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ガンダムセンチネルの編集履歴

2014-11-22 09:51:17 バージョン

ガンダムセンチネル

がんだむせんちねる

ガンダムシリーズを題材とし、模型雑誌「モデルグラフィックス」誌上にて展開された、模型主導企画。

概要

モデルグラフィックスにて連載された、ガンダムシリーズの外伝作品。

連載は1987年から1990年の3年間。その後連載時の文章に加筆・修正を加えた完全版ストーリーである「ALICEの懺悔」が刊行された。

監督であるあさのまさひこを筆頭に、ストーリー担当として高橋昌也、メカニック・キャラクターデザインにカトキハジメ(当時は「かときはじめ」名義)が名を連ねている。

モデルグラフィックスにて掲載されたフォトストーリーに於いては、あさのが監修を行ったスクラッチビルド作例と、特殊効果を加えたSFXフォトが用いられており、コンピューター・グラフィックを用いたデジラマが一般化していなかった当時としては斬新なものであった。


本作は、1990年代後半から顕著になった「萌え」文化とは対照的に、女性キャラクターが一切登場しないという硬派を極めた作風を持つ(とはいえ、これは本編に限っての話であり、同時に明貴美加の『MS少女』も掲載されていた)。

ストーリーは、機動戦士Ζガンダムを江戸幕府末期の動乱に見立てた上で描かれており、ニューディサイズ=新撰組と言う風に作中に登場する人物や組織、施設の名前などは、その時代の背景や場所から推察できるものが多く、ファンからは「幕末ガンダム」の別名で呼ばれる。


モビルスーツデザインに関しても、人型を意図的に外しつつ工業製品的な意匠を加えたデザインは人気を博し、特に軍用航空機的なカラーリングや先鋭的なロゴマーキングを取り入れた「ミリタリズムと未来的兵器としてのリアリティの両立」を果たした斬新なグラフィックワークは、後のガンダム作品にも大きな影響を与えている。


あらすじ

宇宙世紀0088年、グリプス戦争末期。シャア・アズナブルのダカール演説を境にエゥーゴ寄り(=親スペースノイド)に傾く地球連邦政府に恭順することを良しとしない、地球連邦軍教導団の青年将校が小惑星ペズンに立て篭もり『ニューディサイズ』を名乗って武装蜂起を行った。

これに対し連邦当局は、最新鋭モビルスーツ『Sガンダム』を筆頭に新型機を満載した『α任務部隊(Task Force α)』を先遣隊とした討伐部隊を派遣する。

だが、外見は精鋭のα任務部隊の実態とは、新任将校と問題児だらけの新兵で組織され、実戦未経験艦と不採用の機体を寄せ集めた『張子の虎(ペーパー・タイガー)』であった……。

登場メカ

α任務部隊

Sガンダム

Zプラス

FAZZ

ネロ

ヌーベルジムⅢ


ニューディサイズ

ゼク・アイン

ゼク・ツヴァイ

ガンダムMk-Ⅴ

ゾディ・アック


ネオ・ジオン

ガザE


模型企画での登場機体

バーザム(リファイン版)

ディープストライカー

ガザC

コア・ブースター0088


登場人物

α任務部隊

リョウ・ルーツ

シン・クリプト

テックス・ウェスト

シグマン・シェイド

チュン・ユン

ストール・マニングス

イートン・ヒースロウ

ALICE


ニューディサイズ

ブレイブ・コッド

トッシュ・クレイ

ジョッシュ・オフショー

ファスト・サイド

ドレイク・パーシュレイ

マイク・サオトメ

ブライアン・エイノー


関連項目

ガンダム カトキハジメ モデルグラフィックス

機動戦士Zガンダム 機動戦士ガンダムZZ アドバンス・オブ・Z

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