プロフィール
| 真名 | カズラドロップ |
|---|---|
| クラス | アルターエゴ |
| 性別 | 女性 |
| 身長 | 133cm |
| 体重 | 30kg |
| 誕生日 | 4月12日 |
| 血液型 | 不明 |
| 特技 | 双六遊び、掃除 |
| イメージカラー | 若草色 |
| 好きなもの | 自分達以外（特にBB） |
| 嫌いなもの | なし |
| 天敵 | 天敵しかいない（特にBBとヴァイオレット） |
| ILLUST | ワダアルコ（原案）、たけのこ星人（Fox Tali） |
| CV | 未定 |
概要
『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァント。
元は『Fate/EXTRA CCC』の初期企画案で登場予定だったキャラクター。
BBの眷属であるパッションリップやメルトリリスや他のアルターエゴと合わせサクラファイブの一員として登場する予定だったがお蔵入りとなる。
と、いうもの保健室の桜とキャラ属性が被ったのが没になった最大の原因。
初期アイディアでは穏健派の桜が集まる村の様なものがダンジョン内部にありそこに暮らしている…という構想があったようだ。
幼い少女の外見をしたアルターエゴ。リボンの色は黄色。
人物
「慈愛」のアルターエゴ。
だが「全人類を平等に愛する」という思想が暴走し、しまいには創造主であるBBにすら牙をむくようになってしまった。
すなわち、『FoxTail』における黒幕である。
また、「ゴスロリのBB」＝BB(1st)はカズラドロップが用意した偽物で破壊されたメルトリリスにBBのテクスチャを貼り付けて動かしていた人形である。
そして本人は自己凍結した保健室の桜に化けて主人公陣営に近づき、正体がバレるまでずっと味方のフリをしていた。
精神がアブない人。
能力
戦闘能力に関してはサクラファイブの中でも最弱で、パッションリップ曰く近代英霊のパンチ一発で死にかねないとの事。
ただし、id-es「インセクトイーター」によって、自身と同じ間桐桜モデルのAIを吸収し、能力や姿を奪うことができ、奪う対象がいれば理論上は無限にパワーアップが可能。
『FoxTail』ではこれにより、BBの権限の大半を簒奪。さらにはパッションリップとメルトリリスの残骸から「オールドレイン」と「トラッシュ&クラッシュ」を吸収している。
裏を返せば、同族を喰らわない限りはずっとレベル1のままなので、まず誰かの隙を作って取り込む強化を水面下で続ける"暗躍"こそがカズラドロップの基本戦術。
ただし、奪えるのは"力や体だけ"で、それを扱う経験や精神性まではコピー出来ない。加えてカズラドロップ本人はまるで戦闘慣れしておらず打たれ弱いので、どの作品でも得た力を十全に活かしきれていない節が散見される。
宝具
不明。上記インセクトイーターを発展・応用したものという事のみ分かっている。
余談
正体を現す前から、ファンの間では「カズラドロップ黒幕説」は既に考察されていた。
根拠としては、「（没キャラとなったサクラファイブの）キングプロテアやヴァイオレットが出たのなら、カズラドロップも出るのでは」という予想ができたことや、彼女が遠隔操作していたゴスロリBB（正体はメルトリリスの残骸の外観を偽装したもの）が使用した『虫空間』やAIとしての有り様にこだわるような発言などがカズラの設定を想起させた事が挙げられる。サクラファイブ紹介時に、カズラのみ消息不明でその行方が明言されなかったことも大きい。
構想段階では「キャラクターがボスに向いていない」と言う事で没になったカズラだが、「BBやアルターエゴの在り方に対しAIとして疑問を抱き、正常な管理AIに戻りたがっている」、など、ボスとしての要素は十分に抱えていた。
『FGO material Ⅷ』ではキングプロテアの項目内で彼女の事がいくつか断片的に語られている。「世界が怖いから自分を強くする」キングプロテアに対し、カズラドロップは「世界が憎いから周りを弱くする」という事らしいが……？
Fate/Grand Order
現在サクラファイブの内、パッションリップ、メルトリリス、キングプロテアが実装されているものの、彼女とヴァイオレットは未だに実装されておらず、『CCC』コラボイベントである『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の復刻版にも登場しなかった（インタルード化しても実装されず）。
ところが、コミカライズ版『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第8話で本格的に登場。エミヤ・オルタの『無限の剣製』で致命傷を負ったランサーにトドメではなくバグ治療を行い、藤丸達に接触。ガウェインとの合流時に、BBからの援軍という名目で彼らの味方をすることになった。どうやらBBの指令で動いている様子だが……？
メインのイデスは封印されているらしいが、本人は「AIなら従うのが正しい行い」と表向きは納得している様子（裏でちょくちょく技術を悪用して解除を試みていたが）。
リップをセンチネルから解放するための戦闘では周りの敵サーヴァント（アタランテなど）を一掃する行動を見せていた。
第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』では、彼女に酷似した妖精ムリアンが登場した。しかもBBの登場BGMと共に。
極めて酷似した風貌を有しているのは、ハイ・サーヴァントとしての彼女の構成要素に、妖精ムリアンが混ぜられているため。流れとしては逆ではあるが、いわば妖精版カズラドロップがムリアンである。
24年開催の水着イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!』もとい奏章Ⅲ『新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション』では、BBドバイの子機として、またまた瓜二つのBBリリィが登場。その正体は今度こそカズラドロップ本人であった（これ見よがしに名札で「かずら」とアピールしていたのでプレイヤーからはバレバレではあったが）。
本人の口ぶりから『FoxTail』での経験を引き継いでいる模様。
BBドバイに召喚され彼女の協力者にさせられていたが、内心では下克上を狙っている。彼女の目を欺くため「人類滅亡方法選挙」には立候補したが、選挙自体には消極的。
打倒BBドバイ、そして「カルデアと縁を作り、鳴り物入りで最上ランク(星5)で召喚されたい」という私欲の元に主人公達に協力を打診する。(本人曰く好きで仲間はずれになっていたわけではないらしい)
…その真の目的は、「不完全な人類が自分達を作ったなんて許せない、ならば人類が完全になるまで痛ぶりながら何万年でも管理する」こと。
そのために管理者たるBBドバイの立場を乗っ取ることを目論んでいた。
自身の戦力不足を補うべく、二枚舌でBBドバイとカルデア一行の間で立ち回りつつ、手始めにプロテアを騙して吸収し、インセクトイーターの「同族を吸収する性質」をムーンキャンサーにも適応することで、選挙の対立候補たちを襲撃しては次々に吸収していった。
これによりBBドバイを上回る戦闘能力を獲得したと判断すると、自分以外の候補者が退去あるいは戦線離脱したタイミングでBBドバイを襲撃する。
一度は倒しかけたものの、「ある言葉」が原因でBBドバイの逆鱗に触れてしまいあっさりと返り討ちにされてしまう。
瓦礫の下敷きになりながらもなんとか霊基崩壊は免れ復活するが、そのときには一連の騒動は既に解決しカルデア一行は帰還済み、せっかく用意していた景品用の聖杯も無駄となって忘れられたことにショックを受ける。
そこで愚痴を吐いていたところをたまたま帰り損ねてしまったアンデルセンに全て見られてガン泣き。「カルデアとの縁を作ってやるから帰るのを手伝え(要約)」と声をかけられたところでフェードアウトした。
ラスボスとも予想されたが、結局またも下剋上や人類支配は失敗。
勝ち誇った後に首を刎ねられ「満面の笑みを浮かべるカズラドロップの生首」という構図が出来あがった事は早速シリアスな笑いとしてネタにされている。
アンデルセンが帰る意味でも彼女の実装は時間の問題となったが、設定上星5どころか星1や星0になるのではとも予想されている。
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