闇夜の戦いに於いて、彼の者に勝る脅威は無し
概要
DMM.comで展開中のブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の敵キャラクター「深海棲艦」の一種。
同時期に出現し始める戦艦ル級を除けば、初めて人間に似た顔が見られる深海棲艦であり、ビキニ水着のような露出度の高い服装とショートヘア、両手を覆う艤装などが特徴。
戦艦クラスには劣るものの高い耐久力と火力を持ち、尚且つ巡洋艦であるため雷撃戦にも参加できるので、倒し損ねるとプレイヤーの損害をじわじわと拡大してくる。
その上、対潜能力を持たない重巡洋艦であるが故に、こちらの潜水艦を囮にする戦法が通用しないという厄介な敵。
また、他の深海棲艦と同様に強化型のelite級・flagship級も存在し、初期の敵戦艦に迫るステータスを持つ難敵となっている。
深海きっての「夜戦の“鬼”」
だが、彼女達の真の恐ろしさが分かるのは夜戦時。
プレイヤー側の重巡洋艦娘と同様、リ級も夜戦中の攻撃を得意としている上、前述した強化型は夜戦のシステムを踏まえた装備を揃えており、elite級は二連撃攻撃、flagship級はカットイン攻撃で戦艦すら大破に追い込んでくる。
そのため、夜戦マップでこの敵に何度も進行を阻まれる提督も少なくない。
2013年11月のイベント海域「決戦!鉄底海峡を抜けて!」の第4海域(通称E-4)「アイアンボトム・サウンド」の突破にあたり、elite・flagship化したリ級に苦しめられた提督も多いのではないだろうか。
更に2014年4月のイベント海域「索敵機、発艦始め!」の第1海域(E-1)「南西海域サメワニ沖」ではボスキャラとしてリ級改flagshipが新たに登場。
全身黒づくめのビキニ姿に加えて片目に水色の炎を灯す様は、まさに某黒岩さんさながらである。
もっともこのMAPでは編成次第で昼戦までで仕留めることも可能なので、そこまで脅威になることはなかった。
……が、鬼は思わぬところで牙を剥いてきた。
同年5月28日に実装されたExtraOperation海域「沖ノ島沖戦闘哨戒」(2-5)にも出現。
しかも夜戦マスDでeliteが2隻以上確実という鬼編成な上、司令部Lv95以上の提督の場合改flagshipが旗艦として出現するという駄目押しっぷり。出現するのは重巡までの小型・中型艦で進む、通称「上ルート」。ここを通らない進撃ルートは2パターン検証されているが、どちらもルートを固定させる方法が見つかっておらず、確実にボス艦隊に到達するには避けては通れないのだ。
結果、2-5は高速修復材(通称“バケツ”)の消費がかさむ魔の海域と化けたのだった。
このように夜戦マスに絡むと存在自体が戦術兵器と化す、深海きっての“夜戦の鬼”として提督たちに恐れられている。
そして……
2014年11月14日の期間限定イベントにて、新たな重巡型深海棲艦重巡ネ級が登場している。
その戦力はelite時点で改flagshipを凌駕する脅威的なもの。
もちろん、重巡特有の夜戦での破壊力も健在である。
今後、この二隻が夜戦で同時に絡んでくることがあるとすれば……
考えるだけでも恐ろしいものである。