古くはアオシマオリジナル合体ロボットアトランジャーをはじめ、
艦橋がロボットの上半身というぶっ飛んだ発想の合体巨艦ヤマト、
合体戦艦や合体空母でお馴染みのレッドホーク艦隊シリーズなど
微妙に胡散臭いロボットプラモで有名。
特に「合体」は同社が登録商標しているだけあって異常なまでのこだわりを見せており、
名車ポルシェやカウンタックを容赦無くぶつ切りにしては合体スーパーマシンにしたりと
「遊べるプラモデル」「おバカプラモデル」を作らせれば右に出るものはいないメーカーである。
これは同社の「創造のプラモデル」という精密さより、遊ぶ楽しさを主眼に置いた製品開発の表れともいえる。
乗用車やトラック・バイクや、軍用艦の模型のウォーターラインシリーズなどのスケールモデル、『スーパーロボット マッハバロン』、『電人ザボーガー』、『鋼鉄ジーグ』、『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』、『伝説巨神イデオン』、『無敵ロボトライダーG7』、『最強ロボ ダイオージャ』、『魔境伝説アクロバンチ』、『亜空大作戦スラングル』、『西部警察』、『ゴリラ・警視庁捜査第8班』等のTV作品のプラモデルも多数発売しており、特にデコトラシリーズなどは根強い人気がある。
金型を流用して頭文字D等の漫画やドラマ作品に登場する車やバイクのキット発売も行っている。
また小惑星探査機「はやぶさ」のキットは発売と同時に売り切れが続出する異例の大ヒット商品になった。
製品の質自体はスケールモデルを扱う他社に比べて劣る評価を受ける事もあったが、近年では他社製品に引けを取らない品質を確立し高評価を受けている。
特にはやぶさと同時期に出た新規設計のスーパーカーシリーズは高価な分、品質も高い。
どうやったのか聞きたくなるほどであり、それもあって売り上げは上々らしく2015年現在まで安定して新作が出ている。
第一陣であるカウンタックに至っては、まずはLP400から出すという親切仕様である(実車の弾数同様、国内ではLP400のキットは意外と少ない)。
しかし普通のプラモデルメーカーになったのかと思えばそうでは無いらしく、
- 版権萌えキャラがデカデカと描かれた所謂「痛車」を商標登録してプラモをいち早く発売したり(しかも某ブラウザゲームの新実装キャラを先行公開して見せたり)
- 海上自衛隊艦艇関連キットのおまけが突き抜けている。曰く、ミサイル艇には某国不審船や人工衛星ロケットと称する弾道ミサイルを、ひゅうがには搭載されていないはずのF-35や「離島防衛作戦」と銘打ってのV-22を、そしてそのパッケージの背景には尖閣諸島と撃破されたと覚しき黒煙を吹き上げる遼寧らしい艦艇が描かれ、いせにはF-35のみならずハリアーまで付けてそれらを運用する軽空母の如きパッケージイラストを採用する(架空設定という但し書き付き)というノリの良さである。
- 漁船のキットを1/64で発売したり
など突飛な商品展開には未だに定評があり他社とは一線を画する我が道を行くメーカーである。某紙の付録となった「中華キャノン」はつとに有名。
なお、タグとしてはアオシマが主流。
関連タグ
アオシマ 模型 プラモデル アトランジャー 合体巨艦ヤマト 痛車
CLANNAD 涼宮ハルヒの憂鬱 灼眼のシャナ 夜明け前より瑠璃色な らき☆すた けいおん! ゲッPーX 不夜城レッド 艦隊これくしょん