- ローマ神話の神の一人。本項で解説。
- 上記を由来とするキャラクター
- 『神のみぞ知るセカイ』の登場人物。本項で解説。
ローマ神話のウルカヌス
ローマ神話の火と鍛冶の神。後に、ギリシャ神話でのヘパイストスと同一視された為、独自の神話はほとんど残っていない。英語読みでの「バルカン」ないし「ヴァルカン」の方が著名。ヴォルカヌスとも。
キャラクターとしてのウルカヌス
神のみぞ知るセカイのウルカヌス
漫画・アニメ『神のみぞ知るセカイ』の登場人物。女神であるユピテルの姉妹の長女。九条月夜に宿っている。彼女が表に出てくると、髪の色が変化する(金→赤)。
目が弱く、耳も遠く、歩くことも出来ない。その反面、物に魂を吹き込んで操ることが出来る。作中では、月夜の人形「ルナ」に魂を宿らせることが多い。この為、月夜からは「ルナ」と呼ばれる。移動手段は桂木桂馬に抱っこさせる、月夜に交代して歩いてもらう、など。
なお、月夜を介して具現化すると、上記の悪い特質も反映される為、普段はルナを介して具現化する事で視力・聴力・移動力を補っており、バトル時は月夜とルナの両方から具現化する。
月夜編最終盤(月夜攻略後)時で、月夜に桂馬を意識する描写があった為、この時点で復活していたと思われる。その後、再攻略編において図書館で汐宮栞と接触する桂馬への襲撃で初登場・・・するものの、桂馬の機転に翻弄される。この時点で月夜との入れ替わりは出来るようになっており、天使の輪も復活していた。その後、桂馬へのキスで月夜の「愛の力」が強まり、翼も復活。フィオーレ(アポロを瀕死に追い込み、ハクアとノーラを捕えていた)をも圧倒する力を見せた。なお、通常時は翼は掌程度の大きさに収まっているが、最大時には体の数倍の大きさまで広がる。
「正義と精緻を愛する」・・・のだが、図書館での襲撃は桂馬からヴィンテージに発見されかねない軽率な行為と受け取られていた。
問題児が多いユピテルの姉妹では比較的知性派であり、長女としてまとめ役を務め、他の姉妹に忠告をすることも多い(もっともアポロなどはろくに聞かないのだが)。女神同士の場合「ウル姉様」「ウル姉」などと呼ばれる。