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コロラド級の編集履歴

2015-08-03 01:21:22 バージョン

コロラド級

ころらどきゅう

アメリカ海軍の戦艦。

概要

アメリカ海軍戦艦の艦級の1つ。

本級は仮想敵国・日本の16インチ級戦艦・長門型整備に際して、テネシー級の砲装を強化したものであり、長門級に比して速力は劣るも、攻防力は同等以上の優秀艦であった。

当時世界最強といわれた戦艦群「ビッグ7」の一員であり、アメリカ海軍においては、従来の戦艦より際立って強力な艦であるとして、前級のテネシー級とあわせて「ビッグ5」とも呼ばれていた。

本級の設計は主砲装を除いてテネシー級とほぼ同一なので、そちらの記事もあわせて参照していただきたい。

武装

主砲

本級は主砲として16インチ45口径砲を装備する。

前述の通り、これは日本海軍が40センチ砲を装備する長門型戦艦を建造するのに対抗し、14インチ三連装砲装備であったところを16インチ連装砲に取り替えたものである。

三連装砲から連装砲に換装されたことで門数は大幅に減少したが、弾重量増大のため投射火力に遜色はなく、むしろ散布界に優れる本砲は、海軍休日時代における米戦艦最有力の砲装であった。

副武装

本級の就役時の副武装はテネシー級と同等のものが装備され、海軍休日時代に施された整備に関しても概ね同様であるため、それらの記述は省略する。

真珠湾攻撃で着底するほどの甚大な被害を受けたウェストバージニアには徹底した近代化改装が実施されることになり、既存の副武装は全廃されて、38口径5インチ両用砲や40㎜機銃、20㎜機銃を装備した。

一方で、損害が軽微だったメリーランド、また本土に回航中で被害を免れたコロラドは、小規模な改装を受けるにとどまった。具体的には高角砲のシールド化と対空機銃の増設で、5インチ両用砲の装備は1945年になってようやくメリーランド1隻にのみ施された。

観測装備

本級は主砲塔と艦橋に測距儀を装備し、前後マスト上に密閉式の見張り所と射撃方位盤を設置した。

真珠湾攻撃後には対空捜索レーダー・SKやMk.3射撃管制レーダーが装備され、Mk.37射撃方位盤にMk.4射撃管制レーダーを搭載した。
1944年には対水上捜索レーダー・SGやMk.8射撃管制レーダー搭載のMk.34射撃方位盤が搭載され、
メリーランドは1945年に高度測定レーダー・SPを装備した。

艦歴

本級は就役以降、戦闘艦隊に所属し、1941年には太平洋艦隊所属となった。

1941年に太平洋戦争が始まると、真珠湾攻撃にてメリーランドは損傷し、ウェストバージニアは大破する。この時、コロラドはオーバーホールのために米本土に回航されていた。

その後、ウェストバージニアを含む戦艦群の復旧作業が続く間、損傷が軽微であったメリーランドはコロラドに準じた改装を受けて戦列に復帰し、太平洋にて主に艦砲射撃任務に従事する。

1944年にはウェストバージニアが復帰。同年、レイテ沖海戦が生起すると、メリーランド、ウェストバージニアはスリガオ海峡海戦に参加、日本艦隊を撃破する。この際ウェストバージニアは戦艦山城に命中弾を与えたとされる。

その後は沖縄戦や日本本土攻撃に従事し、終戦を迎える。

復員作業に従事した後は不活性化され、1947年には全艦退役。1959年に除籍された。

同型艦

  • USS Colorado BB-45
  • USS Washington BB-47
  • USS Maryland BB-46
  • USS West Virginia BB-48


ワシントンは1922年に建造中止となり、1924年に実艦的として海没処分された。

参考イラスト

偉大なる合衆国海軍


アメリカの超弩級戦艦たち

関連タグ

アメリカ海軍 戦艦 ビッグ7 前級テネシー級 次級ノースカロライナ級
紺碧の艦隊:「メリーランド」「ウェストバージニア」が開戦早々日本海軍に鹵獲され、航空爆撃戦艦「米利蘭土」「西処女阿」に魔改造されている。