概要
麦わらの一味の船医、「人間トナカイ」トニートニー・チョッパーが創り出した丸薬。
本来あまり戦闘向きとは言えないヒトヒトの実の能力を、自ら生まれ持ったトナカイの力と組み合わせて発展させるためにチョッパーが独学で創り出した薬であり、飴玉のような形をしている。これを服用することで、本来は「人(素体)」「獣人」「獣」の三つしかない動物(ゾオン)系悪魔の実による形態を7つまで増やすことが出来る。
ランブルボールは劇薬のため、コントロールして使いこなせるのは6時間に付き1回のみ。2回服用するとランダムにしか変身できなくなり、3回服用すると暴走し死の可能性すらある。
第1部におけるランブルボールの効用
- 頭脳強化(ブレインポイント):ゾオンにおける獣人型形態。いつものタヌキ型形態。ランブル服用後は相手の脆弱な部分を瞬時に見抜く医者としての力が上がる。
- 重量強化(ヘビーポイント):ゾオンにおける獣型形態。紛らわしいが、「素」の姿はトナカイであり、このゴリラ形態はあくまで変身後の姿である。
- 脚力強化(ウォークポイント):チョッパーの「素」の姿。どう見てもただのトナカイだが、ロブ・ルッチが言っていた通り「ゾオン系の悪魔の実は持ち主の身体能力を直接底上げする」ため、まだ若いチョッパーでも大人並みの体力を有する。
- 飛力強化(ジャンピングポイント):テナガザルに似た姿になりジャンプ力が上がる。
- 毛皮強化(ガードポイント):マリモのようなモフモフの体になり防御力が上がる。
- 腕力強化(アームポイント):上半身がムキムキになりパワーが上がる。
- 角強化(ホーンポイント):角が巨大化する。
第2部におけるランブルボールの効用
- 頭脳強化:変化なし。
- 重量強化:顔が横に平べったくなり余計人間離れした。しかし本人は「いいんだ、おれルフィの役に立つ怪物になりてぇ」とこの姿を誇りに思っている。
- 脚力強化:成長しただけで特に変化はない。
- 毛皮強化:体が何百倍ものサイズに巨大化するようになった。
- 角強化:従来の鹿男のような姿からよりタヌキに近くなり、巨大な角で地底を掘り進めるようになった。ルフィからは「クワガタに成れるのか!?」と勘違いされていた。
- 柔力強化(カンフーポイント):飛力と腕力を合成した全く新しい姿。デブになるが、動きが敏捷になり格闘技が得意になる。
- そしてあと一つは…。
暴走形態/怪物強化(モンスターポイント)
ランブルボールのムチャな服用により、悪魔の実の力が暴走した姿。
人ともトナカイともつかない巨大な姿になり、周囲の全てをその圧倒的なパワーで破壊しつくす。
第1部ではただの暴走形態だったが、第2部ではランブルボールの服用により自律した形態「怪物強化(モンスターポイント)」として自在に使いこなせるようになった(ただし、フランキーの人格が使用した際にはすぐに暴走していた)。
これに伴い、他の6形態は任意ですぐ変身できるようになった。初期設定では毛皮強化に使用しているシーンもあったものの、後付設定で「あれはランブルボールキャンディです」と強引にまとめられた。