概要
あさのあつこの近未来SF小説「NO.6」は、2003年から2011年にかけて講談社YA!ENTERTAINMENTから全9巻刊行され、文庫版は全9巻。台湾等への海外進出もしている。
2012年11月には主人公達の知られざる一面と後日譚が書かれた外伝『NO.6 beyond』が発売。
2011年7月からフジテレビのノイタミナ枠にて、toi8によるキャラクターデザイン、ボンズ制作でアニメ化。
木乃ひのき作画の漫画が講談社ARIAの2011年3月号から2013年12月号まで連載され、単行本は全9巻。
作中の登場人物のキャラデザは小説版とアニメ版で少し違い、pixivではアニメ版が圧倒的に多い。
2024年11月アニメ版を元にしたビジュアルで、ミュージカル化。
ストーリー
大戦を経て世界が荒廃した2013年。人類は残された居住可能地域で6つの都市国家を築いた。そのうちの一つ、“理想都市”や“聖都市”と称えられた街、「NO.6」。
エリート居住区に住む紫苑は、12歳になる誕生日の台風吹き荒れる夜に、矯正施設から逃走したネズミと名乗る少年と出会ったことから人生が変わり始める。
それから4年後の2017年。ネズミを助けたことで特待生ではなくなった紫苑は、下町で母親と細々と暮らしていた。しかし、謎の変死事件に関わったことで紫苑は治安局に連行されそうになったが、かつてのネズミに助け出されNO.6のスラム街・西ブロックへ逃れた。
西ブロックでの生活や人々の出会いを通じ、NO.6に隠された恐ろしい真実を知り、ネズミとともに理想都市の現実に立ち向かうこととなる。
「破滅」と「希望」の物語。
登場人物
好奇心旺盛で神経質な性格のマイペースで、周りからは「天然」と言われてしまう。
冷静沈着で非情な性格で、その一方義理堅い。NO.6への復讐を誓っている。
紫苑の幼馴染のエリート学生。紫苑を想っている気丈な心の少女。
西ブロックで犬達と暮らし、ホテルや情報屋をしている。
西ブロックであくどい商売をする酔いどれの元新聞記者。火藍とは旧知。
紫苑の母親で、パン屋を営むしっかり者。
火藍を慕い、火藍のパン屋に通う無邪気な女の子。
莉莉の伯父で、娯楽情報を配信するジャーナリスト。
NO.6に君臨する最高権力者。
市長と協力して謎の実験を繰り返す研究者。
軍事訓練教官である冷酷な治安局員で、何度も紫苑達の前に立ちふさがる。
地下洞窟のリーダーで、ネズミの名付け親である、NO.6創設メンバーの科学者。
主題歌
舞台化
【東京】2024年11月8日(金)~17日(日)天王洲 銀河劇場
【大阪】2024年11月22日(金)~24日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
関連イラスト
外部リンク
関連タグ
あさのあつこ 児童書 児童文学 2011年夏アニメ ノイタミナ 近未来 SF ディストピア
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