したため、確認することは出来ない)
雨女能力のパワーインフレでも起こるのか? その辺りは定かではない。
この能力の事を熟知しているかっぱの皆様もいるらしく、雨合羽や折りたたみ傘等で対策をする人たちも存在するが、初めて遭遇する人たちにとっては初見殺しの可能性も否定できない。
関連イラスト
関連タグ
松岡修造:こちらは晴れに関係する方だが、能力的には類似種類と言われている。ただしスポーツ大会のリポートなどで海外に行くと、行った先が快晴なのに反し国内は全域にわたって雨や大雪などの悪天候になるなど、スケール的に見れば彼の方が圧倒してるかもしれない。
昭和天皇:
・1928年、即位の礼の前日は雨だったが、当日(11月10日)は晴れる。
・地方巡幸の際に「傘が必要だったことはめったにない」
等、在位中数々の晴れエピソードが記録に残っており「エンペラーウェザー」として知られている。