紅茶「アールグレイ」
茶葉にベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶の事。落ち着きある芳香が特徴。
古典的なフレーバーティーの一種で、中国茶やセイロン茶、インド茶が使われることが多い。
アールグレイ(Earl Grey)の名前の由来は、イギリス王室の外務大臣だった、第二代グレイ伯チャールズ・グレイ(1830年代のイギリス首相)から。
「グレイ伯爵が東洋の紅茶を気に入り、同じ物を茶商に命じて作らせた」と言う話が残っている。
茶の香気成分は冷やした際にお茶が濁る事が多いが、アールグレイは他の茶葉と比べてそういった事が少ない。
人工的に香りを付けた着香茶である為、アイスにしても香りが分かりやすい。その為、アイスティーに用いられる事がよくある。
また、温度が高くなるほどベルガモットの芳香がより引き立つようになる。
(アイスティーの時と比べて香りが強くなる為、その香りに慣れていない人には、ホットは少々辛い飲み物となる可能性がある。)
なお、紅茶の名ブランド『トワイニング Twinings』社からは、アールグレイに更にオレンジピール・レモンピール・矢車菊の青い花を加えた「レディ・グレイ」が販売されている。
同人サークル『アールグレイ』
2009年3月に行われた「第6回博麗神社例大祭」にてサークルデビュー。当時はサークル活動を開始したばかりであった為、一部のファン以外にはあまり名前は知られていなかった。
サークル活動開始以降は、ドラマCDと2009年12月から「ニコニコ動画(以下、ニコ動)」内で「宣伝ラジオ」として制作、公開していた同サークルのWebラジオ「アールグレイラジオ(以下、EGラジオ)」で徐々にファンが増えていった(名前はラジオですが映像もある動画です)。
EGラジオが回を重ねるごとに、ニコ動内の「東方カテゴリー・デイリーランキング(以下、ランキング)」にも載るようになる。
そして決定的となったのが2010年7月、ニコ動内で「EGラジオ第9回」がランキングで16位→4位→3位と上昇したことで、一気に知名度が上がる事となった。
「EGラジオ第1回」も64位→9位に上昇。その他バックナンバーも全て同ランキング100位以内に上昇した。
(これ以降、新作のEGラジオが投稿された翌日には必ずと言って良いほど、同カテゴリーのランキングで上位に入るようになる。動画の宣伝人数とポイントも跳ね上がった。)
サークル『アールグレイ』のイラストを担当している茨乃氏やミヤスリサ氏、EGラジオのキャラデザインを担当しているjuno氏はpixivに登録しており、作品に使用した一部の絵を見る事ができる。
あと余談だが、当時の「第6回・第7回博麗神社例大祭」の公式サイトに公開していた「参加者心得」のボイスドラマも、サークル『アールグレイ』が制作を担当した。
最後に注意をしておきますが、
サークル『アールグレイ』の作品には東方キャラに声が当てられています。東方に興味がある方も無い方も、もし視聴するならその事を知った上で視聴した方が良いでしょう。
勿論、上海アリス幻樂団およびZUN氏にも一切関係は無いので、公式の声当てでもありません。
東方キャラの声当てが好きではない方は見るのは避け、見てしまった方は批判等のコメントをする前にブラウザを閉じてください。サークルやファンの方の迷惑にならないようにしましょう。
戦闘機「R-GRAY1」「R-GRAY2」
セシリアをその中心とする惑星連合の反乱に際し投入された、地球の軍事研究機関「バルカ機関」がセシリア星系で発見されたオーパーツより開発していた最新鋭戦闘機。
火器管制をコンピューターに任せたTYPE-Aと、C.L.S.(Cybernetics Link System)を搭載したTYPE-Mが存在する。
C.L.S.とは、機体と人間の脳を接続して運用するシステムであり、これによって適性パイロットこそ限られるものの、今までの兵器を超えた超絶的な性能を有する。
攻撃面でも対象をロック・追尾し破壊するロックオンレーザーと対空レーザー砲が装備されており、従来の兵器と一線を画する攻撃性能を秘めている。
また、この機体を最強たらしめるのはその過剰な電子兵装であり、単独による侵攻任務を目的に開発された為、大型管制機を上回る情報処理システム、ECM等を装備している。
これによってコンピューター制御の対空火器や電子的な誘導兵器は、完全に無効化され、敵は目視戦闘を余儀なくされる。
その上この機体は、ゲームを見る限りでは地上・宇宙の両面で何のオプションを伴うことなく、問題なく活動を行なっている。このことからわかるのはR-GRAYが全領域に対応した兵器ということであり、これらの要素がR-GRAYを最強の存在たらしめている。
ゲーム中ではプレイヤーを含む本機体13機が地球から出撃し、セシリアに向かっての侵攻を行った。
その結果は、地球の命運は、プレイヤーの活躍に委ねられている…。
バリエーションは、8本のロックオンレーザーを発射でき、ゲームのパッケ絵も務めた「GRAY1」、一本のサンダーレーザーを追尾させて最大16体の敵をロックできる「GRAY2」、そして試作機でありハイパーレーザー(ボンバー)機構を組み込まれていない「GRAY0」が存在する。(この機体は、セシリア星系で発見されたオーパーツそのものだという推測もある。)
また、この機体とは別に「R-GEAR」というCLSを搭載していない機体も存在する。
HD版では4開始時にブースターを排除する演出が追加されている。
家庭版「レイクライシス」では隠し機体として登場しており、性能は変更されていない。
しかしWRシリーズと違い、ロックオンサイトが下方向に移動しない為、画面下端の目標にロックオンできないという欠点を持つ。
このタグでの登録数は少ないので、検索する際は「レイストーム」でタグ検索するのが懸命。