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松谷みよ子の編集履歴

2015-03-13 19:17:03 バージョン

松谷みよ子

まつたにみよこ

松谷みよ子とは、日本の児童文学作家である。

概要

1926年2月15日東京生まれ。


1951年には初めての童話集『貝になった子供』を出版。

民話の収集にとつめ、1960年に民話をリメイクした「龍の子太郎」でブレイク。


元夫は人形劇団主催者の瀬川拓男だが、瀬川の女性問題や劇団の運営を巡る意見の食い違いから12年後に離婚

松谷の代表作「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズでは、このあたりの作者の心境がかなり反映された、主人公姉妹の両親の離婚エピソードの鬱展開がある。「お父さんの木に宿り木がついている」という一見ファンタジックな表現に仮託されているため子供にはわかりにくいが、小さい頃に読んでいたかつての読者が成長した後、その真の意味が「父親に愛人が出来て両親が離婚した」という子供向けとは思えないえらくシビアな内容であったことに気付きどんよりしている事例が多々見受けられる。しかしその後も瀬川とは仕事上の交流を持ち、自身の作品の上演もさせている。瀬川はその後46歳の若さで病死するが、松谷は彼の劇団の清算などの作業を行い、彼の死のエピソードも「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ作中に組み込んでいる。


父親と元夫の思想のバックボーンと自身の体験故か、作品内には若干左翼的な反戦思想が見られるもののはだしのゲンあたりほどの露骨さはない。


2015年2月28日没。享年89歳。


主な作品


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児童文学

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