独特な世界観が特徴的。
後に大幅にシステムを改良し、『魔剣爻(まけんシャオ)』というタイトルでPS2にも移植された。
林田球による漫画版『魔剣X ANOTHER』では、若干設定等を変え、アレンジされている。
主人公は意思を持った魔剣、つまり剣そのもの。
デフォルトネームはマキーナ。
魔剣にはブレインジャックと呼ばれる、人間の脳を乗っ取る能力があり、その力を使って、通常のRPGで人間が様々な武器を持ち替えてゆくように、様々なキャラクター達の身体を乗り換えながら戦ってゆく。
ブレインジャック時にイマージュ(精神)が魔剣に取り込まれるため、乗っ取られた肉体は実質死亡する。
最初は両刃剣の形をしているが、、肉体を支配した際にその肉体が得意とする武器へと姿を変える。
その形状は扇、スタンロッド、フランベルジュ、大鎌、ジャマダハル、スピンクロー、鉄球など様々。
表向きはイマージュ異常の患者からイマージュを切り離し、治療する医療機器として開発されていた。
魔剣のオリジナルである天尊流星(盤古の脳髄から生まれた剣)を滅ぼし世界の秩序を保つという封剣士らの目的の為に開発された。
そのために天尊流星と同等の能力を持つ互角の存在として作られている。(その意味でも機械仕掛けの神でもある)
小説アフターストレンジデイズでは同型機である魔盾Yと魔剣Zが登場している。
ちなみによく主人公と間違えられる赤い服を着た少女はヒロインのケイである。
魔剣Xではキャラクターの強化要素は無く、ステージにあわせて強い肉体に乗り換えるかあえて相性が良い弱い肉体にするかといった戦略的な要素があったが、魔剣爻では成長により強化されるようになり、最弱の肉体でクリアする事も可能となった。
シナリオはマルチエンディングで、封剣士とともに人類を守る為に戦ったり、三業会と手を組んで世界を征服したり、あるいはケイを救う為だけに戦ったりと、選択肢や攻略順によってシナリオが分岐する。