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アイーダ・スルガンの編集履歴

2015-04-18 17:55:59 バージョン

アイーダ・スルガン

あいーだするがん

アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」のキャラクター。

CV:嶋村侑

人物像

アメリア軍の秘密部隊である海賊部隊にモビルスーツパイロットとして参加する少女。階級は少尉

ベルリ・ゼナムラライヤ・マンディらと同じくG-セルフを動かせる三人のうちの一人である。

アメリア軍を統括するグシオン・スルガンの娘であり、本名はアイーダ・スルガン。レイハントン姓はベルリ達に捕らえられた際、その身の上を悟られぬよう名乗った偽名である。


ゴンドワンとの長きに渡る戦争からキャピタル・テリトリィに敵視されているアメリアの風潮の中で育てられた為、地球のエネルギー・インフラをフォトン・バッテリーに一本化し技術革新を禁じているキャピタル・テリトリィとスコード教の姿勢を「独裁」と批判しており、「道具とエネルギーは道徳的に使う事で社会を豊かにする事が出来る」と解く。

また、それと同時に地球への襲来が予見される「宇宙からの脅威」に対抗する為に国家の枠組みを超えて協力関係を築き、これに備えるべきとの考えも持つ。


軍属ではあるものの、「海賊」と名乗る隊に与しているという事もあり、敵に対して気丈に振る舞い、囚われの身であってもその姿勢を崩さない高いメンタリティを持つが、直情的な性格の持ち主で一度言い出したら後には引かない程に頭が固く、周囲からは「じゃじゃ馬」と呼ばれる事も少なくはない。

しかし、自分の間違いを素直に認める素直さ、そして仲間の死に対して動揺し涙を見せる弱さと優しさも持ち合わせており、一概に突撃を繰り返す粗暴な女性という訳ではない。

特に育ちの良さや物事を真っ直ぐに見据えて行動する姿勢、そして父親の身分もあって部隊の仲間内では「姫様」と呼ばれており、本人もその呼び方に相応しい立ち振る舞いと気品を備えている。


戦闘では、G-セルフの搭乗条件を満たすという事もありG-セルフを操る事もあるが、専用機としてアメリアのG系統機であるG-アルケインを持ち、主にこれを乗機とする。

しかしながらパイロットの技量はベルリやクリムと比較すると決して高いとは言えず、戦闘に於いても操縦のミスも多い。

また本人もそれを自覚し自らの事を「役立たず」と自嘲するなど戦場で目立った戦果を上げることは少なく、また自身の立場から他のパイロット達に守られる立場に回る事も少なくはない。


カーヒル・セイントがG-セルフを拿捕した際、これを動かしてみせた事から、G-セルフを運用してキャピタル・タワーからフォトン・バッテリーの強奪を企てた。しかし、襲撃したクラウンに居合わせたベルリ・ゼナムらによってその企ては阻止され、G-セルフ共々身柄を拘束される。

しかし、その後キャピタル・ガード調査部のクンパ・ルシータの暗躍によりあえて開放され、ベルリ達を半ば巻き込む形で海賊部隊の母艦メガファウナへ連れ込んだ。

ベルリに対しては、当初こそ想い人であったカーヒルを戦場で殺めた張本人である事から敵意を向けていたが、幾度と無くメガファウナ一行の危機を救う活躍を見せる彼の事を、次第に一人の戦士として認め打ち解けていく。


アメリア軍とキャピタル・アーミィとの戦いが激化し、ついには宇宙戦争に進展する中、トワサンガから現れたドレット艦隊(=宇宙からの脅威)の戦力を目の当たりにし、彼らが進める地球再征服(レコンギスタ)作戦を阻止するべくメガファウナの一行と共にトワサンガのコロニー「シラノ-5」へ乗り込み、ドレット軍の再征服作戦に反抗するレジスタンスの協力を取り付ける。

だが、同時に自分とベルリがトワサンガの名家、レイハントン家の出身の姉弟である事を知り、当初こそ、その事実に困惑する(偶然にもたまたま名乗った偽名が本名であったことになる)が、彼女にはスルガン家に引き取られる前の記憶があり、実の親の事を微かに覚えていた事も手伝って次第に自分の立場を受け入れていく。

そして、宿敵たるクンパ・ルシータが自分達を地球へ亡命させた恩人でありながら地球圏の人間に対して深い憎しみを抱いている事を知り、彼の行動の根幹とレコンギスタの遠因を確かめるべく、レイハントン家が立ち上げたヘルメス財団の総本山である金星圏のスペース・コロニー「ビーナス・グロゥブ」へと向かう決意を固める。

しかし、金星へと旅立った彼女を待ち受けていたのは地球へのレコンギスタを狙うジット団との戦いだった。


ジット団との戦いの果てにビーナス・グロゥブの総裁、ラ・グーと対面を果たすが、彼との会談で人類の突然変異種である「ムタチオン」の存在を知り、同時にムタチオンの存在に起因したクンパの真意を知らされる。また、それと前後して自らの抱いていた思想の間違いに気付かされ、やがて親のから教えられた思想とは別に、自分が何をするべきかを自らの力で考えながら、ジット団追撃の為に地球への帰路へ着く。

地球帰還後は、父との死別という悲劇を乗り越えながらもベルリ達と共に戦争を止めるべく尽力。最終決戦に於いてはアメリア軍総監の娘として、戦況が決した状態で負傷者・遭難者の救護をキャピタル・アメリア双方に命じ、戦争終結の一助を成す。

その後は他のメガファウナクルー達と共にクレッセント・シップに乗り込み、世界一周の旅へ出た。


余談

当初の予定では、乗機はGアルケインではなく、赤色に塗装されたモンテーロの予定だった。

だが監督を務めた富野由悠季の「ガンダムタイプのMSがもう1機欲しい」という意向により予定が変更され、Gアルケインへ改められた経緯がある。

また、初期設定ではベルリとは瓜二つの双子という形で容姿が設定されていたが、企画の進行と同時に設定が変遷していき、「Gのレコンギスタ」の原案となった「はじめたいキャピタルGの物語」に於いては体格の良い女性として描かれ、その後今の容姿に落ち着いている。


関連イラスト


アイーダ

G-アルケイン


関連項目

Gのレコンギスタ

ベルリ・ゼナム クリム・ニック ノレド・ナグ ラライヤ・マンディ

G-セルフ G-アルケイン

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