曖昧さ回避
ケット・シー(Cait Sith)とは、
- アイルランドの伝説に登場する妖精猫のこと。
- TVゲーム『女神転生』シリーズに登場する悪魔。
- TVゲーム『ファイナルファンタジー7』に登場するキャラクター。
- MMORPG(オンラインゲーム)『ファイナルファンタジー11』の追加ディスク「アルタナの神兵」ミッションに登場するNPC。
- ゲーム『ぷよぷよ』シリーズの登場キャラクター → ふたごのケットシー
- 青の祓魔師に登場する猫に憑依した悪魔のこと。猫又と書いて、ケット・シーとルビがふられる。同作のケット・シーはクロ。
- 天野こずえの漫画『ARIA』に登場するキャラクター。
- 特撮「仮面ライダーウィザード」に登場するファントム(怪人)。 →ケットシー
- ブラウザゲーム「わグルま!」に登場する猫耳娘型のモンスター。 →わグルま!
伝説の生物
アイルランドの伝説に登場する妖精猫。ちなみにケットは猫、シーは妖精を意味する。
概要
一般的に見た目が猫であるが、2足歩行をして、人語を話す。性格も表現媒体にもより、
おどけた道化師のように振る舞う場合や、気品を感じさせる振る舞いをするものもいる。
犬ぐらいの大きさの黒猫の場合が多いが、虎猫、ぶち猫のものもいる。
『ファイナルファンタジー』シリーズ
プロフィール
年齢:4歳
出身地:不明
身長:100cm
声優:石川英郎
人物像
自称占いマシーンの黒猫のぬいぐるみ型ロボットで、普段はデブモーグリのぬいぐるみの上に乗っている。『FFVII AC』ではレッドXIIIに乗っている。
武器はメガホンだが実際に殴るわけではなく指令を行ってデブモーグリに攻撃させるため、メガホンの性能が良いほど攻撃力が上がる。
関西弁のような口調で話し、普段の態度から軽そうに見えるが、言葉の端々に誠実で良識的な性格が垣間見えている。
実は神羅カンパニーの都市開発部門総括であるリーブ・トゥエスティが「インスパイア」という無機質物質に命を吹き込んで操る特殊能力で遠隔操作を行っており、当初はスパイ目的としてクラウド達と行動を共にする。しかしリーブが神羅の幹部中数少ない良識かつ常識人であり、後にクラウド達の思想に共鳴した事によって神羅の情報をクラウド達に流す逆スパイとして活躍するようになる。
物語中盤の「古代種の神殿」のイベントで初号機が使用不能となったため、それ以降は2号機が行動している(性能等に違いは無い)。機体はこの2機の他にもたくさん存在しているようであるが詳細は不明。(スピンオフの「ダージュオブケルベロスファイナルファンタジーⅦ」では5号機と6号機が活躍しているため少なくとも6体は存在しているようだ。)
また、リーブはその気になれば二体同時操作もできるようで、クラウドたちに同行している初号機を操作しつつ、2号機で負傷したツォンを救出していたが、意識が削がれ時折片方が止まってしまうという欠点がある。
バレットとの関係
当初からバレットのやり方に疑問を感じており、終盤での「マリンが無事なら他の事は関係ない」という旨の発言に対して怒りを露にし、「壱番魔晄炉を爆破した時、どれだけの人間が犠牲になったと思っているのか」とバレットを非難した。
メガテンのケットシー
初出作品は「真・女神転生Ⅱ」。猫の妖精という出自に対し、シリーズを通して“魔獣”属の悪魔に分類されている。
『真・女神転生Ⅱ 悪魔大事典』等の解説において、フランス民話の「長靴をはいた猫」をケット・シーと結びつけている。そのため、赤い帽子、マント、長靴を身につけサーベルを持つ猫という、東映製作アニメ映画「長靴をはいた猫」のペロに近いデザインである(なお、長靴をはいた猫=ケット・シーの出典は不明)。
ARIAのケットシー
声優:丹沢晃之(ゲーム版のみ)
マンホーム(劇中の地球)のハイランド地方に昔から伝わる猫。アクア(劇中の火星)の全ての猫の王様。
主人公の水無灯里の2倍くらいの身長と体格がある。
伝説上の存在かと思われたが、灯里(アニメ版では一度だけだがアイも)が何度も遭遇している。
「ARIA」の中でも最も謎に満ちた登場人物で、詳しい事は原作やアニメなどでもはっきりと描写されていない。
ちなみに、サン・ミケーレ島の「漆黒の君」に連れ去られそうになった灯里を助けているため、灯里には何かしらの関心を持っている。
関連タグ一覧
<ファイナルファンタジー関連>
クラウド・ストライフ バレット・ウォーレス リーブ・トゥエスティ
<ARIA関連>