概要
またはその一種ナミハナアブの別名。
世界に約6000種、日本に約400種が分布するとされるが、新種が次々記載されており、詳細な種数は不明。
様々な蜂に擬態した模様を持ち、天敵から身を守っていると考えられている。
基本的に人間に危害を加える事は一切無く、成虫は専ら花の蜜や花粉を食べる無害な存在であり、益虫とされる種もある。
例外的にマドヒラタアブ、スイセンハナアブ、ハイジマハナアブは農業害虫である。
幼虫期の餌は種によって様々で、他の生物を捕食する肉食性の種や、植物の根などを食べる植物食性の種、キノコを食べる種、水中の有機物を食べる種などがいる。
主な種類
ヒラタアブ亜科
- コシボソハナアブ
- ツヤヒラタアブ
- マメヒラタアブ
- ヒゲナガハナアブ
- クロヒラタアブ
- ホソヒラタアブ
- ヒメヒラタアブ
- フデヒメヒラタアブ
- ナミホシヒラタアブ
- オオヨコモンヒラタアブ
- オビホソヒラタアブ
- ミナミヒメヒラタアブ
- キベリヒラタアブ
- クロツヤタマヒラタアブ
- オオショクガバエ
ナミハナアブ亜科
- ハナダカハナアブ
- ベッコウハナアブ
- マドヒラタアブ
- スイセンハナアブ
- ハチモドキハナアブ
- キゴシハナアブ
- ホシメハナアブ
- ナミハナアブ
- シマハナアブ
- ルリハナアブ
- アシブトハナアブ
- ハナダカマガリモンハナアブ
- オオハナアブ
- ビルゲイツハナアブ
- ポールアレンハナアブ
- シマアシブトハナアブ
- シロスジハナアブ
- スズキナガハナアブ
- ジョウザンハナアブ
- ハラアカナガハナアブ
- ナミルリイロハラナガハナアブ