ネタバレになります!見る際には十分に注意してください。
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概要
もういい、言葉など既に意味をなさない
ACVDにおいて登場する未確認兵器の一つであり、本作におけるラスボス。
財団によってタワーから持ちだされた兵器の一つであり、死神部隊のリーダー、「J」が搭乗し、「黒い鳥」となりえる存在として彼らに見出された主人公(=プレイヤー)を抹殺する為に用いられた。
曰く、世界を滅ぼした兵器のうちの一つとされる存在。
UNACの戦闘データを統合したオペレーションと、Jの戦闘経験を融合させ、高い戦闘能力を発揮する。
肩にはJのエンブレムと共に00のエンブレムも描かれており、部隊内においてはR.I.P.0/Jという扱いになっていると思われる。
登場時には機体を包み込むような巨大なブースターと接続されており、戦闘時にこれをパージし、戦闘態勢へと移行する。
ACと比較して倍以上の巨大兵器であるが、ハイブーストと類似した高速機動を可能とし、更には特殊な粒子による防御機構と、それを転用した全周囲攻撃能力を有しており、攻防速共に高いステータスを発揮する。
ただし、全周囲攻撃後は粒子をチャージする必要があるため、一時的に防御力が低下する。
しかし、防御力が低下しているとはいえ、CE及びTE属性の防御力は高く、高威力のブレードやヒートパイルで仕留める事は難しい。
また、武装はライフルにハイスピードミサイル(共にKE属性)というオーソドックスな物にとどまっている為、これだけでは決定打に欠ける。
そのため全周囲攻撃の射程を読んでおき、相手が粒子のチャージに入ったのを見計らって攻撃に移れば、比較的に楽に攻撃ができる。そうして追い詰めていけば、遂には膝を屈する――が……
財団「ばかな…… こんなことは……」
財団「……とでも言うと思ったかい? この程度、想定の範囲内だよ」
J「ジェネレーター出力再上昇 オペレーション パターン2」
J「見せてみろ 貴様の力」
本当の地獄がここから始まる。
戦闘で不利になると防御力低下のデメリットを承知で粒子を戦闘領域全体に拡散させ、一定範囲内の相手にダメージを与えて来る。
つまり、N-WGⅨ/Vに近づくだけでどんどんAPを削らてしまうのだ。
全周囲攻撃をしてこないため大ダメージは避けられるが、むしろあの攻撃がハンデだったと言わんばかりに猛スピードで迫ってくるのである。
ここからとにかく、持てる力を賭しての持久戦に突入する。
前半で余計なダメージを貰わずに、いかにこの形態を削り切るかが勝負のカギとなる。
この形態では先述のハイスピードミサイルが予想以上に猛威を振るため、フィールド上にあるわずかな障害物を利用して極力避ける必要がある。また前半では地上戦がメインだったが、ここからは空中に居座り続けるため、積極的に攻めるならばミサイルの回避と同様に、障害物を利用して空中に飛び出す必要性にも迫られる。
プレイの基本と応用をいかに積んできたか、そこが勝負の分かれ目となるのだ。
各部にEXUSIAやSCAVENGERと共通の意匠や技術を持つが、そのシルエットはそれら兵器類とは根本的に異なる物である。
余談だが、ストーリーミッションでは撃破のたびに報酬に加えてオーバードウェポン6種を何度でも入手できる為、弾薬費や修理費、傭兵代で報酬が多少赤字となってもOWを売却(合計1,500,000Au)する事で十分黒字とすることが出来る。
KE属性に対する脆さもあって相性のいいアセンと十分な腕さえあれば後半の資金稼ぎに利用することもできる。
また、DLCの兵士モデルとして、SD風にデフォルメされたN-WGⅨ/vが販売されている。
特別出撃
ワールドモードではNEW FRONTIERのオンラインボスとして登場する。
巨大なブースターを接続したままの状態で戦闘が開始され、画面に捉えきれないほどの高速戦闘でプレイヤーを翻弄する(その為作戦ファイルの内容はゲームが間違っているとしか思えない内容となる)。
ブースター破壊後は粒子を戦闘領域全体に拡散させた状態で、並みのACを一撃で粉砕する強烈な威力とグライドブーストに追いつくほどのホーミング性能を備えた両手ブレード攻撃(光波有り)を仕掛けてくる。遠距離攻撃を全くしてこない分、標的と定められた瞬間真っ二つにされる恐怖が常に纏わりつく事となる。