プロフィール
生年月日 | 1989年2月25日 |
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血液型 | AB型 |
出身 | 東京都 |
職業 | 女優 声優 歌手 |
所属事務所 | 大沢事務所 |
所属レーベル | アニプレックス⇒SACRA MUSIC(2017年4月~2021年6月)⇒ポニーキャニオン(2021年7月〜) |
人物
元々は子役として活動しており、当時は、ビッグアップル、ファイブ☆エイト、スマイルモンキー所属だった。
2003年にテレビアニメ『LASTEXILE』のホリー・マドセイン役として声優デビュー。
3年後、『ゼーガペイン』でヒロイン・守凪了子/カミナギ・リョーコ役として起用されるも視聴者から「棒読み」と叩かれ、声優はもうやらないつもりでいた。だが、制作陣や当時の花澤のマネージャーから「君の声は唯一無二だから辞めないでほしい」と言われ声優活動を継続する事を決断する。ゼーガペイン出演後、共演した川澄綾子の紹介で事務所の適性検査を受けて、本格的に声優に転向する。
柔らかく可愛らしい声質で、演技の幅は広い。
演じるのは少女役が多く、主役・ヒロイン率も高い。少な目だが少年役もある。
「彼女が声を担当するというだけで人気が上がる事もある」といわれる程の人気ぶりで年間で10本以上のレギュラー役を抱えていた時期もあり、ファンから「働き過ぎ」と心配する声も上がっていた程だった。花澤氏曰く、一番しんどかった時期は2014年に岐阜弁・広島弁・京都弁という作品ごとに3つの方言を演じ分けねばならなかった頃であり、花澤自身ですらこの時ばかりは「無理だ!」と嘆いてしまったという。
2012年頃の仕事が入り過ぎていた時期には自由な時間がなくなり、その事をアフレコ現場で友達に愚痴っていたところ、前を横切った中村悠一に「そういう話は現場でしない方がいいと思うよ」と言われた事がある。その鋭い至言を受け止め「確かに、周りに人がいるこの状況でいうべきではない」と反省し、プライベート以外ではこのような話をしなくなったほか、10年経ってもこの言葉を思い出して引き締めているとの事。忠告を受け入れる姿勢、当時新人だった自分に対して中村がこのような忠告をしてくれた事に対して優しいと述べている事からも、人間力の高さがうかがえる。
『サザエさん』の花沢花子と苗字(の読み)が被る事から苗字で呼ばれる事が大嫌いで「花澤さん」と呼ぶとキレるか無視していたが、近年では花沢さんのものまねで返したりもしている。
その為かファンからは「ざーさん」という愛称が定着している。ただし、この愛称はラジオ「ひとりでできるかな。」でセクハラ紛いの発言をする花澤に対して2ちゃんねるのラジオ実況板住民が「綺麗な花澤さん」と区別する意味で使い始めた経緯があり、蔑称とみなすファンもいるため、使用には注意を要する。
干し芋が大好物で、『干し芋子』なるオリジナルキャラクターを作ってしまう程。⇒ほしいもパラダイス 〜乾物を越えた愛〜 Wikipedia
また、学生時代は母親に頼んで干し芋だけが詰め込まれた弁当を持参していた(下野紘談)。
干し芋以外にもパンをほぼ毎日食べる程のパン好きで、「喫煙所だけじゃなくて是非パン吸所も!」と豪語している。
休日は都内のパン屋を巡りながら推しパンを探しているらしい。
更に、イベントで他県に赴いた際にも周辺のパン屋を巡る事があるという。
一斤の食パンを半分に割って顔を埋めた後、その匂いを吸い込んでから食べるのがルーティン(マネージャー談)。
パンの事を語る時の目が恐ろしく、仕事現場に来る途中で大量のパンを購入し、共演者に配ってパンの布教活動を行っている(日笠陽子談)。
ただ、実家の父が営んでいるのはなんとパン屋ではなく稲荷寿司と海鮮丼の専門店「おいなり食堂」(日野市はJR中央線快速豊田駅下車すぐ)。店を取り上げた日本テレビのニュース番組「news every.」では、父は店が店だけに娘の無類のパン好きに複雑な心境を語っていたが、親子仲は良好で、店名は花澤が考案し立て看板も彼女の直筆によるもので、コロナ禍で経営が苦しい中でも誕生日祝いとともに励ます手紙も送られた、と語っている。
私生活でも親交がある戸松遥、井上麻里奈との他、金元寿子や早見沙織とも共演が多い。
男性声優では、ゼーガペインで新人同士で共演した浅沼晋太郎と共演が多く、劇作家としての彼のファンでもある。その他では木村良平、梶裕貴、下野紘、中村悠一、杉田智和との共演が多い。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』で共演した竹達彩奈とのラジオで、初めはお互いが人見知りしがちだったが、次第に意気投合するようになる。
ちなみに花澤は竹達の第一印象について、150cm程度しかない身長をネタに「何、このロリっ娘!?」と思っていたという。この俺妹ラジオでは竹達に対してセクハラまがいの発言が続いた。
2012年からは、ロウきゅーぶ!で共演した小倉唯が、セクハラの対象と化している。遂には「ひとりでできるかな。」で小倉を自身の誕生日の日にゲストとして招き、小倉の体を触りまくってしまったという。
その一方で、同じ頃に大沢事務所に移籍した久野美咲(既にいばらの王・ブラック★ロックシューターで共演)に強い関心を持ち、様々な作品で共演するだけでなく、インタビューでも公私に渡って可愛がっている事を公言し、後に結婚した際にも久野には事前に結婚報告をしている。
また、ポケモンのヤドンが好きで、部屋を掃除してると、昔集めたヤドンのポケモンカードがたくさん出てきたというエピソードがある。
それ以外のポケモンやポケモンシリーズ自体も好きなのでオーディションを受けたのか、ファンである事でオファーが来たかどうかは不明だが、ポケモンORASショートアニメではORASハルカを演じ、のちにTVアニメ新無印のメインヒロイン・コハル役に抜擢された。
お笑い好きで、お気に入りの芸人は「ジョイマン」。
私服はチェック柄をよく好んでいるが、独創的過ぎるが故にファンからは「ダサい」などとネタにされている。なお、大沢事務所内でも10代の頃から「花澤香菜と井口裕香(花澤とは同学年)の服のセンス」について問題視されており、それを見かねた川澄綾子が2人にお下がりの服をあげたというエピソードがある。
そして2019年4月1日に放送された『ポプテピピックTVスペシャル』(13話朱雀Ver.Aパート)でポプ子を担当した際、ランボーのパロディパートにて「自分の金で買った好きな洋服をディスられている!SNS上ではクソダサいだのみんな好き放題言いやがる!」と溜まった鬱憤をぶちまけ始め、ピピ美(CV:戸松遥)の「服のセンスが悪かったんだ」という返しに対しては「悪かった!?私の時代はいつ来るんだ!?少なくとも…ファッション誌には載っていた服だぞ!」と猛反論。Bパート担当の山口勝平をはじめ他の出演者たちが元ネタに沿った演技をする中、花澤だけが中の人丸出しだったため、その必死なテンションも相まって視聴者の腹筋を崩壊させた。なお、この後花澤は戸松演じるピピ美から「自称ファッションリーダー」呼ばわりされた挙句、「イベントに出ると大喜利ばっかりやらされる!」「ちやほやされたかった」「あたしゃバラエティー声優だよぉぉぉ!」と更なる愚痴を続けている。
ちなみに、この一連のやりとりはアドリブだったことを後に明かしている。…誰もが吹き出してしまいそうな渾身の自虐ネタだが、相方の戸松遥とも打ち合わせてあったのだろう。その後、2020年公開の本家本元の最終章「ランボー ラスト・ブラッド」でランボーの「娘」、ガブリエラの吹替に何の因果か花澤が起用された。
2012年4月26日、「星空☆ディスティネーション」でCDデビュー。オリコン初登場7位。
2015年3月、実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』で初主演を飾る。花澤の女優活動は「怨み屋本舗」から9年ぶりの事である。
2017年には同じ声優の小野賢章との熱愛同棲が発覚し、自身の誕生日に「真剣にお付き合いさせていただいています」と交際を宣言した。
そして、それから約3年後の2020年7月8日に正式に彼と結婚した事を発表した。
2022年3月21日、アニメロサマーライブ2022の出演が決定し意外にもこれがソロ初出演となる(ちなみに夫は既に出演経験済みで、共演が多い声優も何人か出演済み)。出演する声優の特徴といえば、芸歴は長くても歌手歴が短く年齢が30代の人もいる中、彼女のような声優と歌手双方の活動歴が長い人が初出演するのは稀である。
安心の角度
アニメ誌やラジオの収録風景等で写真に映る際は何故か顔を正面からやや右に向けて映る事が多い。
ジンクス
全盛期の「どんな作品にもいて多種多様なヒロインを演じていた」というイメージの割に、多数の花澤キャラを見てきたファンは「意外とこういう役が多い」と役柄の偏りを感じる事があるという。
例えば「頭に被り物をしているキャラの比率が高い」(花戸小鳩、千石撫子、椎名まゆり、赤血球、秤アツコなど)、「岐阜と関連のある役が多い」(中沢農、河合律、雪野百香里など)。
なお、余談になるが、岐阜との縁の影響か、高校生の頃以来となる俳優業として岐阜の隣の愛知・名古屋が舞台のローカルドラマシリーズ『名古屋行き最終列車』にも出演し、主役級のキャラの一人を演じている。同ドラマはテレビ朝日系列局である名古屋テレビの製作故に、同局放送対象地域の一つである岐阜でももちろんリアルタイムで視聴可能であった。
出演作
TVアニメ・OVA・WEBアニメ
※1 イラストは人間の時の姿。真の姿であるゴリラ状態の時は稲田徹が担当。
イラスト未確認
ジェシカ・ヴァレンタイン@星刻の竜騎士 | 榊原かをる@ゲキドル ACTIDOL PROJECT | アルエル@神無き世界のカミサマ活動 |
アイシェ=ハディム@れでぃ×ばと! | リコ・A・アンドロイズ@ケメコデラックス! | せんぷう子@Go!Go!家電男子 |
アンジェラ=アン・フュール@魔女と野獣 | クオーレ・エストレア@THE_NEW_GATE | フゥカ@ダンジョンの中のひと |
アンナ@WakeUp,Girls! | [[]]@[[]] | [[]]@[[]] |
劇場版
イラスト未確認
ゲーム
以下、ファイナルファンタジーシリーズ
デュース@ファイナルファンタジー零式 | ボコ@ワールドオブファイナルファンタジー | エナ・クロ@ワールドオブファイナルファンタジー |
リノア・ハーティリー@ディシディアファイナルファンタジー(アーケード)※4 | ||
以下、戦国大戦
以下、三国志大戦(新)
他、複数の武将を担当
イラスト未確認
脚注
※2 マリナに加えてキャラメイク時の選択ボイスの一人でもある。
※3 元々は『機動戦士ガンダム00』の外伝シリーズの登場人物
※4 元々はFF8のキャラクター。アーケード版DFFからボイスが付き、DFFオペラオムニアでも担当。
ドラマCD・吹き替え
マルクト@The Epic of Zektbach(ドラマCD) | ア・ミリア@The Epic of Zektbach(ドラマCD) | エマ・ストーン @ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(吹替) |
ベンヤ@テイルズウィーバー(PV) | 小黒@羅小黒戦記(吹替) | カサンドラ・ケイン@ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(吹替) |
その他出演
ぽかぽか(火曜レギュラー)
まんが未知
以下、子役時代
ガッコの先生
関連イラスト
関連サイト
個人
出演ラジオ
表記揺れ
花沢香菜(※表記間違い)
関連タグ
川澄綾子・・・『ゼーガペイン』で共演後、現在の事務所を紹介し、彼女に声優としての演技のいろはやノウハウを指導した
戸松遥 東山奈央 内山昂輝 小松未可子 阿澄佳奈 内山夕実 佐倉綾音 竹達彩奈 小倉唯 明石家さんま 柏原竜二 雨宮天 梶裕貴 豊永利行 市道真央 小野賢章
『さんま大先生』関連
日高里菜・・・2013年2月から同じ事務所に所属。