CV:てらそままさき
人物像
対MS特技兵小隊指揮官兼第1分隊長を務める連邦軍兵士。階級は中尉。
自身は指揮能力に優れた優秀な兵士であり、対MS重誘導弾「リジーナ」を用いて多数のモビルスーツを撃墜して来た。
しかし、人間と比較して巨大な兵器であるモビルスーツに歩兵で対抗するには相応の損害が付きまとい、加えて部隊には戦闘経験の浅い新兵ばかり補充される事から戦闘では常に自分だけが生き残ってしまう。その事から、周りから「部下の血を吸う死神」と呼ばれ苦悩する。
そんな扱いもあってか敗戦が続く最前線で自分達が便利屋扱いされること等に対してよく皮肉や嫌みを言うなど、ひねくれた一面が見られる。
それでも戦死した部下達のドッグタグを全員分ではないにしろ回収しているなど、軍人として高い責任感も持ち合わせている。
宇宙世紀0079年4月26日、ヨーロッパ南方戦線マリアージュにてガウの輸送ミスではぐれた3機のザクIIの迎撃に従事。
確認された機数は2機であったが、この2機のザクⅡとの戦闘で部隊全滅と引き換えに2機とも撃破するも、隠れていたもう1機のザクと遭遇。
拳銃にてこれに抵抗するも、戦死した。
MS通算撃破記録は13機。
この時地下坑道を歩いてきたと思われる3機目はカモフラージュ用のマントを装備し、更にバーバリーが一人になったところを見計らったかのように地下から地盤をぶち抜いて出現した。
このため、件の輸送ミスから3機目出現までの流れ自体が最初から、それこそ味方機を捨て駒にしてでも最強の対MS特技兵であるバーバリーを確実に抹殺するための作戦だった可能性がある。