概要
ジョジョの奇妙な冒険第四部に登場するイタリア人シェフでスタンド使い。
杜王町でイタリア料理店「トラサルディー」を営んでいる。凄く温厚な性格の人だが、怒るととても怖い。味見係として、子犬を一匹飼っている。
生まれつきのスタンド使いらしく、料理修行の旅に出ている際にスタンド能力に気付いたらしい。
故郷のイタリア料理界から半ば追放に近い形で追い出された(シェフとしては若過ぎる事と、修行の成果である料理を認めてもらえなかった為。単純に言えば彼の才能への嫉妬である)ため、チャンスを求めて杜王町にやって来たとの事。
彼のスタンドパール・ジャムには料理に混入させることで、食べた者の身体の不調を治癒するというもの。まさに「医食同源」を地で行く能力と言える。
治癒できる病状は、混入する料理の栄養価や薬効が大きく影響する(その為、出す料理は「お客様次第」である)。
治癒にあたり、垢がものすごいペースでボロボロ出てきたり虫歯がすごいスピードで抜けて飛んでいったりするのでとても怖い。
また、パール・ジャムのデザインはミニトマトに顔と腕が生えたみたいな不気味なデザインの上、いっぱいいるのでとても怖い。
でもとにおさんはいいひとです。すたんどもむがいだよ!
治癒のリアクションが大げさ過ぎたため、「出会うスタンド使いはみんな敵」と誤解して疑心暗鬼気味になった仗助からは億泰を殺そうとしていると誤解されたが、トニオの人柄を見て誤解は解けた。その代わりに勝手に厨房に入ったバツとして、厨房の掃除係としてこき使われると言うオチになった。(まぁ、トニオの人柄から言っても夕食ぐらいはご馳走になっただろう)
彼が作るイタリア料理はとてつもなく美味しいらしい。お坊ちゃん育ちで味にうるさい億泰の舌を完璧にうならせた(味にスタンドは関係なく、彼自身の腕によってである)。
ちなみに、健康な人には同じ料理を食べても治癒効果は現れない。
実際のところ、劇中に登場した料理は、典型的な庶民的イタリア料理とも言えるものであり、ご家庭でも十分に再現が可能。
実際に美味しい料理ばかりなので試してみると良いかもしれない。
劇中で出た料理
実際にはメニューはなく、「お客様次第」で出す料理が変わるが、ここでは億泰が食べた料理を紹介する。
以下の料理が全て込みで料金は3.500円である。
飲み物:水(キリマンジャロ産のミネラルウォーター。これは無料)
前菜:モッツァレッラチーズとトマトのサラダ
パスタ料理:娼婦風スパゲティー
メインディッシュ:小羊背肉のリンゴソースかけ
デザート:プリン
飲み物:カプチーノ(仗助が注文。億泰が食べたコースとは別)