特別な気分

とくべつなきぶん

2014年2月、Twitter上に流れた画像でとあるカップルの彼氏が口にした言葉。

2014年2月8日、関東地方で20年ぶりの記録的な雪が降った際、Twitter上に流れた画像でカップルの彼氏が口にした言葉である。

概要

元ネタは、2014年 2月8日の深夜に、とあるツイートに載せられたテレビ画面。

→黙れクソメガネ（外部リンク）

「関東・東北で大雪」の見出しと共に、東京・渋谷駅前にて街頭インタビューに答える、ピンク地に白の水玉模様という可愛らしい傘を差した眼鏡男性。

彼の横には赤いニット帽を被っている女性。

恐らく街頭インタビューで、いわゆる悪天候に対する感想を求めての場面だったのだろうが、男性は軽く微笑みながら

　「恋人といる時の雪って　特別な気分　に浸れて僕は好きです」

と語った。

ちなみに「特別な気分」の部分は青文字で強調。

何を思っていたのかVTR編集者。

確かに雪というのはロマンチックさも持ち合わせているのだが、この日2014年2月8日の天候は東京では「「45年ぶりに27センチ」という記録的な大雪であり、交通網は随所で混乱し、転倒などで怪我をする人も続出。

かじかむ寒さの中、関東では慣れない積雪に苦労する人なども多く、世の中のほとんどが不便や不自由を強いられていた。

そんな中、ツイッターに落とされたこの画像とそれに向けた荒い呟きは瞬く間に拡散され、30,000以上リツイートを生み出した。

更には、パロディ絵が作られる始末。

→NAVERまとめ（腐向け・百合注意）

果たして群馬からお越しらしき彼氏さんは、これを知っているのかどうか。

寒々しい風景の中のこの一言は、もはや「ふざけるな」よりも「リア充爆発しろ」としか言いようがない。

相合傘で男性が差している可愛い折りたたみ傘は、デザインからして彼女の物と思われる。

彼が答えている隣で女性が普通に立っていたのならば、ネットで生まれる反応もまた違ったのかもしれないが、肝心の彼女の方は顔を片手で覆って伏せていた。

もしかするとジョークに笑っていたのかもしれないが、ここは恥ずかしがっていると捉えるのが妥当か。

更に注目すべきは、その顔を覆う彼女の左手薬指に見える指輪。

男性の台詞に加え、これによって彼女は「彼女さん」としか言いようがなくなった。

男性の方は残念ながら手がテロップで上手いこと隠れてしまっているが、別番組であるnews every.でもこの場面は放送され、男性は指輪をしていないのが確認できる。ちなみにそちらでも「特別な気分」の文字は青色で強調されている。

この元ネタの画像は1年前の2013年成人の日（2013年1月14日）のインタビュー映像ではなく、2014年の大雪とは無関係だったりする。