曖昧さ回避
- Microsoft社が販売しているフライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator X」の略称。本記事で解説する
- 次期支援戦闘機(Fighter Support-X)の略称 ⇒ 支援戦闘機の記事参照
概要
家庭用フライトシミュレーターの定番ソフトの一つであり、世界各地に愛好家が存在する。定期旅客機を決められたルートで飛ばすだけに止まらず、軽飛行機で気ままな空中散歩を楽しんだり戦闘機に乗って地球の裏側まで行く事もできる。
また飛ばす意外にも、オリジナルのゲームに収録されていない航空機や建造物、地形等を作り、無償有償を問わず配布するMOD制作の動きも盛んである。
対応プラットフォームはPCのみでオンライン上での複数人プレイも可。「Microsoft Flight Simulator」シリーズとしては通算10作目にあたる息の長いソフトであったが、制作チーム解散のため「X」が最終作品となっている。
その代わり、マイクロソフトが後継作に相当する「Microsoft Flight」を発表し、Games for Windows LIVEアカウント所有者に対して現在無料配布している。
ゲームシステム
機体に積む燃料や、人・貨物の重量、故障個所の有無や天候に至るまで細かく設定できるため実際の航空会社や航空学校の教材として用いられることもある。
また、操縦にはキーボード、ゲームパッド、専用コントローラー等を用いる。プレイヤーによる手動操縦の他、機種によっては自動操縦をさせることもできる。
基本的にゲーム内の時間はリアルタイムで進み(倍速、もしくはそれ以上にすることも可能)、航空機自体の挙動もリアリティがある上に地形も実寸であるため、普通に操縦していると航空機系のゲームにありがちな爽快感を味わうのは少々難しい。
ただしゲーム内にはミッションが多数収録されており、定期旅客便や遊覧飛行意外にも、実際に存在する航空機レース再現や手に汗握る多種多様な緊急事態を味わえるものも多く揃っているため、のんびりしたプレイばかりに陥ることは少ない。
注意事項
ハードウェアに対するゲームの要求スペックはかなり高いため、CPU、メモリ、グラフィックボード等の性能が高いPCでないとまともに遊べないので要注意である。