概要
一射につき専用のEパックカートリッジを一つ使用し、従来のビームライフル4発分の威力を生み出す、ユニコーンガンダム専用のビームライフル。
通常のビームライフルと比べて高出力な事に加え、ビームが通った軌道にはビームサーベルと同等の威力の紫電が散る為、並みのMSなら直撃させずとも掠めただけで破壊でき、特にモビルアーマーや艦艇などといった大型の目標に対しても有効打となり得る。
銃身の下部にオプションを装着する事が可能となっており、OVA版ではバンシィ・ノルンが銃身下部にリボルビング・ランチャーを装備した物を使用する他、フルアーマー・ユニコーンは(プラモオリジナルギミックで)ハイパー・ビーム・ジャベリンを銃剣状に装備する事が可能。
メガバズーカランチャー、ハイパーメガランチャーなどと比較して小型だが、威力がありすぎる故に周辺に被害が及ぶ可能性があるなど、取り回しが悪い。また、Eパックの携行本数も最大で15本(マグナム本体に5本、ユニコーンガンダムのリアスカートに10本)までと、継戦能力に問題を残している。
なお、劇中ではユニコーンガンダムの他にデルタプラスが使用しているが、射撃の反動で右腕が動作不良を起こしている。また、デルタプラスが両腕で本装備を保持して使用した一方でユニコーンガンダムはこれを片腕で保持・連射しており、本装備がサイコフレームの高い剛性を前提とした装備であるとも見て取れる。
変遷
当初は出力調整が可能な兵器と言う設定であったが、
便利過ぎる(出力の調整が出来ず強力すぎる事も含めての本兵装)とされ、
本編のような過剰兵器となった。
実際に出力調整が可能なビームライフルは、「機動戦士ガンダムUC」の27年後に開発されたガンダムF91のV.S.B.R.(ヴェスバー)が存在する。
また、SEはRX-78ガンダムのビームライフルのリメイク版とも言えるものになっており、
同じくジオングのもののリメイク版であるシナンジュのビームライフルと対になっている。