1.日本の自動車メーカー、スズキ株式会社。後述。
2.日本の楽器メーカー、鈴木楽器製作所。後述。
4.鈴木の姓で始まる人物、またはその呼称。1.もそこから来ている。
1.自動車メーカー
スズキ株式会社とは、日本の自動車(四輪車・二輪車)メーカーである。
四輪車はほとんど軽専門と言って構わない()ほどのキャラクターからか、とてつもなく平凡な実用車種が大半を占める。その一方で二輪車においてはあまりにも強烈すぎる個性を持つ車種が多く、「鈴菌」「変態」などと呼ばれることさえある。
なお、この「鈴菌」タグは希に四輪車にも付けられることがある。
四輪車メーカーとしてのスズキ
軽自動車を主力とするメーカーとして、ダイハツと覇を争っている。
四輪車においては比較的後進だが、「アルト」による軽ボンバンブームで隆盛した。かつてアルトは「軽自動車界のカローラ」と呼ばれた(しかも、この頃は貨物車扱いの「アルト」と乗用車扱いの「フロンテ」は別計算だった)。
エコカー減税が始まってプリウス、インサイトなどの「ハイブリッド旋風」が巻き起こるまでワゴンRがカローラよりも台数が出ているという意味でいわば「陰の王者」であった。
実際には登録車(白・緑ナンバー車)も車種バリエーションという意味では軽と同じくらい出しているが、
同じく軽・コンパクト専門という色の強いダイハツ共々、同社の登録車を街で見る機会は少ない。あってもスイフトなどの、所詮コンパクトカーと言われてしまうものが大半である。
ちなみに、今日の軽自動車における出力自主規制値が64psとなったのは、その当時最もパワーがあった軽四がアルトワークスの64psであったからである。
しっかし軽トールワゴンの仕様変更による派生車種の乱発(例:ワゴンRスティングレー、パレットSW)はどうにかならないもんですかねぇ。まぁ、これはダイハツにも言えます(例:ムーヴラテ、タントエグゼ)けど・・・。
二輪車メーカーとしてのスズキ
四輪車においては地味で実用的な車種の多いスズキだが、二輪車となると話が全く異なってくる。
湾岸最高速マシンも真っ青、ノーマルで300km/hオーバーでかつてはギネスにも載ったハヤブサやら、そのエンジンをブッ込んだB-KINGやら、打倒・(中国ほかアジア諸国からの)逆輸入車をうたい徹底的な簡素化=コストダウンを行なった「原動機付き自転車」と言うクラス名を地でいく国産原チャリ、チョイノリやらと個性的にもほどがあると言いたくなるくらいのバイクが目立つ。
だから「鈴菌」なんて言われちゃうのかなぁ・・・。
(加筆お願いします)
関連タグ
四輪車:アルト/フロンテ ジムニー キャリィ/エブリィ スイフト カプチーノ ワゴンR 軽自動車
2.楽器メーカー
鈴木楽器製作所とは、日本の楽器メーカーである。
派手な商品はない一方、主にオルガン・鍵盤ハーモニカ(ピアニカが一般的だがこれはヤマハの登録商標である。スズキは「メロディオン」)など、主に学校教育用の商品でヤマハと覇を争っている。
スズキ株式会社との関係
カタカナ・英字ともまったく同じロゴ(フォント)を使用しており、さらには本社所在地もともに静岡県西部である事、同じく二輪車メーカーと楽器メーカーの間で同一の発祥、資本関係にあるヤマハのイメージから、グループ企業であることを想像させやすいが、実は**スズキ株式会社**(自動車)**と鈴木楽器製作所は企業としての繋がりはまったくなかったりする**。