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利根の編集履歴

2015-08-12 01:30:49 バージョン

利根

とね

利根川に由来する日本海軍の重巡洋艦、あるいはそれをモチーフとした「艦隊これくしょん」登場キャラクター。本記事では主に後者を扱う。

図鑑データ

艦名利根
図鑑No63
艦級利根型1番艦
艦種重巡洋艦
CV井口裕香
絵師bob

「吾輩が利根である!

吾輩が艦隊に加わる以上、もう、索敵の心配はないぞ!」


概要、出陣だな!

姉妹艦の筑摩とは竣工が半年違いの『少しお姉さん』。


水上機による索敵を重視した艦だけあり、索敵能力は重巡の中ではかなり高い。

また、対空能力も摩耶に次ぐ高さを持つ。

一方、火力の面では高雄型妙高型にほんの少し遅れを取る部分がある。

…だが、2013年(平成25年)10月16日のアップデートでネックだった火力が大幅に底上げされ、妹の筑摩と共に重巡中最高クラスの実力を持つまでに強化された。

(それでもまだ火力は高雄型・妙高型に負けているが差は僅か1、他のステータスは軒並み勝っている)


一応終戦まで生き残った艦なのだが、同じくで大破着底して戦後に解体された仲間である榛名伊勢日向、そして(もっと酷い状態だったはずの)青葉と異なり、の数値は並。


バカな!カタパルトが不調だと!?

なお、砲撃フェイズに「バカな!カタパルトが不調だと?」という叫びが聞こえるが、システム上、砲撃フェイズ中に利根型が搭載できる艦載機を飛ばす機会はないので、本当にカタパルトが不調だったとしても実際には問題はなかった。(過去形、後述/ミッドウェー海戦においてカタパルト不調で偵察機発艦が大きく遅れてしまったという逸話にちなむ。/利根型をはじめ通常の重巡艦娘が搭載できるのは水上機のみで、空母のような本格的な航空攻撃を行う事はない)

前述の通り、似たような終戦を迎えた艦の中で運が低いのは、この辺りのエピソードを拾ったものかもしれない。


・・・・・・と思いきや、2014年(平成26年)4月のアップデートにて砲撃フェイズで観測機(偵察機)の搭載によって強化攻撃「弾着観測(修正)射撃」が可能という仕様が実装されてしまったため、カタパルトが不調のままではいろいろ不味い事になってしまった。

大丈夫か利根・・・。


改二

利根改二

2014年(平成25年)4月23日、春イベントの開始とともに改二が実装、航空巡洋艦化した。なお実装当初は件のセリフはそのまま、本当に大丈夫か利根!

しかし2014年(平成25年)8月8日のアップデートで改二の方はカタパルトが直ったもよう。やったぞ!

ちなみに、カタパルトネタはメディアミックスでもしばしば拾われている。


利根のイラストレーター、bob氏と利根

彼女のイラストを担当したbob氏は、2013年(平成25年)秋のイベント海域(E-4)でダメコンを装備し忘れている事に気付かずに大破進撃を行い、利根を轟沈させてしまい本気で泣いたというエピソードがある。 →参考リンク

(その後、無事にサルベージ(再入手)できたとの事。慢心、ダメ、絶対。


その容姿もらったぁ!

bob氏がデザインを手掛けた艦娘全般にも言える事だが、氏のタッチとして頭身が非常に高く、また胸をあまり強調して描かないため、背丈や胸の扱いについて二次創作者の判断が分かれている。

しかも利根は胸を張ったポーズのため更に凹凸が判別し辛く、更に前述の通り容姿、言動が幼い事からロリキャラRJ並みの貧乳に描かれている事もある。

しかし、一人称が『吾輩』といった古風な喋り方や高い頭身、更には重巡洋艦≒巨乳という図式(ってかこれはほぼ全部高雄型4鈴谷のせいだが)から巨乳やお姉さんキャラとして描かれる場合もある。

もっとも、同じイラストレーター・同型艦である筑摩の場合は、彼女の方が利根より(bob氏曰く「いろいろと」)大きいのは明らかなため、巨乳艦として描写する二次作家でも利根の胸を筑摩より大きく描く事は稀である。


お約束とも言える提督のセクハラも意に介する節が無く、中破に際しても(他の艦娘も大体そうだが)勇敢に立ち向かっていくようなセリフを持っており、色気が無い勢とされることもある。


とはいえ、それなりの恥じらいもあり、中破イラストでは破れかかった胸元とスカートの裾を押さえている。


ふむ、そうだ。小まめな性格が勝利をもたらすのじゃ!

まず時代掛かった古風な口調が最大の特徴。

一人称が「吾輩」なのじゃロリ亜種。

明るくあっけらかんとした豪放さと同時に、どこか子供っぽく無邪気な一面を共有させている。決してキャラづくりではなく徹頭徹尾これなので、個性的な重巡洋艦娘たちの中でも際立った個性を放っている。

年の近い姉妹にありがちなお姉さん風全開な様子は、容姿と相俟って幼さに拍車をかける。

提督に対してもお姉さんぶっているのか、つつくと兵站や準備の大切さについて説明してくれる。筑摩の台詞を見るに、妹からは割と真面目に尊敬されているようだ。

中破状態で入渠すると不貞腐れて寝る。


姉として筑摩に対抗心を燃やす、ちょっと大人げない面が目立つが、筑摩の方はシスコンと言えるほど利根を慕っているため、姉妹関係は円満な模様。……というか、筑摩の方が積極的に利根の世話を焼いているため、姉妹関係的にはココココに近い。


2015年6月26日の更新で初夏限定ボイスが実装された……のだが――

アイスぅ・・・ラムネぇ・・・

「あぁ~…暑くなってきたのじゃ~…暑いのは苦手じゃ…

 筑摩ぁー…ちくまぁ~~!!  …アイス…ラムネぇ…」

ご覧の有様だよ!!


二次創作では、古風で豪快な面から提督や同僚の艦娘の相談役になったり、ピンチになって筑摩に泣きつく“残念なお姉ちゃん”としてイジられたりするパターンが多い。

特に筑摩に泣きつくパターンで、提督からのイジリやセクハラに「筑摩ッ、ぢぐま~~っ!!」等々叫びながらギャン泣きさせられるのは、既に鉄板ネタとして浸透しつつある……。やり過ぎると筑摩さんが怖いのでほどほどに。



関わりの深い艦


メディアミックス

  • アニメ版

吹雪の指導役として登場した他、第11話では赤城の随伴艦として出撃。

台詞も多く、比較的大きな扱いを受けている。

なおカタパルト不調で索敵機は飛ばせていない。

  • 「いつか静かな海で」

飛龍・蒼龍の随伴艦として登場。

やはりカタパルトは不調だが妖精さんの奮闘により無事発艦は完了した。

  • 「止まり木の鎮守府」

第3話メインキャラ級の扱いで筑摩とともに登場。

クィーンサイズのベッドに筑摩と2人で寝るなど『とねちく』が強調されている。

カタパルトネタは解説漫画で『発艦遅れのため別ルートを飛行したところ、敵空母の発見につながった』という別説とともに触れられている。

筑摩との関係は基本的にはゲームと同じなのだが、なんと筑摩が取っていたアイスを勝手に食べて「振り返ると吾輩が死ぬ!」と慄くほど怒らせてしまった事がある

やっぱりカタパルトが不調で第3砲塔が不調な陸奥と共に明石に相談に行った事も。


余談

  • ローマ字表記では「Tone」なので、「トーン(Tone)」と艦名を間違われた事がある。逆に「tone」をトネと読みつつ英語として意味を持つことを意識していたとされる例としては、同じく利根川を由来とする工具ブランドのTONEがある。
  • 重巡利根はカプコンシューティングゲーム1943』の1面ボスも務めている。『1943』では他の日本軍の艦もボスとして沈められるのだが、利根は1面ボスという事もあってしばしばそのネタでいじられている。
  • 艦娘の利根はフランチェスカ・ルッキーニに似ていると言われる事もあるらしい。(ツインテと濃い目の肌色くらいしか共通点がなく、同じく似ていると言われている艦娘に某長良型軽巡もいるが・・・まぁよくあることである。)

なっ、関連イラストだと?

とねたん利根

センシティブな作品


関連タグが来ているぞ。確認せんのか?

艦隊これくしょん 艦娘 重巡洋艦娘

利根改二 筑摩 とねちく・・・妹とのコンビタグ

日本海軍 重巡洋艦 航空巡洋艦 利根川 初春(艦隊これくしょん)・・・同じくのじゃロリ


史実

重巡洋艦「利根」

日本海軍重巡洋艦で、利根型重巡洋艦の1番艦。艦名は二等巡洋艦の命名慣例に従って、関東地方を流れる利根川にちなんで名づけられた。

この名を持つ日本海軍の艦船としては2隻目。

艦前部に主砲塔4基を集中し、後部を飛行機発進甲板・水上偵察機待機所とした、第二次世界大戦当時としては珍しい艦型である。

航空巡洋艦として、艦隊の索敵を担当した。


重巡洋艦であるにも関わらず、河川名が付けられた理由は最上型重巡洋艦(当初は軽巡洋艦であり、改装後も書類上は二等巡洋艦)5番艦として計画されたためである。

後に再設計により重巡洋艦(書類上は二等巡洋艦)となるが、艦名はそのまま使用された。

最初の計画では、最上型と同じ15.5cm砲を装備するいわゆる条約型として昭和5年12月1日に起工した。

諸外国に通知した時の数値は、基準排水量8,636トン、水線全長187.21mである。

しかし、友鶴事件第四艦隊事件での教訓によって計画を変更した。

20.3cm主砲2連装4基8門を艦首に集中配置する事によって艦尾を空け、水上偵察機搭載能力を増した独特のシルエットを持つ1万t級の重巡洋艦として就役する。

伊吹型重巡洋艦「伊吹」が未完成に終わったため、「利根」と「筑摩」は日本海軍が完成させた最後の重巡洋艦となった(なお、「伊吹」は建造途中で軽空母に変更されたので、例え完成したとしても「利根」と「筑摩」が日本海軍最後の重巡洋艦である事に変わりは無い)。


wikipediaより


なお、主砲を前甲板に“俵積み”様に積み上げ、しかも第3,4砲塔が後方(艦橋)を向いているという「そんな装備(法)で大丈夫か?」な配置をしているが、砲弾の相互干渉による初期の不具合を解消した後は「大丈夫だ、(全く)問題ない」だったという。

主砲の門数こそやや劣ったものの、最初から20.3cm砲を搭載し、友鶴・第四艦隊事件の教訓を建造時から採り入れた無理のない設計・構造、主砲の爆風の懸念なく多数の搭載機を運用できる長所など、日本重巡の一つの完成形と言える艦である。


真珠湾攻撃ミッドウェー海戦第二次ソロモン海戦南太平洋海戦マリアナ沖海戦など数々の海戦に参加したが、呉軍港空襲によって大破・着底。

48年、不足解消のために引き揚げられ、解体された。

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