概要
主人公ハリー・ポッターの2年生時の「闇の魔術に対する防衛術」教授。
自分の活躍を記した数々の著作により、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員になり、勲三等マーリン勲章を授与される等、様々な輝かしい経歴を持っている。しかし実際は臆病者で魔法の腕も大したことはなく、唯一得意とする「忘却術」で手柄を立てた人の記憶を消し、その手柄を自分のものにして著作に載せただけのペテン師に過ぎない。
ハンサムで、『週刊魔女』チャーミングスマイル賞を5回連続で受賞している。ただしナルシストであり、勘違いや場の空気を読まない発言を繰り返すなど、ろくでもない人物。
作中では魔法界の多くの女性が彼のファンであった(ハリーの周りでは、ハーマイオニー・グレンジャー、モリー・ウィーズリーなど)。
教師としてはお世辞にも優秀とは言えず、彼の授業は自分の著作を読むだけであった。
物語終盤、ジニー・ウィーズリーが「秘密の部屋」に拉致された時は教師陣に厄介払いの形で救出を依頼され、逃亡を図るもハリーとロンに「秘密の部屋」に連行される。その途中、隙を見てロンの杖を奪い、2人に「忘却術」をかけようとするが、ロンの杖が折れていた為に呪文が逆噴射し、全ての記憶を失った。
以降、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に搬送され長期療養中。
著書
『泣き妖怪バンシーとのナウな休日』
『グールお化けとのクールな散策』
『鬼婆とのオツな休暇』
『トロールとのとろい旅』
『バンパイアとバッチリ船旅』
『狼男との大いなる山歩き』
『雪男とゆっくり一年』
『ギルデロイ・ロックハートのガイドブック-一般家庭の害虫』
『私はマジックだ』(自伝)