ミザリー(小説・映画)
みざりー
スティーブン・キングのサイコスリラー小説、およびそれを原作とした映画である。
あらすじ
小説家であるポールは「ミザリー」というシリーズで人気を博していた。
とある山荘でシリーズの執筆を終えたポールは下山中に事故にあってしまう。幸い命に別状はなく、近くに住む看護婦のアニーに助けられ看病をされる生活を送ることになる。
しかし、それが恐怖の幕開けであるとはポールはその時夢にも思わなかったのだ…。
内容(ややネタバレを含む)
「ミザリー」シリーズの大ファンであるアニーは看病していたポールから、ミザリーの続きを読ませてもらうことになるが、その内容は彼女のお気に召すものではなかった。
書き直すように迫るアニーは、頑なに断るポールへ拷問を課してゆく。
基本的にアニーは心優しい女性なのだが、偏執的な「ミザリー」のファンであり、日常と狂気のギャップが非常に恐怖を引き立てる。
逃げられない恐怖をひたすら味合わされる作品である。