「日本のアイドルって、みんなを楽しい気持ちにしてくれる、とってもステキな存在ですよね♪」
「私、理想のアイドルになるために、たくさんのことを学びます♪」
まずはじめに
彼女の名前「詩花」は度々「詩歌」と誤変換される。予測変換で真っ先に「詩歌」と出るのが大きな理由。SNS等で詩花の事を書く際は注意されたし。
プロフィール
タイプ | Ex(シアターデイズ) |
---|---|
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 9月16日 |
星座 | おとめ座 |
身長 | 158cm |
体重 | 43kg |
BMI | 17.22 |
スリーサイズ | 82/53/80 |
血液型 | A型 |
利き手 | 右 |
出身地 | オーストリア |
趣味 | オルゴール集め・ロボのおもちゃ |
特技 | クロール |
好み | アイドル活動 |
イメージカラー | ミントグリーン?(美希より濃い目で律子より明るめ) |
CV | 高橋李依 |
概要
2017年12月21日発売の『アイドルマスターステラステージ』に登場する新キャラクター。961プロ所属の黒井社長秘蔵の大型新人アイドル。
オーストリアで育った帰国子女であり、楽都・ウィーンで一通りの音楽を経験して育ったので、音楽に対する基礎が備わっている。またバレエやファッションモデルの経験もあるという。アイドルという存在を知ってからは、それを志し、さらに上を目指すために、アイドル大国である日本へと渡ってきた。
オーストリアから離れてからは一人暮らしをしており、日本に来てからは箸の扱いに馴染めず、日本文化に疎い関係でロボット物や変身ヒロインと言ったサブカルチャーに強く興味を示している。ミリシタによれば、特にお気に入りの巨大ロボットは「スペース魔神」シリーズであるらしい。
持ち曲の「Blooming Star」は、全体的に重厚なリズムの多かった歴代の961プロの楽曲(「オーバーマスター」や「Alice or Guilty」「アクセルレーション」等)とは違い、清楚なイメージが強く出ており彼女の振り付けもバレエを活かしたダンスが特徴的となっている。ただし、「KisS」「恋をはじめよう」「アルティメットアイズ」のような、詩花の2曲めのソロ曲は登場していない。
会話中の「グリュースゴット(独:Grüß Gott)」、ライブ後に彼女の言う「ダンケシェーン(独:Danke schön)」は、ドイツ語でそれぞれ「こんにちは」「どうもありがとう」を意味している。(オーストリアはドイツ語が使われている)
因みに、一人でもステラステージを制覇させると、詩花目線でストーリーを進めていく(=初めて961プロ所属のままプレイアブルキャラになる)事ができ、その際は「Blooming Star」に加え、上記の「オーバーマスター」や「アクセルレーション」、当ゲームのオリジナル曲である「ToP!!!!!!!!!!!!!」が使用可能となる。
ちなみに詩花は「前に961プロで歌われた楽曲に挑戦する」と言う目的があるが、同じく元961プロアイドルであるJupiterの曲に対応してない。
当初は「Alice or Guilty」で3人揃って蹴り上げる部分や「恋をはじめよう」で冬馬がバック転する部分があり、詩花には合わない振り付けがあるからだと思われたが、「アクセルレーション」では玲音の振り付けとは微妙に異なる部分も存在しており、ジュピターが『SideM』でもそれら2曲が歌われている為、それとの兼ね合いがあるかもしれない。
なお、亜美真美からの呼称がそれぞれ違うキャラとなっており、双海真美は「詩花お姉ちゃん」だが双海亜美は「プリンプリン」と呼んでいる。その理由として、亜美ルートでステラステージ制覇をゲームで例えており、961プロを悪の居城、黒井社長を魔王、詩花が囚われの姫だとされているが、姫=プリンセスを「プリンプリン」と言っているのが由来。
ちなみに容姿は萩原雪歩に似ており、左目に泣きぼくろがあるのも高垣楓などのキャラにも見られる。
シアターデイズ
ミリシタ1周年記念生放送にて実装が決定し、「プラチナスターツアー ~ Blooming Star ~」にて登場。
属性はミリシタの3属性には属さない「Ex属性」であり、イベント楽曲「Blooming Star」は詩花のみがMVに登場する特殊仕様となっている。衣装はステラ同様メルヘンリリー。
イベントPt6000Ptを達成したPにのみイベント終了後翌日正午に配布され、同時にマスターランク4にするためのノーマルミッションが登場。マスターレッスンアイテムとして詩花専用スペシャルピース、覚醒アイテムとしてシュトゥルーデル、ザッハトルテ、レモネードを入手し、覚醒、アナザーアピール、アナザー衣装を目指す。
覚醒させると詩花を「Blooming Star」以外のライブで使用可能になり、MR3ではBNPカード同様スペシャルアピールをアナザーアピールに変更可能に、MR4で入手出来るアナザー衣装のメルヘンリリー+はプロジェクトフェアリーの衣装・ビヨンドザスターズのような金と黒をベースとしたカラーになる。
上記の覚醒後詩花をユニットに編成した場合、曲が歌い分け対応曲だとボーカルがミリオンスターズ52人のものになる仕様となっている。
なお、覚醒前ではユニットに編成してもステージに立たせる事が出来ずランダムで他のアイドルが登場するが、これはセンターにも適用されるため、詩花を覚醒させずセンターに置いた場合はセンターがランダム登場するという他のアイドルでは出来ない事が出来てしまう。
なお、このイベントで手に入れられなかった場合でもイベント終了後にプラチナスターピース1個と交換可能。
カード入手後は劇場にも稀に登場する。また、765ASの「トップ!クローバー」、「トップ!クローバー+」、「煌星装華」を購入している場合は詩花カラーの同衣装を着させる事が出来る(衣装自由度は『ステラステージ』の方が高いが)。後に玲音含めた衣装セットが販売されている。
他のイベントにも稀に登場し、玲音のゲストコミュでは玲音の事を「お姉さま」と呼んでいる事が判明した。なおこれが玲音と詩花の公式初絡みである。
「プラチナスターツインステージ~深淵の蒼、熱焔の緋~」では玲音とのユニット「ZWEIGLANZ」を結成。新曲「アライアンス・スターダスト」を披露した。
同CDのドラマでは961プロに入ったばかりの詩花が描かれており、アイドルになる前から玲音をテレビで見ていたこと、玲音のフランクな性格やアイドルに対する姿勢に惹かれていたこと、そして玲音に「アタシの事は家族だと思ってくれていい」と言われたのを機に玲音をお姉さまと呼んだことが描かれた。
なお、彼女の誕生日である9月16日を迎え、彼女のバーステーコミュを行うとお礼として「感謝のマカロン[Ex]」をくれるのだが、同じEx属性である玲音の誕生日が不明(=バースデーコミュが存在していない)である為、現状では上記アイテムをくれる唯一のアイドルとなっている。ただし、「コミュ」のメニューから行ける「エトセトラ」の項目では、他のアイドルと違って誕生日祝いのホワイトボードが何故か載っていない。
ちなみに、2021年9月10日に追加された4コマ漫画「キラメキ進行形」によれば、どうやら春香より先にアイドルデビューしたらしく、その時のコマでは彼女がオーディション不合格の通知を持っている様子が描かれている。
また、どの楽曲にも編成可能という事で、どう見ても社長が怒りそうなスクショやこんなイラストが上がったりしている。
イェーイ黒ちゃん見てるー?
スターリットシーズン
前作の『ステラステージ』に続き今作でも登場。
961プロ所属である玲音、そして新アイドルの亜夜と共に新ユニット「DIAMANT」が結成されることが発表された。なお、この時空では玲音と詩花は初のユニット結成であるようで、ZWEIGLANZは結成していない模様。ちなみに玲音に対しては「お姉さま」ではなく「玲音さん」と普通に呼んでいる。事情を知らないであろう亜夜がいない状態でもその呼び方をしているので、そもそも「お姉さま」呼びの設定自体が無くなった可能性もある。
メインシナリオをクリア後、2週目になると5月からプロデュースアイドルとして詩花をプロデュースが可能となる。前作でもプロデュースは可能であったが、今作では詩花のプライベートに関することが深掘りされており、詩花がロボや魔法少女好きになった理由や、父親との関係に関する事などが絆コミュで見ることが出来る。
衝撃の真実
実は黒井社長の一人娘であり(ちなみに詩花は彼を「パパ」と呼ぶ)、彼女が父親の「アイドル孤高主義」の考えを改めさせるために自ら961プロに所属した経緯を持っている。親子故か、普段ライブを失敗したアイドルを見切りをつける黒井社長が彼女に対しては比較的甘やかすような態度をとることもある。
ただし、性格や考えが対照的である故に黒井社長の面子を汚したくない為にそういった事は秘密にしており、彼女自身も「黒井詩花」と名乗っておらず普段は黒井社長を「社長」と呼んでいる。
ちなみに、上記の経緯から黒井社長は遅くて37歳の頃はオーストリアに滞在し、そこで結婚・詩花が誕生したと思われるが、日本文化に疎く箸すらまともに使えなかった時期がある詩花が日本とオーストリアのハーフ(=詩花の母親ないし黒井夫人がオーストリア人)であるかは不明。また、物心が付いた頃は黒井社長は日本に帰国ないし961プロで単身赴任しており(離婚はしていない模様であり、むしろ家族仲が良い描写も多い)、普段母親と二人暮らししている詩花が家族3人でいられた時期は極わずかだったとされている。
漫画『朝焼けは黄金色』では実際に黒井夫人が登場したが、顔は映し出されず台詞も存在していない(加えてモノクロの書籍である都合上カラーリングが分からない)為、彼女の人物像が分からず詩花がオーストリアとの混血であるかどうかも不明のままとなっている。
性格面は一見全く似ていないように見えるのだが、765プロのメンバーを評して「たとえ心を叩き折っても必ずまた立ち上がってくるから手加減などしないしそれだから仲良くなりたい」という辺り、しっかり黒井の血を感じさせる面もある。
尚、既存のキャラの親族が後の作品でアイドルとして登場する事は2例目で、またそれが親子関係となっているのはシリーズ初となっている。
デザイン
詩花の特徴の一つである泣きぼくろは、デザイン画の時点では存在しておらず、詩花のモデルを製作する際に田宮清高氏が描いた詩花のデザイン画に汚れが付いており、それを泣きぼくろと勘違いしたモデラーが付けたものである事がプロデューサーミーティング2018にて発覚した。
話し合いの結果、アリだなと言う結論に至り、詩花の泣きぼくろは消される事はなくそのまま採用される事となった。
余談
詩花とジュピターとの関連性
「あっ、そうです、引力!私の憧れのイメージも、
そういう感じで……もっとみんなに近づきたいんです!」
前作の玲音がプロジェクトフェアリーを意識したであろう要素が見られるように、詩花はジュピターを意識したと思われる部分が存在している。
具体的には、
- 同じ17歳でロボットのフィギュアを好む。片親との二人暮らし(向こうは父子家庭で父親が単身赴任)だったが今では一人暮らしをしている
- モデル経験があり、育った環境から音楽関係に強く通じている。また人一倍ファンに対して気遣いを掛けている
- 語尾にはよく音符マークが付き、緑系統の色をイメージカラーとする。ベクトルはやや異なるが、年相応のやんちゃさを見せることもある(しかし、詩花と違ってカナヅチで泳げない)
といった要素が見られる。
ちなみに、ジュピターのユニットカラーは近似色である黄緑であり、ジュピターは一部コミカライズで「木星の強い引力の如く皆を惹き付けるように」とユニット名の由来が込められているが、前述のように詩花も引力のように皆に近づきたいとミリシタで語られている。
また、双方とも961プロアイドルの設定を持ったままプレイアブルキャラになった事も共通している。(美希&響&貴音は961プロとの接点が完全に無くなっているため除外)
反面、上記のように彼女がゲーム内でジュピターの楽曲を歌われてない(かつ『SideM』でのそれら2曲の扱いによる)影響か、CD「STELLA MASTER ENCORE shy→shining」でも詩花版「オーバーマスター」「アクセルレーション」が収録されている代わりにジュピターの楽曲が収録されていない。
発売前での詩花への印象
上記で述べたように、過去の961プロアイドルとは違って性格・持ち曲・専用衣装全ての面で潔いイメージがするため、発売前には「詩花は実は腹黒キャラ、もしくは問題児ではないか」と疑われていた時期があった。(北斗や玲音みたいに初対面から友好的に接してくれる961プロアイドルもいるが…)
無論、そんな風評被害を受ける羽目になったのは、他でも無い父親のせいだが…。
しかし、発売後にはそういった不安要素は全く無く、穏やかな性格でファンを人一倍気遣う、まさに「聖少女」のような一面を持つアイドルとして認識されていくようになっていった。
中の人について
担当声優である高橋李依は詩花登場前からガチPとして有名であり、関係者席にて参加したミリオン2ndライブではとあるシーンでBD映像に映りこんでしまったりもした。
詩花役が決まった際、同期の上田麗奈(ミリマスの高坂海美役)とのラジオにて81オーディションを戦った戦友がアイマス入りする中ようやくアイマス声優の仲間入りを果たした喜びを語っている。
関連イラスト
関連タグ
アイドルマスター アイドルマスターステラステージ アイドルマスタースターリットシーズン シアターデイズ
プロジェクトフェアリー Jupiter 玲音 亜夜(アイドルマスター)
山田木はなこ:『音楽少女』に登場するオーストリアからの帰国子女。
エルネスティ・エチェバルリア:別作品だが中の人が同じかつガチのロボオタク。
星野アイ:『【推しの子】』に登場する中の人繋がりのアイドル。なお、当作品はシャニマスとコラボしておりコンシューマ作及びミリシタでは行われていないが、2回目のコラボの際にシャニマス公式ツイッターから詩花について高橋李依氏本人から述べられている。→推しM@S
どうでもいい話
出身国のオーストリアでは飲酒が16歳から条件付きで合法ということもあり、こんなイラストが投稿されていたりするが、日本ではお酒は二十歳になってから。