「走れッ、稲妻‼」
登場作品『仮面ライダー』
第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」
概要
2年前、ショッカーにより拉致された海洋生物学の権威・関俊彦博士(同姓同名の声優とは関係無い)が製作したエイ型改造人間。ゾル大佐が率いる最後の怪人でもある。鳴き声は「ウアッウアッ!」
体内に貯えた1000万Vの電流を稲妻として自在に放つことが可能な上、飛行能力も兼ね備えている。ちなみにエイを模した改造人間である為、ウエストが広がった肉厚なボディである。
試作型であるためかショッカーベルトは装着していない。
活躍
その使命は日本中の発電所を襲撃して破壊し、大停電を引き起こして大混乱に陥った隙を突いて一気に都市部を制圧する『世界暗黒作戦』の実行であり、その為に第2、第3の自分と同じ改造人間を制作する為に必要不可欠な、組織を脱走した関博士に再び作戦に協力させようと目論む。その為に彼の1人娘であるアケミを付け狙った。
アケミの悲鳴を聞いて助けようと駆けつけた通りすがりの男子高校生たちはエイキングの稲妻を食らって消し飛んでいる。
一度はその強力な稲妻攻撃で2号を退けるが、最後はおやっさんの叱責で奮起した2号の猛攻の前に押された挙句、渾身の『ライダーキック』の直撃を受け爆死した。
その後、映画『仮面ライダーvs地獄大使』にて再生怪人軍団の一員として登場しており、その時は無理やりショッカーベルトを装着していた。(劇中描写から推測すると量産型ともとれる)
また、PS専用ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』にも邪眼の力で再生復活を遂げ、今度は1号ライダーの前に立ち塞がるが、彼の前に脆くも敗れ去った。(ショッカーベルトをつけていないため38話の個体の再生されたものだと思われる)