概要
スティーブン・スティールの妻。旧姓はペンドルトン(→エリナ・ペンドルトン)。
年齢は14歳で、夫とは親娘以上に年の差が離れている。
幼少時に、落ちぶれていたスティールと出会い、後に結婚して互いにかけがえのない相手となる。
SBR開催後、夫が大統領に利用されているという事実を知り、彼を助けるために「遺体の在り処を記すメモ」を盗むことになる。
その後ジャイロ・ツェペリに幸せは自分の手で掴まなければならないと言われ、大統領の野望を阻止すべく単独で行動する。運命に翻弄されひたすらひどい目に合うが、時には手を汚しながらも戦っていく。
ジョジョに登場する一般人を甘く見てはいけないというキャラの一人でもある。
スタンド:涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド)
全てのパーツが揃った聖人の遺体の影響により発現したスタンド能力。
ルーシーの流した涙が固形化し、それを剥がすことでカッターのような形状になる。これに切りつけられた相手は一切のダメージを負わないが、まるで運命を操作されているかのように「不幸」がのしかかってくる
(例えばルーシーを追おうとした敵が、偶然にも足元に会ったビンを踏み割ってしまい、その欠片で目をつぶされるなど)。
なおこの能力は一応ルーシー・スティールが本体だとされているが、
ファニー・ヴァレンタイン大統領の「ルーシーの体を通じて発動している遺体の新しい力」という発言や、
ブラックモアが(自らのスタンドがルーシーには見えなかったことによって)彼女は遺体を手に入れたとしてもスタンド使いにはなれないと判断したことなど、
これが本当にルーシーの能力だったのかには謎が残った。
またSBR終了時点で彼女がスタンドを使えるかどうかについては現時点では不明である。