概要
CV:未実装
アプリ版におけるメインストーリーシーズン3から登場するヒトの少女。
ジャパリパーク園長の紹介で、ジャパリパークに長期ゲストとして来園、フレンズたちと共ににぎやかな暮らしをすることになる。
パークで暮らすうちにカニクイアライグマ、オジロスナギツネ、ジェネットの三人が彼女と一緒に行動するようになり、シーズン3は主にこの4名がメインとなって進行していく。
現時点で年齢は不明だが、周りのスタッフやフレンズの反応などから、おそらくけものフレンズ3に登場するヒトの中では最年少だと考えられる。
パークにやってくる経緯
メインストーリーシーズン3の0章で初登場。
シーズン2にて、様々なセルリアンの障害を乗り越え、ジャパリパークはある程度の落ち着きを取り戻していた。
探検隊はパトロールの休憩がてら、パークガイド見習いの練習をしていたタヌキとアライさん…に見間違えられたカニクイアライグマと散歩をしていたところ、パークセントラルにてカコ博士からある依頼を受けることになる。
それは、ジャパリパークに長期ゲストとして彼女がやってくること。
そして、カコ博士の代わりに、探検隊にお出迎えをしてほしいことであった。
初めての長期ゲストに喜ぶ探検隊と、その話を聞きつけたフレンズたちは、彼女を乗せた船が来るターミナルで、盛大に彼女をお出迎えすることに。
容姿
薄い灰色の髪に、濃い灰色のメッシュが入っている。
また、帽子で隠れて見えづらいが、髪はツインテールにして後ろに下ろしている様子。
服装はパークから支給されたものなのか、はたまた園長が用意したものなのか、足跡マークのワッペンを帽子に付けており、『の』マークが胸ポケットに刺繍された服を着用している。
スカートは水色で、リボンは水色と青色のグラデーション、アームカバーも青色と、青を基調とした服装が特徴的。青色が好みなのだろうか。
また、けものの耳を思わせる形状をした帽子に、腰にしっぽアクセサリーを付けており、さながらコスプレをしているかのよう。
前述のとおり、年齢は不明。
ただ、ゲーム内では遠近感が掴みづらいため正確に比べることはできないが、カコやミライなどの大人のヒトと比べると、頭身の差などの影響か彼女のほうが幼く見える。
4周年記念のコンセプトアート(フォト『きらめく☆ドリームレイン』)でも、ジェネットやドールと比べても小柄な体格をしていることが伺える。
人物
カコ博士の言伝によると、動物が好きである様子。
また、副園長となったカコ博士のお出迎えを恥ずかしさから断ったり(前述した探検隊へのお出迎えの依頼理由はこれ)、隊長とフレンズたちに初めて出会ったときに少々言葉を詰まらせるなど、当初は人見知りを感じさせる面が見受けられた。
しかし、フレンズたちが荷物のキャリーバッグを巡ってお手伝いをしているところを見て声を漏らして笑ったり、セントラルにいたフレンズと挨拶を交わすなどして、少しずつフレンズたちと打ち解けてからは、積極的にフレンズたちと交流を図るように。
その一方で、明確に言葉を話す描写は全くと言っていいほどなく(セリフは吐息や含み笑いなどの息遣いや、モノローグのみ)身振り手振りや筆談でコミュニケーションをとっている。
作中のモノローグから、過去に忘れたいほどの怖いことがあったらしく、声が出ないことを本人も自覚している。無口というわけではなく、本当に声が出せないらしい。
(なお筆談やモノローグでの言葉遣いは少々幼げでかわいらしかったりする)
本土から持ち込んできたと思われる「真っ黒い卵のような形をした石」を大事に持っている。
オジロスナギツネはこの石を「宝石みたい」とみており、ミライはその石について「黒曜石のようであるが、それにしては透明度が高い」と考察しているが、現在のところ詳細不明。
パークにやってくる前は、園長主催のジュニアスカウト『けものフレンズ』に所属していた。
作中でときどき見せる敬礼のポーズはその時に学んだもので、同じく敬礼のポーズが代表的なドールと意気投合している。
その関係か、気弱そうな雰囲気から考えられないほど非常にたくましい姿を見せることがあり、セルリアンに奪われたハチミツを隙を突いて取り返したり、セルリアンに対して自身を囮にすることを厭わなかったりするなど、探検隊隊長並みの胆力の持ち主。
ナナからは「たくましすぎて逆に心配」と評されており、このため途中で出会ったカレンダやカコから叱られてしまうことも…
それでも、ここまで頑張れるのはそばに仲間が、フレンズがいてくれるからであるようで、長い間カニクイアライグマたちと離ればなれになってしまったときは、再会したときに泣き出してしまったり、
不測の事態でセルリアンに遭遇してしまったときは、恐怖でパニックになったり、体が動かず座り込んでしまったりしている。
(座り込んでしまった件は相手が相手だからというのもあるけど…)
彼女も完璧超人では決してなく、彼女なりに一生懸命に頑張っていることが窺い知れる。
備考
- なぜ一人だけでパークに来ることになったのかなどについては、何らかの事情がある様子であるが、現在のところ詳細は不明。ただ、カコ博士は「ここが相応しいと思ったからこそ(園長は)ジャパリパークを選んだのだろう」と推測している。
- 青を基調としたけも耳や、青いストライプ柄のしっぽなどから、ある人物(?)との関連を疑われているが、関係性は不明。
- 彼女の名前である『ヒカリ』は、今までの主要人物の名前で共通していた「時間に関係する言葉」である『未来・過去・カレンダー』とは離れた名前になっている(※ナナに関しては「ナナ=7=7日=1週間」ではないかと考察している人もいるが、公式では詳しい情報は出ていない)。
- 或いは、同様に時間に関係する名前ではないアニメ版の主人公たちと関連があるのかもしれない。
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ヒカリちゃんとにぎやか三重奏
カニクイアライグマは、ヒカリの「できるだけ多くの時間フレンズと一緒にいること」という園長の約束から、初めてパークと暮らすフレンズのパートナーとして、一緒に知らない場所を探検したいという想いのもと、彼女が指名した。
オジロスナギツネはカニクイアライグマの推薦で、当初は面倒くさがっていたが、しばらく一緒に探検することで楽しさが芽生え、正式にメンバー入りする。
ジェネットはヒカリのピンチに駆け付け、その後も彼女に懐き、探検に興味を持ったことで探検に同行することになる。
そうして探検を続ける中、あるジャングルの中のステージで、バイオリンを発見する。
ヒカリがバイオリンを弾いて見せたところ、ジェネットが「わたしもきれいに音を出せるようになりたい!」と懇願。
スタッフに事後報告しよう、という形でバイオリンを借りて、ヒカリとバイオリンの練習をするようになる。
少しずつきれいな音が弾けるようになった頃、ダイトウオオコウモリの見送りついででオデッセイ内部を探索することになった。
休憩のためわいわい広場に移動したところ、鍵盤ハーモニカを発見。ヒカリが弾き方を教えると、今度はオジロスナギツネが弾き始める。
音を気に入ったオジロスナギツネは、カニクイアライグマの提案でジェネットと一緒に弾くことに。
カニクイアライグマの手拍子に合わせ、ジェネットのバイオリンとオジロスナギツネの鍵盤ハーモニカの二重奏が、素敵なメロディーを奏でる。
そして…
「……ふ~、ふふふ♪」
「ら ら ら~…」
「…あ、れっ…?」
「…っ!」
「………み、んな………で」
「かなで よ、…う……♪」
シーズン3の4章にて、不安定とはいえついにヒカリちゃんが言葉を発することができた。
とはいえ、本人も困惑している様子であり、そのあとは普段のように身振り手振りで会話していることから、意識しての発声はまだむずかしいようだ。
ちなみにこういう発声をしかける場面は各所にちりばめられており、パーク来園直後に「あ、の…」と声をかけようとしていたり、ジェネットが倒れた際に「じぇ…、ね……、っ……!」と、心配の声が漏れたりしている。
にぎやか三重奏の活躍が待たれるところ。
ヒカリちゃんの謎
※以下はメインストーリーシーズン3のネタバレになりうる要素が含まれています!!!
(…あれ? 私…泣いてるの?)
(だれか、だれか助けて…!)
(動かなきゃ… 走らなきゃ、早く…!!)
「あ…あぁっ…!!」
「~~~~ッ!!」
やはり(?)と言っていいのかはわからないが、普通の女の子ではないことが1章から判明する。
いくつかの場面で、彼女の髪の濃い色の部分が名前の通りひかりだし、周りのフレンズに対して不思議な現象が現れている。
影響が確認されているのは現時点でジェネットのみ(ほぼ同時にスカイフィッシュが駆け付けたこともあるが、スカイフィッシュはジェネットの絶叫を聞きつけただけの可能性もあるため、影響があるのはジェネットのみであることが濃厚)。
作中では主にヒカリが危機に陥り、強く何かを想った時に発現している。
ジェネットはヒカリが見えないような位置にいたとしてもこの変化をすぐに察知しており、多少離れたところでも影響があると考えられる。
また、このときのジェネットは明らかに普段以上の力が発揮されているようで、オジロスナギツネやカニクイアライグマが走っても多少の時間がかかる距離を、一瞬で駆け抜けてヒカリのもとに駆け付けている。
…このときのジェネットは、かつて探検隊の副隊長が決死の覚悟で歌う災厄を撃破した時と同じようにサンドスターを放出している…。
もともとジェネットは、普段からヒカリの言いたいことが自然と伝わったり、代理で言葉にする場面が多く、この影響も何らかの関係性があると考えられるが、現時点では不明。
また、基本的にヒカリが何かを強く想うときに発現しているが、最初は流れ星を見て、自分でもわからない涙を流した時にも一瞬発現していた。
前述した、忘れたい怖い過去と関係するかも、今後明かされるかもしれない。