概要
演:竹島由夏
第1話で父の夏目幸吉教授を第0号に殺されており、彼女が夏目教授の葬儀で涙を流していたのを見て、喧嘩が大嫌いな五代雄介はクウガとなってグロンギを倒すことを決意した。
その後しばらく登場していなかったが、メ集団の最初のゲゲルが開始された第9話で再登場。現場のグロンギばかりに目が行き、0号の捜査が遅れている警察に対し苛立ちを募らせ、人間不信に陥って一時は自死すら考えるまでに追い詰められたものの、五代に勇気づけられて立ち直った。この際、五代はメ・バヂス・バに狙撃されそうになるものの逆にクウガに変身して返り討ちにしたため、実加は彼の正体を知ることとなった。
その後は九郎ヶ岳遺跡発掘チームに加わることを決意し、終盤で高校に進学した。
父の敵である0号が死んでから13年の月日が経った『小説仮面ライダークウガ』では警察官として登場し、一条薫刑事と共に復活したグロンギの事件を解明するために東奔西走する。
27歳と20代後半ではあるが、以前とあまり変わらない顔をしているらしい。
また、13年という月日を得て、多少なりとも心の傷が癒えたらしく、以前よりも明るくなっており、意外と飲兵衛な一面も…。
杉田守道がとっておきの助っ人と評しただけあり、頭の回転が速いだけではなく、勘が鋭いこともあり、僅かな文章から敵の企みを看破した事もある。
正義感も強く、時には一条が驚くほどの熱意も見せる事もある彼女であるが、実は彼女にはある秘密が隠されていた…。
関連項目
以下、小説仮面ライダークウガの物語の核心に迫る重大なネタバレに付き、未読の方は閲覧にご注意ください‼
実は小説の冒頭で登場するクウガは、五代が変身したクウガではなく、彼女が変身したクウガ=クウガ・プロトタイプである。
父である夏目教授が生前に残した研究ノートに現在調査発掘をしている九郎ヶ岳以外の遺跡の存在がある可能性を示唆した部分があり、未確認生命体=グロンギの残党がいるかもしれないと危惧した彼女は、ある日、九郎ヶ岳遺跡付近に大雨が降った真夜中に山岳パトロールを買って出てその付近の調査を開始する。
そして偶然(すでにその場所を特定していたバルバにより封印が解かれた後だった)その危惧していた通りに第2のグロンギたちが封印された遺跡を発見し、内部を調査した彼女は『プロトタイプアークル』を発見。クウガ・プロトタイプへの変身能力を手にすることになったのだった…。
その後、『プロトタイプアークル』の副作用で、戦うだけの戦闘兵器になり掛ける彼女であったが、事件を知って駆け付けた五代の決死の説得により、無事に元の姿へと戻る事ができた。
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