ところで「批判に対する逆ギレ」の所にまた加筆が進んでいますが、他と内容が被る上にそもそも「逆ギレ」ができるのはUBIだけなのでそれ以外の発言は蛇足ではないでしょうか？ここの項目の存在意義は「以上の批判にUBIがどれだけ誠実に対応したか（あるいはしなかったか）」を伝える事にあると思っているのですが。

ただ、本作の場合掘り下げたらポリコレ以外の粗がどんどん出てくる（最近のミーム風に言うなら「思ったよりヤバいのが出てきたなどうすんだこれ」状態）ので、全体としてはポリコレの炎上とは言えないよね、という構図になっているものと理解しています。ポリコレがクソゲーの免罪符になっていると言うか。

個人的にはどうせ日本を舞台にするなら忍者らしい忍者で遊びたかったという気持ちは分からなくもないですし、そうはならなかった原因にポリコレを見出す事も的外れではないと思っています。少なくとも炎上の「契機」としては間違いとまでは言いきれません。それ自体の善悪とは別に、事実として。ポリコレにかかわらず、予想された流れを外してきた作品が「これこのシリーズでやる意味ある？」となるのはよくある話です。

さっき少し調べたんですけど、経済的価値のある著名な家紋は家とは関係ない第三者が商標登録する事は出来ない(＝勝手に使えない)と出てきましたよ

>家紋は著作物 これ書いたの誰だよ……。戦国時代にあった家紋の著作権者なんて死後50年余裕でたっとるわ。

>ゼンさん　『弥助やないかい』を作った人でさえ、最初は「これ(弥助)は別に良いんじゃない？」と言ってたくらいですからね。

確かに弥助と奈緒江が発表されたばかりの頃は史上初の実在の人物、黒人でありながら信長に仕えたという創作映えするキャラだと言うことで割と好意的に受け止められていたと思うんですよね。Xを見ていた感じ。なのでこの記事にも書かれている通り炎上の原因は弥助だけではないと思います

>全身ブサイクマンさん　 ふしぎ発見で弥助を特集していた頃は、黒人優遇とかが今ほど顕著ではなかったですからね。アメリカの黒人が「俺たちの先祖は奴隷にされてただけじゃない、日本でサムライになった人もいたんだ！」と言ってるのを見ても、大抵の日本人は微笑ましく見守っていました。記事にも書きましたが、炎上の理由の１つにwiki編集合戦などの場外乱闘もあるので、UBIに同情できる点も全く無いとは言いません。逆にUBIの明確な落ち度は(無断使用は論外として)杜撰すぎる日本描写と一緒に弥助を出したことだと思います。私個人の感想もありますが、アサクリって戦闘やステルスのシステムは大したことない(今作も英メディアに「忍者は良いが、弥助パートは劣化版ツシマにしか見えない」みたいなこと言われてる)し、ストーリーもGOWやウィッチャー3、サイバーパンク2077ほど厚みがあるわけでもないです。オープンワールドの作り込みこそがシリーズの売りで、最も期待されている部分だと思います。ツシマの場合史実と違うところは多々あれど、サッカーパンチのスタッフが日本のローカライズチームと連携して(「フィールドに照明が欲しいんだけど、鎌倉時代に提灯って大丈夫だっけ？」とか)、西洋人が妄想した勘違いニッポンではなく「時代劇の日本」を作ってみせました。サッカーパンチは変態技術屋集団ですが、制作会社としてはUBIに比べると弱小と言ってよい規模です。それなのにこの差では、UBIが日本を舐めていると思われても仕方ない(無断使用の対応を日本人スタッフにだけやらせるとか実際に舐めてると思う)でしょう。実際にその辺のことが話題になる前は、別に弥助でもいいじゃんという声も今より多かった気がします。

非公式ソング『弥助やないかい』が結構ウケてるみたいですね。追記しても良いかもしれません。 https://youtu.be/gLxQJPq8OJI?si=6NudZ_QEKtLiJjYv

まあその感情のままに記事をすぐ白紙化したりしないところはまだマシですね。やっちゃう人居ますから。

とりあえず、ご意見なさる方は最低限記事を読み終えて直近のコメントにも目を通してから書き込んで頂けたらな、と。 表面だけ見て脊髄反射で烈火のごとく怒り散らすのはどうかご遠慮ください。

この記事に書くべきかは分かりませんが、そもそも今回UBIが弥助が伝説の侍なのは史実とし始めたのではなく前々から日本の番組(世界ふしぎ発見など)で弥助を侍と言っていたり日本の外務省すらろくに調べずモザンビークと日本を繋いでくれた侍弥助と言ったりしてる中トーマスロックリーが著した2冊の弥助本が海外で大ヒットしたせいで以前から海外では弥助伝説はれっきとした史実として広まっている状況になっていたのが一番知っとくべき問題点ではあると思います。 弥助を知る世界の人間の大半にとってはそれこそが真実だったことを考えるとUBIが今回頑なに史実だと譲らないのも当然なのかもしれません。 向こうからすれば散々黙認してきた弥助伝説に今になってクレーム入れられたように映ったでしょうし、なぜ俺たちだけがこんなに非難されなきゃならないんだよと逆ギレしたのもなんとなく分かる気がします…。

Ubijapanが謝罪した事でネットメディアが取り上げるようになりましたね。それ関連のニュースいくつか目にしました。まだまだ荒れそうですね、この話題は。いつ鎮火するのやら

それともう１つ。「この作品は"政治的"に正しくない」とは誰も言っていません。この記事では「何故炎上したか」を解説しています。

念のために言っておくと、そもそもポリコレという考え自体は間違っていません。大抵のケースで正しく実行できていないから批判されているんです。共産主義とかフェミニズムとかと同じですね。あとヴァルハラの流血規制についてはCEROが過去作と同程度の流血表現でOKを出した事実があるのに、UBIが「関係機関の協議の結果〜」と嘘をついたのが問題なわけです。客に嘘をついたのがバレたら批判されるのは当たり前です。

UbisoftJapanが一応コンセプトアートについて謝罪したようです。しかし結果は言わずもがな。そして何も言わない海外公式ェ…… https://x.com/ubisoft_japan/status/1810238727064854807?s=46&t=rJoYfPnueN9tQxm_ch0hMA

重ねて言いますが、彼が何者であったのかは最早大きな問題では無いのですよね。その軌跡が「日本人の人種差別で」あるいは「単なる無能で」散逸し、それが「イギリス人やらフランス人やらの功績で」再発見されたかのように語られる事が大問題なだけで。

何気にモザンビーク人とほぼ断定しており、信長の死後に帰郷したとの説にまで触れている（ちょうど『世界ふしぎ発見』が取った説でもあります）のが画期的と言えば画期的ですが、時期的に本件の遥か以前ですのでやはり「弥助」の記事向きでしょうか。