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813系の編集履歴

2014-10-19 11:24:38 バージョン

813系

はっぴゃくじゅうさんけい

JR九州の交流近郊型電車。

概要

国鉄から承継した421系423系715系等の置換を目的として、1994年から新製・投入されている交流近郊形電車。


九州北部向けの近郊形電車として811系に代わって増備され、2013年時点でJR九州最多の246両が南福岡車両区と直方車両センターに配属されている。車両デザインはドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏。


JR九州で初めてVVVFインバータ制御が採用された他、811系・815系817系と相互連結が可能であり、最長9両編成での運用も存在する。


なお、2007年に増備された1100番台のみ正面の行先表示機が大型LEDに変更されており、表示器部分が屋根から突出している。


車体・設備

車体

軽量ステンレスを使用し、片側3箇所に客用扉が設置されている。

前面には貫通扉が設けられており、非常用の位置づけであった811系と異なり貫通扉を常用する構造になっており、貫通幌および幌枠、歩み板などを装備している。同様に貫通扉を常用とする815系や817系と連結する際には各編成間の貫通が可能であるが、811系編成と連結する際は貫通とはならない。


設備

車内は転換クロスシートを採用しており、座席モケットは200番台までは赤色と黒色の豹柄模様であり、300番台以降は茶色と黒色の市松模様に改められた。座席の枕の部分は独立している。優先席には枕の部分に2006年末より、視認性を高めるため「優先席」表示がされた白色の座席枕カバーが装着されている。また、日本海側のドアの上にLED車内案内装置が取り付けられており、直方運輸センター所属車では英語表記も行われる。また、0番台と100番台は811系と同じく蛍光灯カバーを装備したが、200番台以降は蛍光灯をむき出しにした。

大形くずもの入れを車端部に設置している。

トイレは上り門司港側制御車のクハ813形に設けられている。便器は0・100・200番台が和式、300・1000・1100番台が車椅子対応の洋式である。


各番台の設備の表

番台0+400番台100番台200番台300番台1000番台1100番台
蛍光灯カバーあり(400番台はなし)ありなしなしなしなし
ドア横ビード・トイレ採光窓ありありなしなしなしなし
電気ブレーキ発電ブレーキ発電ブレーキ発電ブレーキ発電ブレーキ回生ブレーキ回生ブレーキ
つり革の形三角(400番台は丸)三角
UVカットガラスなし(400番台はあり)なしなしありありあり
ドア開閉ランプなしなしなしなしなし一部あり
パンタグラフの形下枠交差式下枠交差式下枠交差式下枠交差式シングルアームシングルアーム
vvvfの素子GTOGTOGTOGTOIGBTIGBT
トイレの便器の形和式和式和式洋式洋式洋式
動力車の位置南寄りの先頭車南寄りの先頭車南寄りの先頭車南寄りの先頭車中間車中間車
製造年1994~1995年(400番台は2003年)1995~1996年1997~1998年2003年2005年2007・2009年
製造編成数9編成19編成36編成3編成3編成15編成

関連タグ

鹿児島本線 日豊本線 長崎本線 佐世保線 福北ゆたか線

ドーンデザイン研究所水戸岡鋭治デザイン

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