概要
1905年4月2日に瀬戸電気鉄道の路線として開業した。
その後、戦時中に陸上交通事業調整法の制定や行政指導もあって、名岐鉄道と愛知電気鉄道の合併による1935年に名古屋鉄道の誕生を機に、1939年、瀬戸電気鉄道は名古屋鉄道と合併し、同社の瀬戸線となった。
戦後、陸上交通事業調整法廃止後も名鉄の一員として歩み始めた瀬戸線は本線から転属旧型車などが走り、古い電車好きのファンの方々のたまり場になったが、1500V昇圧で3700系や6600系を投入、そして名鉄最後の吊り掛け駆動車両6750系などの登場などもあり、鉄道業界ではかなり有名な路線と言える。
そして2014年4月には車両がステンレス車の4000系に統一され、名鉄伝統のスカーレット一色の車両はすべて姿を消した。
このまま4000系の天下だと思われたのだが、名鉄の2015年度以降の事業計画において高架工事の運用増のために名古屋本線等で活躍されている3300系1編成を瀬戸線にも新造して投入される事が決定された為、4000系の天下も僅か1年弱で終了する事となった。再び4000系天下になるのは工事終了後の3300系転属後か・・・。