概要
キュベレイパピヨンとのバトルで破損したリカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェを全面改修したガンプラ。
フェリーニ曰く、数日間部屋に篭って作り上げた逸品であるとの事。
名称こそ「ガンダムフェニーチェリナーシタ」とあるが、「ウイング」が省かれたことについての詳細な理由(例えばGPベースの登録名として長すぎるゆえの省略なのか、ダブルオーライザーやワグテイルのような事情による省略かなど)は不明。
リナーシタはイタリア語で「復活」「再生」などを意味する。
フェニーチェ同様にウイングガンダムをベースとしながらも、ほぼ全身に渡って手が加えられており、関節パーツ以外に面影を残さない程にその外観は大きく変化し、ガンダムキュリオスやガンダムAGE-2のようなシャープなシルエットを成している。
また、バックパックや頭部アンテナなど左右非対称だったパーツは左右対称に作り直されており、特にフェニーチェではオミットされていたバード形態への変形機構が復活しているのが大きな特徴である。
メインカメラもオッドアイではなく左右揃いの緑色になっており、フェイス部もへの字スリットが無いタイプに変更されている。
デザインはウイングガンダムフェニーチェに続き海老川兼武氏が担当。
海老川氏いわく、フェニーチェと完全に共通しているのは武器・関節に相当するEランナー部分らしく、フェリーニの技術力の高さがうかがえる。
そのスタイリッシュなデザインからガンプラ化を望むファンも多い。
9月にHGBF ガンダムフェニーチェリナーシタ発売が決定した。
武装
頭部バルカン/マシンキャノン
頭部と肩部に装備された機関砲。主に牽制などに用いられる。
バスターライフルカスタム
フェニーチェから引き続き使用するメイン武装。可変時は上下に分割してから腕部にマウントされる他、非使用時はバックパック中央にマウントする。
バスターライフル自体に変化はないが、下部に装着されている小型ライフルはデザインが大きく改められ、バレルを分離してビームソードとしても使用できるよう改造されている。
ビームソード/小型ライフル
バスターライフルカスタムの下部に装着される武装。
射撃兵装としてだけではなく、出力を任意に変更可能なビームソードとしての機能が追加されており、最大出力時には相手をシールドやビームサーベルごと両断するほどの高出力を発揮する。
ビームレイピア
フェニーチェから受け継いだ装備。非使用時にはシールドに内蔵される。
ビームマント
フェニーチェから受け継いだ装備。
基本的な使用方法はフェニーチェと同じだが、左肩のみのフェニーチェとは違い両肩に搭載されている。
シールド
フェニーチェでオミットされていた装備。ベース機に比べ大型化し、他のパーツ同様シャープなフォルムが特徴。ビームレイピアを内蔵する。
変形時は機首も兼ねる。