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羽川翼

はねかわつばさ

『化物語』から始まる「〈物語〉シリーズ」の登場キャラクター。
目次 [非表示]

「何でもは知らないよ。知っていることだけ」

概要編集

CV:堀江由衣


つばさキャット」「こよみヴァンプ」「つばさファミリー」「つばさタイガー」「こよみストーン」「そだちロスト」「つばさスリーピング」のメインキャラクター。

猫に魅せられ、虎に睨まれた少女。


解説編集

原作小説において、表紙に登場する回数が最も多い。


第1作『化物語』の前日譚である『傷物語』において彼女のとったある行動が、この物語の全ての起点となっている。


阿良々木暦のクラスメイトで学校では常に眼鏡に三つ編み姿。成績は常に学年トップの優等生。

中学時代は戦場ヶ原ひたぎ神原駿河と同じ学校に通っていた。

暦は彼女を友人として高く評価し、忍野メメはその優秀さゆえの脆さを指摘する。

「戦場ヶ原」と「ひたぎ」という単語の意味をその場で言えるほどの物知りだが本人曰く「何でもは知らないよ。知っていることだけ」とのこと。暦の「お前は何でも知ってるな」という台詞に対してこの台詞を返すのがお約束になっている。(ちなみにこの口癖、西尾維新が敬愛する森博嗣の著書の登場キャラクター、国枝桃子女史のセリフが元ネタとなっている)


作中では「着痩せする」ようであるが、そのプロポーション(特におっぱい)は作品内に登場する女性の中でもトップクラス。

アニメ「つばさキャット」其ノ参配信後は「怒るよ?」な絵が多々投稿された。

主人公の暦に好意を抱いていることを彼の恋人であるひたぎに対して公言しており、ひたぎの無茶に対し「阿良々木君に告白する」(横取り宣言)と脅すなど、駆け引きもひたぎより上手である。


彼女の怪異の名は「障り猫」。通称「ブラック羽川」。

長年蓄積された彼女のストレスが、怪異という形で顕現したものである。本来は低級の怪異であるが、彼女の頭脳が加わると、とんでもなく凶悪な化物にレベルアップしていたり。

原因は、実母の再婚相手の再婚相手である女性とその再婚相手である男性の元で暮らすという複雑な家庭環境におかれていたため。彼女は自宅に「自分の部屋が無い」ということが「普通」だと思っていたほど屈折した家庭環境で育ったのであった。それでも「普通」であることを自らに課した事もそのストレスの要因であった。休日には家に居たくないが為に「散歩」をしているという事が作中で語られている。親からは暴行を加えられてるらしくアニメではまだごまかしようがあるが漫画ではかなり生々しい怪我をしていた。

しかし、彼女の最大のストレス要因は…

そちらが原因となり、2度目の障り猫の顕現苛虎の出現と3度目の障り猫の顕現を招いている。


羽川翼羽川翼

偽物語』では「いめちぇん」と称して、髪を切って三つ編みをやめ、眼鏡もコンタクトに変えている(そのため、からは「元」委員長と言われた)。


高校卒業後はNGOに参加して海外の紛争地帯で活動していることが『花物語』で語られている。

結物語』時点では「ツバサ・ハネカワ」と呼ばれ、紛争地帯に介入しては各国から国境を無くす活動をしているために国際的に危険視されている。


漫画版(ネタバレ注意)編集

『化物語』のコミカライズでは原作の行間を読み過ぎと言われる程オリジナル展開が多いが、1番のオリジナル展開が挟まれているのが彼女が主役の「つばさキャット」である。

その章では、原作では後の時系列の「つばさタイガー」も前倒しで描かれており(一応、もう一つ平行してある物語も描かれている)、これにより漫画版では2度目の障り猫の顕現の際に苛虎も出現した事になっている。


外部作品編集

⇒「羽川翼(マギアレコード)」を参照。


コラボにて登場。

「変身」というギミックにより原作再現をされており、変身後は光の2コンボで追撃で固定ダメージが500万も入り倍率も上がる為早い段階で変身をしておきたい。


との評価止まりであったが後にMARVELとのコラボでキャプテン・マーベルが登場し評価が急上昇。彼女と組むことによりクリアできないダンジョンの方が少ない程の絶大な実力を発揮する事となった。


なお編成はキャプテン・マーベルと羽川翼を略して「キャプテン翼」と略されて呼ばれる事が多い。違う作品が混ざってる様に見えるが語呂の良さと使いやすさは折り紙つきである。


その他編集

彼女の経歴から、同作者による「忘却探偵シリーズ」の主人公である掟上今日子との関係性がファンの間で考察されている。


なお、『掟上今日子の備忘録』が物語シリーズとコラボしたCMでは今日子のCVを堀江由衣氏が演じている。

CM第2弾は第三者視点で進行し、羽川を探して物語シリーズの登場人物たちの下を尋ねるが、結局見つけられずに今日子が意味深に「さて、彼女はどこにいるのでしょう?」と視聴者に問いかけて『掟上今日子の備忘録』を宣伝、「答えは忘れました」と締めくくる内容になっている。


ちなみにクロスオーバー作品である『混物語』の第忘話「きょうこバランス」では今日子本人が登場、こちらでは高校3年生の阿良々木暦と共演している。


あの戯言遣いとも面識があるらしい。


口癖である「何でもは知らないよ。知っていることだけ」は作者がリスペクトする森博嗣著の「S&Mシリーズ」に登場する国枝桃子女史が発したセリフのオマージュだと思われる(作品内でのつながりは当然ない)。


関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

眠り姫まで、王子のキスをイヒ

sugar sweet nightmare羽川さんと教室で…


関連タグ編集

化物語 傷物語 猫物語

阿良々木暦 ブラック羽川

化物語CP

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