概要
1997年12月1日開局。テレビ東京の傘下であり、2013年12月時点での社長は、テレビ東京からの出向者。
キャッチコピーの「ワンランク上のアニメ専門チャンネル」からもわかるように、クオリティの高い作品や編成を行っている。
親会社であるテレビ東京に広報番組「あにむす!」を2013年10月から供給している。なお、該当番組は、2013年1月から7月にかけて、番組改変期特番として3度放送されたことがあるほか、テレビ北海道やテレビせとうちでも放送されている。
視聴料金は月額1800円(税抜)と高めだが、これは著作権料の都合もある他、外部からのCMの放送がほとんど無いのでそこからの収入が望めないこと、実はアニメは実写と比べて衛星放送の周波数帯を喰うのでその分コストが高くついてしまうため、どうしてもそういう料金設定にしなければならないためである。
現状の課題
ただ、テレビ東京アニメのみならず、多くの深夜アニメ・独立局アニメ(UHFアニメ)のCSでの放送を引き受けているが故に、放送枠は常に逼迫している状況にある。
その為、一部作品の放映権を他のCS局に貸し出したり譲らざるをえない状況にある。特にテレビ東京アニメに関しては、『銀魂』や『夏目友人帳』シリーズが譲渡先であるキッズステーションやアニマックスのキラーコンテンツと化してしまっている(ちなみに『銀魂』はキッズステーション、『夏目友人帳』シリーズはアニマックス)。しかも、第2シリーズを放送している最中であるにもかかわらず、第1シリーズが他局で放送されてしまう、と言う不手際をやらかしてしまうことも稀によくある(例・『きんいろモザイク』。第2シリーズ放送期間中に第1シリーズが商売敵で放送を開始してしまった。しかも該当作品の製作委員会に参加しているにもかかわらず)。
加えて、TBSがCSチャンネルを2つから3つ(総合編成の「TBSチャンネル」を2つに増加)に増やした事で放送素材が不足気味になった事から、制作を直接手掛けたアニメをTBSチャンネル2か1に優先的に回す事態に陥っている。さらに日本テレビやフジテレビも、アニメ作品を関連CS局に優先的に回すようになってきているので、結果AT-Xにはなかなか回ってこなくなりつつある。特にフジのノイタミナ放送作に関しては一度も放送されたことがない。
さらに深夜アニメ・独立局アニメ(UHFアニメ)に関しても、BS11(ただし多くはこのAT-Xと並行して放送される)やアニマックスやキッズステーションでも放送される作品が増加気味となっており、今後の編成が不安視される。
ただし、キッズステーションやアニマックスで放送されていた作品が、ここに「栄転」することもある。また、TBSチャンネル1で垂れ流されたTBSの深夜アニメは、その後すぐここで放送される(が、これとて例外あり。しかも該当作品はTBSチャンネル1でも放送されていない)