ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

813系の編集履歴

2015-03-31 20:24:50 バージョン

813系

はっぴゃくじゅうさんけい

JR九州の交流近郊型電車。

概要

国鉄から承継した421系423系715系等の置換を目的として、1994年から新製・投入されている交流近郊形電車。


九州北部向けの近郊形電車として811系に代わって増備され、2013年時点でJR九州最多の246両が南福岡車両区と直方車両センターに配属されている。車両デザインはドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏。


JR九州で初めてVVVFインバータ制御が採用された他、811系・815系817系と相互連結が可能であり、最長9両編成での運用も存在する。


なお、2007年に増備された1100番台のみ正面の行先表示機が大型LEDに変更されており、表示器部分が屋根から突出している。


車体・設備

車体

軽量ステンレスを使用し、片側3箇所に客用扉が設置されている。

前面には貫通扉が設けられており、非常用の位置づけであった811系と異なり貫通扉を常用する構造になっており、貫通幌および幌枠、歩み板などを装備している。同様に貫通扉を常用とする815系や817系と連結する際には各編成間の貫通が可能であるが、811系編成と連結する際は貫通とはならない。


設備

車内は転換クロスシートを採用しており、座席モケットは200番台までは赤色と黒色の豹柄模様であり、300番台以降は茶色と黒色の市松模様に改められた。座席の枕の部分は独立している。優先席には枕の部分に2006年末より、視認性を高めるため「優先席」表示がされた白色の座席枕カバーが装着されている。また、日本海側のドアの上にLED車内案内装置が取り付けられており、直方運輸センター所属車では英語表記も行われる。また、0番台と100番台は811系と同じく蛍光灯カバーを装備したが、200番台以降は蛍光灯をむき出しにした。

大形くずもの入れを車端部に設置している。

トイレは上り門司港側制御車のクハ813形に設けられている。便器は0・100・200番台が和式、300・1000・1100番台が車椅子対応の洋式である。


各番台の特徴

番台0+400番台100番台200番台300番台1000番台1100番台
蛍光灯カバー0番台のみありありなしなしなしなし
ドア横ビード0番台のみありありなしなしなしなし
編成番号照明・トイレ窓ありありなしなしなしなし
ラインデリアあり一部ありなしありありあり
回生ブレーキなしなしなしなしありあり
ワンマン機器なしR014-R019編成のみありR228編成のみありなしありあり
つり革の形三角(400番台は丸)三角
サークル状のつり革400番台のみありなしなしありありあり
ロールカーテン0番台のみありありありなしなしなし
行先表示部LED
UVカットガラス400番台のみありなしなしありありあり
ドア開閉ランプなしなしなしなしなし一部あり
ドア開閉音タイプタイプ1タイプ1タイプ2タイプ2タイプ3タイプ3
パンタグラフの形下枠交差式下枠交差式下枠交差式下枠交差式シングルアームシングルアーム
vvvfの素子GTOGTOGTOGTOIGBTIGBT
トイレの便器の形和式和式和式洋式洋式洋式
動力車の位置南寄りの先頭車南寄りの先頭車南寄りの先頭車南寄りの先頭車中間車中間車
製造年1994~1995年(400番台は2003年)1995~1996年1997~1998年2003年2005年2007・2009年
製造編成数※9編成※19編成※36編成3編成3編成15編成
塗装色R014-R019編成は銀R228編成は銀R1002・R1003は銀

①※印は2002年の列車事故により1編成ずつ廃車。

②ドア開閉音のタイプはタイプ2がドアチャイム音の音色が若干異なる。タイプ3は817系と同じ。


関連タグ

鹿児島本線 日豊本線 長崎本線 佐世保線 福北ゆたか線

ドーンデザイン研究所水戸岡鋭治デザイン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました