正式名称はHyperText Markup LanguageでHTMLはその頭文字を取ったもの。Webページの文書を構成するためのマークアップ言語である。
マークアップ言語は文書の構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)の情報を文章とともにテキストファイルとして記述し、文書ファイルを作成するための言語であり、コンピュータに命令を与えて演算処理をさせるための言語であるプログラミング言語(JavascriptやC言語など)とは異なる。
初期のウェブサイトではHTMLとそこに埋め込む画像ファイルのみで構成されていたが、現在はHTMLでは文書の論理構造を記述し、ウェブページのレイアウトなどの見栄えはスタイルシート(CSS)に定義することが推奨されている。CSSは通常別文書として記述しHTMLから呼び出すが、HTMLファイル内にCSSの記述を埋め込むことも可能である。
バージョン
現在最新の規格はHTML4.01とHTML4.0であり、CSSと組み合わせて用いられる。現在現在HTML5の策定作業が進行中である。
またHTMLをXML文書として再定義し、より厳格な記述を求めるXHTMLというものもある。