概要
神聖ブリタニア帝国の量産型KMF。
第4世代に分類され、世界で初めて実践投入されたナイトメアでもある。
第二次太平洋戦争或いは極東事変とも呼ばれるブリタニアによる日本攻撃で初陣を飾り、その能力によりナイトメアフレームという兵器の有用性を知らしめた。
しかし、作中の主な舞台である皇暦2017年はそれから7年ほど経過している為、改良型のサザーランドが多く配備され既に旧式扱いされており、一部はスペックダウンさせた上で「ナイトポリス」として民間警察に払い下げられている。
もっとも、旧式ゆえに他の機体に比べ管理が甘い事から一部のブリタニア高官が横流ししており、そうした機体がマフィアやテロ支援組織を通じて反帝国グループに流れている。
また、エリア11(日本)では本機をコピーした無頼が出回っている。
頭部に高感度カメラ「ファクトスフィア」、両肩にワイヤーアクションも可能な「スラッシュハーケン」を内蔵し、脚部に多少の荒地も走破する「ランドスピナー」を装着、遠距離攻撃用に「アサルトライフル」を装備している。
これらの装備は以降のブリタニア製ナイトメアに引き継がれる基本スタイルであるが、対ナイトメア戦を想定した設計がされていないことから、近接戦闘は不向きである。
カレン曰く、初期型は熱が篭りやすくかなり居住性が悪かったらしい。生産数が多いことから、旧式ながら最新鋭機からのフィードバックも繰り返されており、初期型と比べて性能は向上している。
コードギアス双貌のオズ SIDE:オルフェウスでは、主人公の相棒・ズィーの愛機と主人公オルフェウス・ジヴォンの代用機として登場。
いずれも魔改造レベルの改造が施されており、サザーランドにも引けを取らない性能を持っている。
特にオルフェウスの機体はミンチメーカーと呼ばれるガトリングガンとドリルを組み合わせた装備を有する。
標準色は茶色だが、紅月カレンの機体は赤、オルフェウスの機体は白い塗装が施されている。