ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ブラック本丸の編集履歴

2015-08-30 17:22:53 バージョン

ブラック本丸

ぶらっくほんまる

刀剣男士を省みない本丸。その過酷さは時として現実を超える。

概要

 歴史修正主義者と昼夜を問わず、戦い続ける刀剣男士たち。

 切った張ったがの本懐。

 ……と言ってしまえばそれまでだが、絶えず命のやり取りを伴う任務はやはり過酷だ。

 如何な付喪神と言えど攻撃を受ければ怪我もするし、戦いが長引けば疲れもたまる。

 (定期的に誉を取り続けることで出陣と疲労抜きを両立することができるが)

 大抵の審神者であったら、そんな彼らをすかさず労うだろう。

 打粉でぽんぽんしたりほのぼの癒したり(むしろこちらが癒されるが)するのも一興である。


 しかし現実は甘くなかった……


 界隈では、真剣必殺グラフィックないしは破壊ボイス回収のための中傷・重傷での進軍が多発。

 傷を癒す間もなく戦場へ駆り出され、引きどころを誤りそのまま破壊されてしまう刀剣も多い。

 またこんな刀あんな刀を手に入れんがため、いわゆる5-3、5-4周回を繰り返し、気がついたら一本いなくなっていた……という事態まで。

 最近では検非違使の出現によりレベルや装備不足のため簡単に中傷・重傷になり、気づいたら手持ちの手伝い札がなくなって負傷者の手入れ時間だけで1日経過していたり怪我をしても直す資材が足りなくなる、戦力を上げようにも遭遇するたびに負傷してレベル上げができないという事態もでるようになった。

 カンストすればいいというわけではないのだ。

 最新のステージである6面では、馬無効・脇差以下が大幅に強化されたかわりに、太刀以上が敵短刀の刀装をほとんど削れなくなるくらいの大幅な弱体化・検非違使の約2倍のダメージを与えてくる上に誰よりも早く先制攻撃をしてくる高速槍の実装により、カンストや全員に金装備をしていても中傷・重傷になりやすくなった。

 特にスロットが1しかない短刀は犠牲になりやすい。気をつけよう。

 慢心、ダメ、絶対

 最近では検非違使を効率よく狩るために、弱体化するレベル30未満を超えたら刀解する前提で刀剣男士たちを育成する人もいる。


転じて二次創作での扱い

 当初は上記のように手入れを怠る、無謀な出撃を繰り返すことに関してブラック本丸と

 呼ばれていたが、二次創作によって別の意味が加えられることになっていった。

 例としては

・刀剣男士たちへの身体的・精神的暴力

・見目の良さ故に審神者が夜伽を命じる

・一振りの刀を手に入れるため、古参・新参関係なく刀解

などの様々な脚色が加えられることが多くなり、現在では一口にブラック本丸と言われても、それだけでは、タグでブラック本丸と書かれていてもどんなブラック本丸なのか分からなくなってしまっっている。

 どれをとってもブラック企業も真っ青な勤務待遇であるではあるのだが、刀剣男士達をこき使って重労働させているからブラック本丸なのか、刀剣男士達にエロいことしてるからブラック本丸なのか、グロテスクなことをしているからブラック本丸なのか、判別できない。

 なので、キャプションや前書きでどういった傾向の作品であるか説明すると親切である。


 なお、「ブラック本丸」という用語の元ネタは、同システムの先輩ゲームである『艦隊これくしょん』のブラック鎮守府である(さらにその元ネタは「ブラック企業」)。


派生

 審神者以外がブラックだったり、かつてブラック本丸だった本丸をあれこれしたりするネタ。

 「ブラック本丸」は、主人公の審神者自身が現在進行形で刀剣男士たちに過剰な出撃を強いたり肉体的・精神的な虐待を行うネタを指す為、ブラックな審神者が現在進行形で登場しない場合はそういうネタを探す人への検索妨害になる事を避ける為にも、ブラック本丸タグは併用しない事を推奨する。

(キャプションに元ブラック本丸である旨を書くとキーワード検索で拾える為、同好の士が貴方の作品を探す時に便利なのでそちらは推奨される)

 それぞれの詳細は該当記事を参照。


引き継ぎ審神者

 他所の本丸を別の審神者が引き継ぐ話。

 昨今はこの系統のネタをブラック本丸タグで投稿する人が多く、問題となっている(詳細は後述)。

 新米審神者が前任者のせいでブラック化した本丸に赴任させられ、そこで人間不信に陥ったり性格が歪んだ刀剣男士たちに殺されかけたり相手にされなかったりといった試練を経ながらも対話を重ねるなどして信頼を勝ち得ていき、最終的に本丸を立て直す、といった展開のものが多い。


ブラック男士

 刀剣男士が審神者を問答無用でいじめ殺そうとしたり排除しようとするなど物語の中での敵ポジション化する話。

 昨今はこの系統のネタをブラック本丸タグで投稿する人が多く、問題となっている(詳細は後述)。


ブラック政府

 審神者の上司が過酷なノルマを課した結果本丸がブラック化する等の、政府がブラックな話。


とうらぶちゃんねる」形式

 ブラック本丸やその派生ネタでよく見かけられる形式。「刀剣乱舞」ジャンルにおける2ch風小説

 詳しくは該当記事を読んでほしいが、様々な経緯から、2ch風小説には反感を持たれやすい傾向が存在することは知っておいた方がよいだろう。

 (もちろん、ブラック本丸ものでないとうらぶちゃんねる形式の小説も、とうらぶちゃんねる形式でないブラック本丸ものも多数存在する)



棲み分け問題

 「ブラック本丸」とその派生ネタにまつわる利用者間のトラブルがすでに発生している(当項目及び下部の参照記事)。

 ブラック本丸ネタやその派生には、キャラクターや原作設定の改変、主人公の特別扱いなど、特殊嗜好に分類される要素が多く、拒否感を持つ人も数多く存在する。

 嗜好の違いによる悲しい出会いを招かないためにも、読み手がマイナス検索やタグを見ることで自衛できるよう書(描)き手側での対応が必要である。

 よくトラブルのもとになっている要素を以下に挙げる。書(描)き手はキャプションでの事前説明や棲み分けタグの徹底に細心の注意を払おう。

払っておけばトラブルは減らせるのである。


ブラック本丸ネタ自体の問題

 取り扱うネタの性質上、登場キャラが過酷な目に遇っている事が多い。

 その為、性描写があったり残酷描写があったり等、内容によっては投稿時にR-18やR-18Gタグを付けたり、閲覧制限を設けたりする事を求められるのだが、投稿者の中にはそれを怠り、全年齢でスプラッタな話や特殊嗜好の話を投稿する者が偶に見受けられ、問題となっている。

 また、登場人物が暴行される描写等がある作品はヘイト創作キャラヘイト等に分類される事もあるのだが、そちらのタグも付けられていない事があり、これも問題となっている。


引き継ぎ審神者の棲み分け問題

 原作ゲーム内には引き継ぎというもの自体が存在しない(他のプレイヤーのアカウントを引き継ぐこと自体がそもそも規約違反行為である。バレたらプレイデータどころかアカウント自体を消されかねない)。

 また刀剣男士の他人への譲渡も(ゲームの仕様的に)不可能であるため、他人の刀剣男士を奪うということもできない。

 なのに二次創作の都合のために原作の設定を改変している事に加え、話中にブラックな審神者が登場しないのにブラック本丸タグで投稿される事が多く、本来の意味でのブラック本丸ネタを探す時の検索妨害になるという理由から批判の対象になっている。

 ブラック本丸タグの代わりに引き継ぎ審神者タグを付ける事である程度の棲み分けが可能な為、引き継ぎ審神者ネタを探す人の為にもブラック本丸タグではなく、引き継ぎ審神者タグを付ける事を勧める(勿論、話中にブラックな審神者当人が登場する場合はブラック本丸タグの併用を勧める)。

 加えて、主人公の扱いによっても物議を醸している。

 ゲーム内では「審神者=プレイヤー」ということもあり、明確なキャラ立ては行われていない。作中世界でどのような形で審神者に任命されるのか、そもそも刀剣男士と一緒に本丸に住みこんでいるのかはもちろん、性別すらも定かではない。

 二次創作において、ゲームのプレイヤーの分身という扱いを超え、明確な「キャラクター」として主人公が描写された場合、それはしばしば「原作世界に対する異物である、書き手のオリジナルキャラクター」と解釈されがちである。

 このオリキャラ審神者が、

  • 異様に霊力が高い、歴史上の偉人の生まれ変わりであるなど、俺TUEEE系の特殊能力・設定を持っている
  • どういうわけか刀剣男士にやたらと愛されたり、逆にやたらと嫌われて悲劇のヒロイン状態である
  • このオリキャラ審神者に味方する刀剣男士は善側としてよい扱いを受けるが、そうでない刀剣男士はただの敵役・悪役扱いだったり、酷い時には「いつまでも主人公の魅力を理解しない愚か者」といった描写をされる(オリキャラage原作キャラsage描写

など、主人公に対する「書(描)き手からの特別扱い」が行き過ぎて(いわゆるメアリー・スー)、読み手に不快感を与えてしまうケースがある。

 悲劇のヒロイン物なら刀剣乱夢、俺TUEEE物なら創剣乱舞等のタグを刀剣乱舞タグの代わりに付ける事で主人公の扱いがどういったものであるか大まかながらも示す事が可能なので、それぞれのタグの記事を参照して作品に最適なタグを付ける事を勧める。


ブラック男士の棲み分け問題

 そもそも原作ゲーム「刀剣乱舞」では、刀剣男士が審神者に反逆する事は無い。

 そして刀剣男士はみな様々に個性豊かであるが、全員に熱心なファンが存在する、魅力的なキャラクターたちである。

 しかし、引き継ぎ審神者モノではしばしば、前任の審神者によって酷い目に遭い続けた結果、人間不信に陥ってしまったり、性格が著しく歪んでしまった刀剣男士が描写される。

  • 主人公に危害(斬り殺そうとする、殴る蹴るなど)を加える
  • 暴言を吐くなどして主人公を精神的に傷つける
  • 完全に人格が捻じ曲がっており、上記のような行いを恥とも思っていない etc…

 これはゲーム内の彼らの姿からはかけ離れたヘイト創作キャラヘイトといった物に分類されるという理由から棲み分けが必要な要素である上に、ブラック本丸タグで投稿された場合はそれに加えて審神者がブラックな話を求めて作品を読んだらブラックなのは刀剣男士で審神者は被害者だった、という求めるネタとは真逆のものに当たるというショックまで加わる。

 根本的な問題として、ブラック本丸タグは審神者がブラックなネタ用のタグであり、刀剣男士がブラックなネタは取り扱い範疇外である。

 であるが、ブラック本丸の影響によりブラック男士になった、という理由からブラック本丸タグを付けて投稿される事が多く、審神者がブラックな話を求める人への検索妨害となっている。

 ブラックな審神者のネタとブラックな男士のネタは腐向けでいう逆カプに相当すると思われる為、分離が必要と考えられている。


 また、ゲームで親しんだキャラクターが、変わり果てた性格になってしまっていることにショックを受ける人は多いことを心得よう。

 加えて、「キャラクターのイメージを著しく損なう二次創作」は原作(ニトロプラス)の著作物転載ガイドラインに抵触する可能性もある。


棲み分けを徹底しよう

 読みたい人が探せるよう、苦手な人が読まずに済むよう、きっちり棲み分けしましょう。

  • タグを付けたりキャプションや本文の1ページ目に注意書きを記載する。ネタバレよりもトラブルを恐れるべき。
  • ブラックな審神者が登場する→ブラック本丸タグを付ける
  • ブラックな刀剣男士が登場する→ブラック男士タグを付ける
  • ブラックだった本丸を引き継ぐ→引き継ぎ審神者タグを付ける
  • 文体がちゃんねる形式である→とうらぶちゃんねるタグを付ける
  • 女審神者創作審神者人外審神者嫌われ逆ハーレムなど、審神者のキャラ属性や作品傾向のタグも付ける
  • 登場キャラが暴力や罵倒をしたりされたりする等のヘイト描写がある→その旨をキャプションや前書きに記載したり、ヘイト創作タグやキャラヘイトタグを付ける
  • 作者が設定を考えたキャラ(審神者含む)による主人公視点で刀剣乱舞のキャラと交流する→刀剣乱夢タグや夢小説タグを付ける
  • 作者が設定を考えたキャラ(審神者含む)が作中で大暴れする→創剣乱舞タグや俺TUEEEタグを付ける
  • 刀剣男士や審神者(男)での恋愛描写や性的行為をしている、していた設定がある→刀剣乱腐タグか腐向けタグを付け、キャプションや前書きで対象のキャラ達をどちらが左か右かまでしっかり記載し、可能な限り刀剣乱舞タグは付けない。(女主人公と男士の恋愛話の場合は特に、恋愛対象の男に同性愛経験がある設定は地雷となる可能性が高い)
  • 作中で刀剣男士と審神者の恋愛や性的行為の描写がある→刀×主主×刀タグを付ける
  • 悪役敵役扱いだったり性格が極端に曲がった刀剣男士がいる場合、その刀剣男士のキャラ名はタグ付けしない(大抵の人は好きなキャラ名で検索するため。但し、前書きで○○が酷いです、等の注意書きをする事は読者に心の準備が出来る為むしろ推奨される)
  • 他の商業作品からキャラを持ってきている場合→クロスオーバータグと対象の作品名タグを付ける


参照記事

刀剣乱舞二次創作のマナー

ブラック本丸あるある

ブラック本丸関連の用語説明など

ブラック本丸と作者・読者・注意書きの手引き

ブラック本丸系作品投稿者様にお願いしたい事

【刀剣乱舞】ブラック本丸タグへの乗っ取り行為等に対する提案

ブラック本丸「私のタグがブラック男士ネタで埋め尽くされてた……」


関連タグ

刀剣乱舞 刀剣男士

関連項目

ブラック男士 ブラック政府 引き継ぎ審神者


二次創作 棲み分けタグ 感想タグ

未プレイ原作未プレイ) 特殊嗜好 キャラヘイト ヘイト創作 嫌われ

俺TUEEE メアリー・スー

2ch風小説 とうらぶちゃんねる


ブラック鎮守府……元ネタ

今日も本丸は平和です……ある種の対極にある本丸

冬木ちゃんねる 冬ちゃん派生作品……流れがこの時と一緒だと指摘する者が多数。


外部リンク

(要約版)pixiv冬木ちゃんねる騒動・モンスター投稿者とヘイト創作(誹謗中傷目的の二次創作)問題

ニトロプラス著作物転載ガイドライン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました