それは、不可視の王国。
概要
この記事は暗夜王国編・白夜王国編のネタバレがあります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
物語の舞台となる二大国家の裏に隠されていた幻の王国。
白夜と暗夜の国境にある無限峡谷の奥底に存在する世界である。
地下にある王国であるにも関わらず、その大陸はまるで重力に逆らったが如く浮遊している。
白夜にも暗夜にも付かない第3の道・「インビジブルキングダム」の舞台となる王国である。
(但し序盤は同士集めに奔走することになる為、本格的に舞台となるのは中盤以降)
また、ゲーム版のマイキャッスル検索においても「透魔」と表記される事から、インビジブルキングダムの通称として使われることも多い。
ヒロインであるアクア(と母親であるシェンメイ)・ミコトはこの透魔王国の出身である。つまり主人公もまた、この透魔王国の出身と言う事になる。
現在の国王は透魔竜・ハイドラ。
元は平和で豊かな国だったのだが、ハイドラの手によりアクアの父親である前国王が殺され、国は荒れ実質滅んでいるも同然の状態になってしまっている。
ハイドラには人の心を操り、死した者をも動かす事ができる能力がある。
その力によって死んだはずのガロンを生ける屍と化した状態で操っている。透魔王国の兵は透明な姿に特殊なオーラを纏っており、普通は視認することが出来ない。そのため透魔兵が起こした騒動を敵国の仕業と誤解させることで、白夜・暗夜間の戦争を激化させ、いずれは3国の全て、しいては世界そのものを破滅させようとしている。
白夜・暗夜両方にその存在が認知されていない。いや、できない。
理由としては、透魔王国の存在を知った人間がその存在を誰かに伝えると、その人間は呪いにより全身が水の泡と化して消えてしまうからである。
ガロンの後妻であったシェンメイはガロンに透魔王国の真実を伝えたが為に消滅しており、その妹であり白夜王スメラギの後妻となったミコトも真実を告げられずにいた。
また、主人公もアクアの導きによって透魔王国の存在を知った為、結果透魔王国の侵攻を止める為の同士を集めるのに難儀してしまう事になる。