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胡座の編集履歴

2015-05-01 19:49:00 バージョン

胡座

あぐら

人体工学的に、よっぽど正しい座り方。

あぐらの漢字表記。胡坐とも書くが、常用漢字であるこちらが一般的。


概要

インドの都市「アグラ」が語源という俗説は誤り。

「あ=足」「くら=座」から来ており、この「くら」とは「(まくら)」と同じで、貴人のために設けられた高い場所を意味する。

古くは貴族が使用する腰掛などが「あぐら」と呼ばれていた事から転じた。


今日、正座が正式な座り方とされており、足に負担を強いる事の無い胡坐は「胡座をかく=何の努力もしないこ」等のマイナスな意味で使われる事もある……


だが、しかし…

正座とは本来、女性が色々マズイ場所着物隙間から見える事を防ぐための座り方であり、男性が用いる座り方では無かったのだが…江戸期に茶道の普及とともに、正座が幅を利かせてしまった。

それ以前は、男性の正式な座り方は胡座であり…常に臨戦態勢であった頃の真の武士は、茶室の様な非日常空間以外では正座なんかしない!…のである。


正座の様な人体工学的に大きな問題が有る座り方を普及させてしまった事は、栄養学的に最高の茶葉の摂取法である「抹茶」を日常から遠ざけた事とともに…茶道の大きな原罪であると言えよう…!


最後に…イスラム圏においては足の裏を見せる事が失礼になる国も多いので、間違っても正座が万国共通などと思ってはいけない!!


関連タグ

あぐら 胡坐 正座

戦国時代 茶道 茶室 抹茶

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