it's been a long time buddy
WELL...
why don't we do this...
ONE MORE TIME
概要
mr.pixel production氏によるsonic.exeの派生ゲームの1つ。
基本的には原点とほぼ同じ作り・構成をしているが、一部アレンジが加えられている。
今作の黒幕はsonic.exeに似て非なる「sonic.OMT」という存在。
『one more round』
Ready For Round 2?
上記のアップデート版。新たに操作できるキャラが3人増え、初期のころから居た3人にも隠しイベントが1つづつ追加されている。
『one rast round』
この作品をベースにした新作。アップデート版も作られていたが、今ゲームに統合される形で打ち切りとなった。
このゲームについてはこちらを参照。
『repixled』
今ゲームの完全リメイク。というより別物。クリア=死であるためクリア自体は可能なのだが、真エンドを目指すとなると難易度もとんでもないことになっており、ゲーム性も内容も全てが絶望レベルへと豹変している。
主な変更点はこちら
- オプション画面の追加
- オプションとして言語設定・アスペクト比の変更が可能になった。2回目以降はタイトル画面で隠しコマンド「OPTIONS」から設定変更可能。
- タイトル画面が変更
- 原作では真っ黒な目のソニックだったが、今作では従来のソニックに差し戻されており、数秒経過でタイトル画面が先の「one last round rework」のエンドカードのものに変化する。そして最後にはそのソニックも姿を一瞬見せる演出が追加。
- データセレクト画面が大きく変更
- 背景の赤い空に不気味な笑みが追加されている
- また、データ選択時にはキャラクターのポーズも変化し、死亡時にはキャラクターに鎖が施され、死ぬ場所によってモニターのグラフィックも変化する。
- グラフィックの変更
- 3人共キャラクターのグラフィックが変更されており、シナリオによって表情や姿が変化する
- また、HUDがデフォルトの『not so simple sonic worlds』のものから『初代ソニック』準拠の物に変更。これは先の『one last round』でも同様(ただしナックルズ編では現状タイマーの機能はしていない)
- 原作ではノイズは白黒だったが、従来のsonic.exeと同様に赤みがかかったものに変更されている。
- 原作では文字フォントは今作オリジナルだったが、今作では『ソニック1』と同じフォントに変更。
- 残機の増加
- 原作では『1』で固定されているが、今作ではミスの概念が生まれたため2Dソニックシリーズ同様『3』に増加。ただし1UPはできず、残機を増やす手立てはない。
- ボイスの追加
- 旧版ではsonic.omtは従来の笑い声しか無かったが、今作では笑い声も変更され、更にボイスが加えられており、不気味さが加速している。
- ステージの追加・改変
- 今作では一本道だったステージが全くの別物として変化している。例を挙げるとhide and seekでは原作ではおにごっこだったものが、本格的にかくれんぼとして豹変しており・更にステージが拡大している。更にここで終わらず、今度は「one last round」で新たに追加されたステージが採用されている。
ステージ
最初に起動すると上記の短い語りが入り、そのままゲームが終了。もう一度起動してやっとゲームがプレイできるようになる。
しかし、タイトル画面にいるのはいつものソニックではなく、目が真っ黒なソニックらしき「何か」であり...。
テイルス編
モニターから腕が現れ、そのまま吸引される形でゲームスタート。
- ヒルゾーン
いつものグリーンヒル。最初の最初だけは原作準拠ではあるが、BGMがかなりおかしく、橋を渡り切ったタイミングで暗転。
ここで空と湖の色が豹変し、しばらく横へ進むことになる。
横へ進むと更に暗転し、視界が見えにくくなる。そこには動物の遺体が散りばめられ、ソニックらしきものにたどり着くと...。
- hide and seek
テイルスの死に場所。ここでは強制的に鬼ごっこをやらされ、為す術もなく捕まる。
捕まった直後はsonic.exeに首を引っこ抜き、テイルスが死亡する。
バージョンによっては違うが、初期版では謎の緑色の天井が用意されており、ゴールパネル近くには落とし穴が存在する。落とし穴に落ちてゲームオーバーになると後述する最終ステージまでスキップ可能。ちなみにゴールパネルを触れるタイミングで飛んで死亡を回避してももう一度やらされる羽目になっている。
修正版は天井も透明となり、ゴールパネル前に壁が用意されており、どう足掻いてもゴールパネルには触れることが出来ない。
round版にてようやくゴールパネルにも触れることが出来るようになり、リザルト後から隠しステージに入ることが出来る。
ナックルズ編
エッグマン編
エミー編
クリーム編
サリー編
ソニック編
repixeled版におけるステージ
テイルス編
- グリーンヒルゾーン act1
『初代ソニック』の1面。開幕時の表記では『HILL』の部分の『I』の字が時折『E』へと変化し、これにより『グリーンヘル』へと変化を見せている。
このステージでは敵が一切登場しないが、リングを集めても100枚集めた時点でダメージを受けるため1UPができない。
最後まで奥に向かうと突然暗転し、ステージが終了する
WELCOME TO MY
WORLD
- ヒルゾーン act2
原作では夕日がかかったかのような空模様だったが、今作では暗い空と萎れた植物が並ぶ光景へと変化。
再び奥へ向かうと今度はソニックらしきものが姿を見せる。
THIS IS
STARTING TO
BORE ME HOW
ABOUT WE PLAY
SOMETHING?
そう言い放った瞬間、なんとsonic.omtは異形の化け物と化し、テイルスの目玉を引きちぎったのだった。
そしてテイルスをどこかへと飛ばしたのであった。
LET'S PLAY
MY FRIEND
- ヘルゾーン act1
ここから別物に変化。ここでは開幕からリングが100枚ある状態でスタートし、ダメージを受けても数枚しかリングを堕とさないものの、1秒経過することで1リング消化する、いわば無敵のないスーパー化となっている。リングが0枚になることで即座にテイルスの体内からomtが侵食する形で死亡し、残機が1減る。
終盤に差し掛かれば差し掛かるほど、テイルスの幻影が現れ、青い異形のバケモノが姿を現してくる。
辿り着いた末にリングが時間で消費しなくなり、ゴールパネルの前にomtが出現。テイルスを転ばせ「RUN」という文字が現れテイルスに差し迫る。もしここで捕まればまた同じように侵食して死亡するだけじゃなく今度は残機に関係なく完全に死亡する。
そして一定まで走り続けることで一度omtは止めを刺さない。そして聞こえるのは心臓の鼓動だけ。
ゴールパネルまで辿り着くと今度は飛べなくするためにテイルスの尻尾の片方を引っこ抜いたのである。
そして炎で焼かれ、テイルスの悲痛な声だけが聞こえた。
THAT WAS REALLY
FUN.
BUT I STILL WANT
MORE.
DO YOU WANT TO
PLAY SOMETHING
ELSE?
- hide and seek zone act 2
炎で焼かれた先、それは異形の形をした森林だった。
このステージでは時間制限はないものの、その代わりに隠れる時間がある。
その時間内にステージの草木に隠れることが今ステージのルールであり、隠れられなければ残機が1減る。
また、リングが無い状態で敵やマグマに接触してもミス扱いだが、残機は減らない。
敵は動くことはないが、物凄い音を鳴らしてテイルスのいる場所を知らせ、タイマーもものすごい勢いで減る。
このステージではチェックポイントマーカーが機能しており、万が一ミスになってもやり直せる。
そして最奥まで向かうと崖に立ち、テイルスはomtに落とされる。
OH...YOU KNOW
MESSING AROUND
WITH YOU HAS BEEN
SO FUN...
EVEN OUR PLAYTIME
WAS GOINGTO END
AT SOME POINT...
SO.... I THINK
ITS TIME TO DO
OUR FINAL
SHOW....
BEFORE TURNING TO
THE OTHER PAGE
...
- abandoned zone act 3
まさかのone last round独自のステージからの起用。ただしこのステージでは原作とは違い水が無く、音速の蜘蛛とのガチレースになる。
...が、そのレースは非常に難関であり、初見でほぼ奥地へと向かうことは不可能に近い。
また、このステージではアップデートでスピンダッシュが封じられる改悪が施されており、本格的に初代ソニックと全く同じ操作感へと変わっている。
捕まえられると蜘蛛が一瞬消え、内部から蜘蛛が侵食される。
最後まで逃げ切るとノイズがかかり、『GOT YOU』と文字が入り吹き飛ばされる。
吹き飛ばされ、足が使い物にならなくなったテイルス。それでも最後まで藻掻こうとするもomtが現れ、「GAME OVER」という文字が崩れつつ脊髄を抜かれるのだった。
YOUR
PERSENVERANCE
IS TO ADMIRE
IF IM HONEST
BUT THAT
DOESNT CHANGE
ANYTHING
BESIDES THE
FACT THAT YOU
WASTED YOUR
TIME TRYING TO
FIND SOMETHING
ELCE...
マイルス・テイルス・バウアーは最後まで逃げ切れずsonic.omtの手によって殺害されたのだった。
ナックルズ編
- スクラップブレインゾーン
現在は最初の最初のみプレイ可能で、アップデートでBGMとステージ構造が変化した。
奥へ向かおうとするとomtがナックルズを掴みこう言い放つ
DON'T BE ANGRY
MY FRIEND....
ALL GOOD
THINGS SHOULD
BE COOKED OVER
A SLOW COOKER
...ここでゲームは終わっている。
隠しキャラクター
とある隠しコマンドを入力することで解禁。ここではオリジナルキャラクター『alan』を操作することになる。
- ホラーバレー
こちらのステージはヒルゾーンとほぼ全く同じで、グラフィック・BGMの変化しかない。
そして奥へ向かうとalanは立ち止まる。
『自分は誰なのか』そう自問しつつomtの笑い声がこだまし、ここでゲームは終了する。